2007年晩秋四国登山
やつらさん

標高 1312m
奥大野登山口→20分→アカマツ分岐→25分→鉄塔→50分→九藤中分岐→10分→八面神社→10分→八面山山頂→1:10→アカマツ→15分→奥大野登山口

私が登ったときはすばらしい紅葉で、楽しい登山ができた。この山でのビューポイントは九藤中分岐の手前にある展望所からの岩壁と、天然記念物のアカマツの巨木である。
右奥が八面山

BACK 塔ノ丸

2007年11月18日

今日は三つ目の山にも登る。八面山で、登山口までは
20kmほど走る。標高900mほどのところから登るので標高差は400mだけだなので、往復3時間40分である。
登山口までの道は細くて車とすれ違うのに苦労する。四国の山の中はこんな道が多いのだ。
天気は小雨になったが、登ろうと思っている。もうガスや食料がなくなっているので、買い出しのために早く街に下りたいと思っているのだ。それでも、明日の黒笠山と明後日の志津嶽を登らないと街には下れない。

国道からすごく細い道に入る。どんどん走って行くが、すごい山奥まで民家があるのには驚いてしまう。ほとんど車幅ギリギリの道を行くと樹林の中で行き止まりになった。そこが登山口だった。登山口には大きな四駆が停まっていたが、その横にぎりぎりで停めることができた。私の他にもこの山に登ろうとする人がいるのにはけっこう驚いてしまう。
登山準備をしていたら、その車の人が下山してきて、雨になったので神社から引き返してきたというう。でも、紅葉がきれいだったと言ってくれた。
雨具や座空カバーの完全武装で登り始めたのだが、ほとんど雨には会わなかった。
登山口から歩きはじめるとすぐに鉄の橋があって、これを渡ると行く手には荒れた沢があった。げっ、この沢を遡るのか…と思ったら、沢から右にターンして普通の山道を急登するのだった。よかった。
紅葉の潅木の中を行くとすぐに杉林の中に入ってしまった。ところが、この杉の下生えの木々が黄色く色づいていてすばらしくきれいなのだ。
鬱蒼とした林の中をゆくと天然記念物アカマツという標識があった。でも、これは帰りに寄ることにして、さらに登って行くと、すぐに分岐があった。左に斜めに登って行く。
植林の中を行くと指導標がたっていて、八面山まで1.44kmと書かれていた。まだ500mしか歩いていないのだ。
ここから少し行くと、送電線の鉄塔の下に着いた。この先も針葉樹と紅葉の樹林が混じる道を行く。急な尾根を登って、山の右斜面を行くようになったら、そこに山頂まで1.0kmの指導標があった。ここで半分来たことになる。
急斜面をジグザグに登って、ようやく尾根に出たと思ったら、ふたたび左斜面を行くようになる。でも、このあたりは紅葉がすばらしくきれいだった。
行く手に大きな岩があって、その横を登ると前方の視界が開けた。そこには絶壁が聳えてその右奥に八面山の山頂が見える。すばらしい眺めだ。八面山は絶壁をもつ山だったのだ。
なんかうれしくなって歩いて行くと、すぐに九藤中分岐であった。ここから山頂まで450m、もうすぐである。
きれいな紅葉を見ながら行くと、いつの間にか尾根の上をゆくようになって、すぐに鳥居が見えてきた。鳥居をくぐると境内広場があった。でも、正面にたつ社殿は普通の小屋のような建物だった。
その右に登山道がある。すごく急な登りで、木の根につかっまたりして登ると大きな岩があって、その下に祠がおかれていた。これが山頂かと思ったらこの左になお道があって、今度はこの岩を後側から登るのだ。岩場の登りである。でも、これは短くてすぐに頂稜に出る。痩せた尾根を少しだけ左に行くと山頂であった。
帰りは紅葉を眺めながらのんびり下った。この頃には天気が回復して、日の光で紅葉が輝いていた。
アカマツの分岐に着いたところで、その天然記念物を見に行った。私はアカマツの林があるのだと思っていたのだが、それはアカマツの巨木だった。すばらしい松であった。これは本当に一見の価値がある。何枚も写真を撮ってしまった。
登山口に戻ったのは1425分である。
今日は三つも山に登ったのだが、意外と早くすんでしまった。でも、疲れた。


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奥大野登山口


すぐに鉄の橋を渡る


山頂まで1.44kmの標識付近


鉄塔の下に着く


巨岩の左を登る


九藤中分岐


八面神社


八面山山頂






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