のけぼしやま

標高 1302m
椎葉谷川登山口→40分→椎葉谷・仏石分岐→50分→展望台→5分→稜線出合→20分→仰烏帽子山山頂→15分→稜線出合→25分→仏石分岐→10分→仏石→15分→椎葉谷・仏石分岐→30分→椎葉谷川登山口

石仏コースを下ってゆくと、小さな黄色の花を見た。福寿草であった。もう福寿草の咲く季節になっていたのだ。さすがに九州の春は早い。
仰烏帽子山山頂

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2005年219

昨日は明るいうちに登山口に着いたのだが、私のガイドブックの地図よりも車道は奥まで伸びているようで、予定した地点よりもかなり奥に入ることができた。登山口には新しい指導標が立っていた。
朝、雨は止んでいるものの曇っている。今日も展望には恵まれそうもない。
小雨が時々降る。ズボンだけ雨具に履き替えて出発した。樹林の中の道を登って行く。
15分ほど行くと、右に大きな岩があって、その下に穴があいている。これが「牛の鼻くぐり」岩であった。
ここから沢に沿って登って行くのだが、分岐に出た。
沢登りコースと、仏石コースに分かれているのだ。
私は沢コースを登って、仏石コースを下ることにした。
沢を溯って行く。かなりきついコースで、ペンキの指導標識はしっかりしているのだが、道は荒れている。あまりこのコースは使われていないのではないかと思ったりする。
このコースは沢を本当に最後までつめて行くのだ。沢の流れがだんだん細くなって行く。
大きな岩を越えながら登って行くのはけっこうきついのだ。流れがなくなって、さらに涸れた岩の道を行き、最後に林の中を急登すると稜線に登り着く。
山頂へは稜線を右に行く。
ようやく平らになった樹林の中の道を行くと、仏石コースと合流する。ここから山頂は近い。
山頂は私一人で、霧の中で展望はきかない。
早く下ることにした。
仏石コースを下る。樹林の中を急下降してゆく。この山はけっこう岩場もあって急峻なのだ。
岩場を下って行くと、行く手に切り立った岩峰が見えてきた。
これが仏石であった。
鎖を手繰って、この仏石の基部に下り着く。
この前が分岐のちょっとした広場になっている。その一角がロープで囲われていて、その中に黄色い花が咲いていた。福寿草であった。もうこの花が咲く季節になっているのだ。
福寿草はひどく可憐で、きれいだった。
さて、下山路がよくわからない。
仏石の右に下って行く道があるのだが、そこの指導標が「下山路あり」となっている。どういう意味なんだと考えてしまう。こっちも下山路という意味なんあだろうか。
左に登ってゆく道があるのだが、ロープが張ってあって、しっかりした道である。
この道を行ってみることにした。
10分ほど登って行くと、下りてくる3人の登山者がいる。聞いたら、この先は行き止まりなのだそうだ。
道を間違えた。さっきの「下山路あり」の道がそうらしい。
仏石の分岐まで戻ったら、30人ほどの団体が登って来た。この道で間違いないらしい。
団体をやりすごして下って行く。
このあたりは奇岩がいくつも立っている。仏石は一つだけではないのだ。
この立ち並ぶ奇岩を眺めながら下って行くが、このあたりはかなり急な岩場になっている。ロープにつかまったりしながら急な道を下る。
最後は樹林の中をジグザグに急下降して、沢コースとの分岐につく。やっと、このあたりから楽な道になる。
登山口に戻ってきたのは12時頃であった。


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登山道入り口


牛の鼻ぐり岩


沢に沿って登って行く


仰烏帽子岳山頂


仏石


福寿草が咲いていた






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