日本二百名山.。
ゆふだけ

標高 4583m
東口登山口→45分→日向越え→45分→鎖場→35分→東峰・西峰分岐→10分→剣ノ峰→30分→東峰山頂→1:00→日向越え→25分→東口登山口

昔、この山に登ったときは正面登山道を登ったので、今回は反対側の東口から登ることにした。このルートはきつかった。山頂間近はすさまじい鎖場の連続で、由布岳は険しい岩山なのだと思い知らされた。
山麓から仰ぐ由布岳

 東登山口から日向越えへ 2000年1月正面登山道の記録


由布岳東口登山口


大きな井安房の間を通る


日向越えに着いた

BACK 湯布院観光

2011106

朝、目を覚ますと由布岳には雲がかかっていなくて素晴らしい天気である。ところが、今日は登山だ…と決心したとたんに、次第に雲が出てきて、どんよりとした雲におおわれてしまった。私は晴れ以外、山に登ろうとは思わないので、あきらめて湯布院の観光をすることにした。湯布院の文化財を見てまわったのだ。10時頃、温泉に入ろうと思って、湯布院温泉館にいったのだが、そこから由布岳を見上げたら雲がきれいに晴れていた。あわてて登山口に向かうことにした。
以前、由布岳に登ったときは正面の登山口からだったので、今回は東口登山口から登るのだ。登山口に着いたのは1130分であった。ずいぶん遅い出発になってしまったが、往復4時間10分なので、明るいうちには帰って来れるはずである。
登山道に入ったところにトイレと休憩の東屋があった。すぐに急な登りが始まるのかと思ったらそうではなくて、ほとんど平坦な道が続くのだ。鬱蒼とした樹林の中を緩やかに登って行く。20分ほど行くと、斜面に大きな岩があって、これを左に捲くと、杉林になった。道に沿ってロープが張られていて、これが登山道を明確にしてくれている。二つの大きな岩の間を抜けると傾斜はきつくなった。行く手の林の中に標識が見えてきたら、そこが日向越えであった。登山口から45分かかっていた。ここは日向岳と由布岳の鞍部なのだ。日向岳にも登りたいと思っているが、時間の余裕がないので、帰りの状況で判断しようと思う。



 日向越えから鎖場へ
日向越えから山頂を目指す


黄色い指導標があった


急登になった


ススキの向こうに岩峰


けっこうきつい登りになった。自然林の中を登って行くと、突然、タヌキとばったり会ってしまった。小熊じゃないかと思ってしまったが、間違いなくタヌキである。安心したのだが、物怖じしないタヌキで、しばらく私を見つめてしたが、ゆっくりと背中を向けて、ヨタヨタという感じで林の中に消えた。

日向越えから15分ほど登ったところに黄色い指導標がたっていて、標高1135mとかかれていた。日向越えが1085mだったから、まだ50mしか登っていないのだ。
由布岳というのは鋭い三角形の山なので、すさまじい急登の連続を覚悟していたのだが、そんなにきつくはない。山の急斜面を大きなジグザグで登って行くからなのだ。
日向越えから20分ほどのところには由布鶴見岳自然休養林の標識があって、そこには「この先、岩場や滑り易い箇所があるので十分注意」とかかれていた。なお、ここから山頂までは1時間30分だという。昔登ったときも岩場はあったがそんなにたいしたことはなかったので、あまり気にとめなかった。
傾斜が次第に増してきて、道には岩がゴロゴロするようになった。突然ロープが下がるガラガラの急登があった。短い梯子も二つ置かれていた。これが注意しなければいけない危険箇所かと思いながらこれを越える。このロープの下がる急登は長くて、しかも最後は岩場であった。登り切ったところで視界が開けて、下に湯布院の町並みが見えた。
でも、この先、再びロープの下がる岩場が待っていた。これもきつい登りの連続で、足がガクガクしてしまった。ようやく岩場が終わるとススキの茂る道になって、行く手にはすさまじい岩峰が見えた。これが由布岳山頂らしい。私の記憶の由布岳とはまったく違う険しい岩山である。もしかしたら、とんでもないコースを選んでしまったのではないかと思ってしまった。
振り返ると大きな山塊が見える。これが鶴見岳である。この山は日本三百名山に選ばれているのだが、ロープウェイが通じていて、おまけに山頂にはアンテナ塔がいくつもたっているのだ。私は三百名山にあげるほどの山だとは思えなかったのだが…でも、ここからの眺めはすばらしい。




 東峰分岐から剣ノ峰へ
二つの岩峰に向かって登る


最後はこれを登る


東峰・西峰の分岐


景色に満足しながら登って行くと、行く手には二つのすさまじい岩峰が聳えたっていて、登山道はその岩の間に向かって行くのだ。まさかこれを越えるのか…と思ったら、まさしくその通りで、絶壁に鎖が下がっていた。こんな垂直な岩壁を登れるのか…と思ったが、けっこう足ががかりはあって、なんとか越えることができた。

展望が開けて、大きく聳える岩峰が見えたが、すぐにまた樹林の中に入る。ロープが下がる急な登りで、すぐに岩溝をロープにすがって急登する。とんでもなく険しい登りである。東登山道は、昔登った正面コースとはまったく違うのだ。
岩溝を登りきると、展望が開けて断崖の縁に立つ。ここから先、岩場はなかった。灌木の間を急登するとT字路について、指導標には右が西峰、左が東峰となっていた。まず西峰に向かうことにした。ところがこれは間違っていたのだ。この指導標でいう西峰というのが山頂の火口縁を一周するコースのことだったのだ。
すぐに巨岩が登山道を塞いた。これをどうして通過したらいいんだと悩んでしまうのだが、なんとか踏み跡をたどって、巨岩を越えて行く。ロープなど一切なくて、すさまいい難路である。なんとか岩場を越えて、ピークに向かって登って行く。
ピークに着いてここが西峰と思ったのだが標識などまったくない。登山道はここから急下降して対岸の横に連なる峰に通じている。その山頂に指導標が見える。地図を確認して、これが西峰山頂であることに初めて気づいた。そして今いるのが剣ノ峰のようである。一周して西峰に行こうかと思ったが、ここからの下りはすさまじい岩場で、ゴジラの背びれのように岩峰がいくつも突き立っている。これは無理だ…と思って引き返すことにした。
分岐に戻って、東峰山頂を目指す。



 東峰山頂、日向岳に登って下山
布岳(東峰)山頂


日向越えから日向岳に向かう


日向岳山頂


登山口に戻った

東峰への登りも岩場の連続なのだが、分岐から10分ほどで東峰山頂に立つことができた。ここが由布岳山頂である。到着は時間は145分。ここまでまったく休憩せずに登ってきたので、長目の休憩を取ることにした。
けっこう風が強くて寒い。持ってきた軽量ダウンコートが役にたった。ポッドのお湯でコーヒーを作って飲んだ。寒いときは暖かい飲み物がなによりなのだ。

休憩しながら考えた。あのすさまじい岩場を下りたくない。いっそのことこれから東峰に登って、正面コースを下ろうか…。でももう14時半になっていて、時間がない。悩んでいたら、雲がわき上がってきて、西峰が見えなくなってしまった。こんな状況で西峰に登ってもしょうがないので、おとなしく来た道を引き返すことにした。
下りの岩場はすごく緊張させられたが、なんとか通過して、日向越えに戻ったのは1523分であった。これなら日向岳を往復できる。ここから山頂までは15分である。
樹林の中を緩やかに登って行く。登山道は落ち葉に隠れて、けっこうわかりにくい。すぐにピークに登り着いたが、まだ
5分もたっていないので山頂ではない。ここから一旦下らなければいけないのだった。
鞍部に着くと、正面には壁のような山が聳えたっている。すさまじい急登を覚悟したが、この急な斜面の左をトラバースするように斜めに登って行くのだった。
5分ほど登ったところで右にターンして、大きな岩が左に見えてくると山頂は近い。
山頂到着は1537分であった。日向岳展望台という標識が立っているのだが、樹林の中で展望はない。それでも、樹林越しに由布岳を見ることができた。
ここで少し休憩して、それから下山開始。
日向越に戻ったのは16時、さらに走るように下って行って、登山口に戻ったのは1621分であった。


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