BACK 双石山
2005年2月12日
いこいの広場の駐車場から少し行くと、右に登山道入り口がある。杉の林の中を登って行くのだが、すぐに照葉樹林の中を行くようになる。
たしかに南国の山という感じがして、東北の山を登るのとは樹林の感じが違うように思える。
50分ほど登ると、「山頂まであと1500m」という大きな看板がたっていた。これが指導標なのだが、形・大きさが看板以外の何ものでもない。登山道にはこれが500m毎に立っているのである。
山頂まで1000m、500mという看板を見ながら登って行く。展望はずうっと開けなくて、照葉樹林の中をひたすら登って行くのだ。
樹林がまばらになってくると、左にアンテナ群が見える。
山頂は近いと急な道を登って行くと、突然車道に出てしまった。山頂まではこの車道を歩くことになる。
山頂に着いたのは9時35分である。
鰐塚山の山頂にはどっかと無線中継所が立っていて、その傍にコンクリートで固められた三角点があった。ここは1等三角点の山なのだ。
山頂には車道も通じているのために、きれいなトイレも建っていた。
山頂からは南に連なる尾根の上のアンテナ群が見える。下から雲が湧き上がってきて、眺めとしては申し分ない。
私の持っているガイドブックには、北に連なる尾根を歩いて楠原に下るコースが書かれているのだが、それだと1時間ほど車道を歩いて車に戻ることになる。面倒になって登ってきた道を下ることにした。
登山口に戻ったのは11時10分である。
明日は佐田岬の先端にある稲尾岳に登る。この宮崎からはけっこう距離がある。
途中、大崎という町に道の駅があって、そこに温泉がある。簡保の施設であった。300円の入浴料という安さで、けっこういい温泉であった。
登山口に着く頃は真っ暗になった。登山口がわからなくてかなり通り過ぎて引き返した。
真っ暗な中で、なんとか登山口の案内を見つけた。
その案内がひどく頼りないもので、登山道も確認してみたが、踏み跡のようなものですごく心細い。
ともかく明日のことにして、車の中で寝た。
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ここらか登山道が始まる

山頂まで1500m地点

山頂間近で車道に出る

山頂の三角点

きれいなトイレもあった |