2006/4/27

標高 940m
登山口→1:20→万代杉→40分→モッチョム太郎→40分→神山展望台→40分→モッチョム岳山頂

モッチョム岳は圧倒的な威容で聳える岩峰の山なのだが、私が登ったときは霧で何も見えなかった。でも、屋久島にきて初めての屋久杉、万代杉とモッチョム太郎に出会った。屋久杉はすごい。
モッチョム岳


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今日登るモッチョム岳というのはすさまじいばかりの岩峰の山なのだ。ガイドブックの写真では鋭い岩峰を麓から見ることができるのだ。でも、今日の天気はあまりぱっとしないので、その雄姿を見ることはできない。
駐車場の奥の遊歩道を行くと、すぐ左にモッチョム岳登山口がある。
屋久島の登山口の特徴なのだが、そこにはイラストのコース図がたっているのだ。
登山口から登り始めたのは7時半である。
すぐに沢を渡る。ロープが張られていた。これにすがって流れを渡ると、あとは樹林の中をひたすら登るだけである。目指すのは「万代杉」である。屋久島にきて最初の屋久杉を見ることになる。ワクワクするではないか。屋久島には多くの杉が生えているわけだが、「屋久杉」と呼ばれるのは標高500m以上の山地に自生する杉のことなのだ。この万代杉は樹齢が3000年という。
樹林の中に赤いテープがあるので、これを目印に登って行く。
途中ではミツバツツジがきれいであった。
歩き始めてから50分ほどで苔むした小さな流れを渡る。ここから万代杉は近い。万代杉はさすがに迫力である。樹齢3000年といわれるこの杉の巨木は周囲が8.3mもあって、その幹も独特なコブがついている。本土で見慣れた植樹された真っ直ぐな杉とはまったく違う。
屋久杉というのは本当にすごい。
この万代杉の根本を回りこんで、さらに30分ほど登ると、登山道の右下に「モッチョム太郎」という屋久杉が聳えている。この杉もすごくて、周囲は万代杉よりもあって13.5m、高さは30mなのだ。屋久杉には他の木が宿木しているので、杉とはまったく違う葉が茂っていたりするのだ。これも屋久杉の特徴である。
稜線にでるころには、深い霧に包まれてしまった。深い樹林の中を登ってゆく。ガイドブックには「神山展望台」がこの登山ルートの最高点であると書かれているのだが、その展望台がよくわからない。ピークに出たのだが、霧で展望は得られないし、標識もなかった。ここが最高点なのか判断できなかった。ここあらは急降下する。
すぐに、古い登山道の案内があった。これを見ると神山展墓台は私が通ってきたところではないようだ。帰りにもう一度チャレンジしてみようと思う。そして、不思議なのは、ガイドブックでは展望台からモッチョム岳まで40分としているのに、この案内では20分となっていることである。磁石で確認すると、どうも方向も違うような気がする。本当にこの道でいいのか心配になってきた。
でも、この道を行くしかない。ガイドブックには、「テープなどの目印も少なく、コースも不明確」と書かれているのだが、道はきわめてしっかりしている。私は違うルートを登っているのだろうか。樹林の中を急降下して、鞍部に着く。そこには巨岩があって、その右下を行き、ここからは急登になる。すぐに山頂かと思ったが、これからがけっこう長かった。アップダウンを繰り返し、ロープで岩場をいくつか越える。行く手の霧の中に鋭い岩峰が浮かびあがったりする。しかし、それは山頂ではなくて、こうしたコブをいくつも越えてゆくのだ。
山頂は太くて黒いロープを手繰って、巨岩の上に出る。
山頂は巨岩の上なのだが、意外と広い広場になっていた。そこに本富(モッチョム)岳と書かれた標識がたっている。本富とかいてモッチョムと読むのだろうか。
山頂には石の祠があると書かれているのだが、それが見あたらなかった。なぜだろう。
でも、山頂は霧の中だったので、何も見えない。すぐに引き返すことにした。
樹林の中のアップダウンを繰り返して鞍部に着き、そこから急な道を登る。神山展望台の分岐に着く。古い案内板に従って、その方向のピークに登ってみた。まったく道はなくて、樹木を掻き分けてピークに出てみた。標識もなにもなかった。でもそこからは、雲の間から花崗岩の岩峰を見ることができた。この奥にはさらに高い山が聳えているのだ。
ともかく引き返す。
登ってきた道を引き返して、途中のモッチョム太郎や万代杉をもう一度じっくりと鑑賞して、登山口に戻ったのは13時であった。


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登山口には新しい祠があった


ロープが張られた沢を渡る


苔むした沢、なにかしら神秘的だ


万代杉に着く


苔むす深い森を行く


登山道にあった指導標


巨岩のある鞍部


霧の中に岩峰が浮かび上がる


山頂へはロープで登る


モッチョム岳山頂




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