BACK 高板山
2007年11月2日
高板山から林道に下ったところで、ここからは奥神賀山を目指す。三叉路の左の道を行く。切り通しを抜けて、両側にススキが茂る真っ直ぐな道を登って行く。
峠が近づくと視界が広がって、行く手には笹原が広がる奥神賀山の山頂が見えてくる。そして振り返ると、さっき登った高板山が見えた。
豊永峠に着いたのは9時50分である。ちょうど30分の林道歩きであった。
峠の左に登山口があって、そこには「クマ出没 注意」の標識がたっていた。
広く切り払われた道を登って行くと10分ほどで道は緩やかになって、笹原の中に続く展望の道を行くようになった。
すぐに右奥神賀山山頂の標識があって、これにしたがって右の道に入る。ところが、これが笹薮に完全に覆い隠された道で、笹を掻き分けながら行かなければいけなかった。笹の広い斜面が広がっていて、薮こぎをしながら歩いて行く。
行く手にピークがあって、これが山頂だと思って登って行ったが、これはあっさり通過してしまった。
さらに進むと、笹薮の中に小さく切り開かれたところがあって、そこに奥神賀山の標識がたっていた、周りは笹薮の草原で山頂という感じではない。標識の横には笹に半分隠れた三角点があった。
ここからは素晴らしい展望が得られるはずなのだが、雲が多くて遠くの山々は見えない。すぐ隣に草原の広がる山が見えるが、これが土佐矢筈山のようである。
すぐに引き返した。広い道に戻って、さらに先に進むと石の鳥居があって、その奥に大きな岩と祠があった。「奥神賀様」というらしい。この祠に手を合わせてから、来た道を戻った。車の前に戻ったのは10時45分である。
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林道を行く

登山口

笹原の中を登って行く

奥神賀山への標識

奥神賀山山
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