2007年晩秋四国登山
あかぼしやま

標高 1453m
中尾集会所→10分→登山口→20分→送電線鉄塔→20分→雑木林入り口→45分→1365mの肩→30分→赤星山山頂→15分→1365mの肩→30分→雑木林入り口→15分→送電線鉄塔→15分→登山口→5分→中尾集会所

赤星山は伊予小富士の名を持つ四国中央市を代表する山だという。でも、私が登ったときは雲に覆われていて何も見ることはできなかった。
赤星山山頂

BACK 西赤石山

2007年1111

法皇ダム湖のバス停の空き地に車を停めて泊まったのだが、6時に行動開始。曲がりくねった林道を7kmほど走らなければいけないのだ。登山口は中尾集会所にあるというのだが、気がつかずに通り過ぎて、林道終点まで行って引き返した。道から少し下がったところに駐車場があって、そこに建つ民家が集会所であった。これはちょっと気がつかない。
歩き始めたのは7時である。集会所から道路を横切って、畑の広がる急な斜面を登って行く。民家の横の細い石段を登るとさっきの林道終点である。ここにも駐車スペースがあるのだが、車回転のためのもので駐車禁止なのだ。
民家の横に水場があって、そこが登山口であった。
今日は午前中が曇りで午後からは晴れるらしいのだが、空には厚い雲がかかっている。
登山口から登り始めるとすぐに杉林の中に入る。鬱蒼とした森の中をジグザグに登って行く。登山道には四国電力の送電線保線のための標識がたっているのだが、それに「お気をつけて 赤星山行き」という指導標がつけられている。これに従って急な林の斜面を登って行く。杉林から抜け出して紅葉の中を行くと、送電線鉄塔がたっていた。この下をくぐって、再び杉林の中をひたすら登る。尾根の左斜面を登って行くのだが、このトラバース道は滑り落ちてしまいそうなくらいすごく細かった。この危なっかしい道をなんとか通過したら広葉樹林の中に入った。きれいな紅葉である。
色づいた林の中、尾根の左の斜面を歩いて行く。この道はそれなりに広くてしっかりしている。紅葉を眺めながら行くと、窪んだ山の斜面を登るようになる。しばらく急な登りが続き、傾斜が緩まると二重山稜のような窪みの中を行く。このあたりで雨が降り出した。午後からは晴れるはずなので、すぐに止むだろうと思って、雨具ではなく傘をさして登ることにした。すぐに止んだが、傘を手に持ったまま登ることになった。
クヌギなどの林の中を行くと、ターンして逆の方向に歩くようになった。すぐに再ターンするのかと思ったら、けっこうこれが長い。道を間違えたか…と思う頃にようやくターンして山頂方向に登るようになった。地図で確認すると1365mの肩が近いはずだが、目印のカラマツ林が現れない。おかしいなと思いながら歩いていて、ふと足元をみると道に積もっている落ち葉はカラマツであった。見上げると、霧に霞んでいるがカラマツの林である。
少しジグザグに登ると尾根に着いて、ここが1365mの肩のようである。ここからは痩せた尾根をアップダウンしながら登って行く。尾根道はシャクヤクの群落になっていた。春だったらさぞきれいなんだろうが…。
尾根にあるピークを左から捲いて急登すると、石の祠がたっていた。その祠に星のマークが刻まれていて、しかも赤く塗られていた。さすが赤星山にたつ祠である。
この先、尾根は広くなって、ロープで区切られた道を登って行く。なにかしら貴重植物の保護のためなのだろうか。
樹林から抜け出すと草原が広がっていた。霧でよく見えなかったのだが、すぐに山頂標識があった。ここの標識は変わっていて、逆三角形の大きなパネルに山名が書かれているのだ。その横には長津小学校の親子登山会の寄せ書きがたっていた。
三角点はこの少し先、豊受山方向をさす指導標の前にあった。
風が吹いていて、けっこう寒い。赤星山山頂からは二ツ岳から東赤石山に連なる山々を展望できるはずなのだが、深い霧でなにも見えない。がっかりである。

ポットのお湯で熱いコーヒーをつくって飲んだ。少し温まったが、景色が見えないのですぐに下山することにした。
下って行くと登山者に3組ほどすれ違った。今日は日曜日なのだ。
どんどん下って行き、鉄塔のあたりまで来ると空が明るくなって日が射した。やっぱりこれから天気が回復してゆくようだ。
車の前に戻ったのは105分である。


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集会所


畑の間を行く


登山道の指導標


鉄塔をくぐる


1365mの肩


赤星紋の祠


ロープが張られていた


赤星山山頂






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