2006/4/25

韓国岳 1700m
獅子戸岳 1429m
新燃岳 1420m
中岳 1332m
えびの高原→1:45→韓国岳→1:10→獅子戸岳→30分→新燃岳北端→25分→新燃岳南端→30分→中岳南端→50分→高千穂河原

深田久弥がいう霧島山とうのは韓国岳から高千穂河原までの縦走のことで、高千穂峰も含んだものである。韓国岳に登っただけでは霧島山に登ったとはいえないではないか。
縦走路から高千穂峰


BACK 白鳥山

4月25日

白鳥岳から下山して国道に出る。昨日、車を走らせたときに韓国岳の登山口は確認してある。

登山口から遊歩道に入ると、すぐにT字路になっている。右はつつじヶ丘に行くみちで、その正面には溶岩流の跡と思われる岩の一帯があった。
左に行く。行く手には白い煙を吐く硫黄山が見えてくる。
車道から上がってくる階段と合流すると、
まず地獄廻りの指導標がたっている。行って見たいが、先を急ぐ。
急な登りが続く。火山の道で、草木はまったくない。合目毎にしっかりと指導標がたっているので、これを目安に登って行く。
5合目は展望台になっていて、えびの高原、不動池・白紫池の眺めがすばらしい。今日は快晴だ。
どんどん登りはきつくなる。登山路の右手には大浪池が見えてきた。霧島山にはたくさんの火口湖があるのだ。
このあたりで風がものすごく強くなった。帽子が飛ばされそうになって、クリップをつけた。これは100円ショップで買ったものなのだが、役に立つ。すさまじい強風で体が飛ばされそうになったりもした。
8合目あたりで左の火口壁に寄ってみるとすごい眺めだった。絶壁になっていて、はるか下に火口原が見える。外輪は険しく切り立っている。すごい。以前この山に登ったときは雨の中であったために、こんな景色を見ることはまったくできなかったのだ。
もう一度来てよかった。
山頂は巨岩でおおわれていて、そこに山名の標識がたっていた。
展望がすばらしい。なによりも行く手に聳える高千穂峰がすばらしい。
縦走路には新燃岳、獅子戸岳が聳えている。これを縦走してゆくのだ。
深田が日本百名山としてあげたのは「霧島山」であって、韓国岳ではない。百名山完登を目指すひとはこの韓国岳を登るだけでよしとするのだが、それは誤りではないかと思うのだ。私もそうだったのだが…。霧島山のすばらしさは、この縦走路を歩いて初めて味わうことができるのだと思う。

韓国岳からは急な道を下る。登山道には階段が設けられているのだが、それが崩落している。斜面はもろくて、雨水の流されて深くえぐられている。そのために、せっかくつくった階段も崩れてしまっているのだ。この深くえぐれた跡に沿って下って行く。かなり歩きにく。
ようやく平坦な道になると、樹林の中に入る。空は真っ青な青空というほどではないのだが、あたたかな日差し。だけど風は強い
獅子戸岳はゆったりとした半円の山で、潅木の林の中を緩やかに登ってゆく。岩礫の道を登って山頂に着く。山頂の標識は単なる指導標のような感じであった。
でも獅子戸岳山頂からはこれから登る新燃岳の眺めがすばらしい。山頂は横長の台形なのだが、大きな火口になっているのが見える。頂稜部の右には岩峰も見え、山肌は
褐色の草原で、その中に登山道が続いているのが見える。
獅子戸岳の外輪に登ると、その火口の底にはエメラルド色の
池があった。すごい色である。「007は二度死ぬ」の映画を思い出した。

外輪を左にまわって行く。この獅子戸岳の山頂はどこなんだろうと思ってしまう。登山道の向かい側に険しく切り立った岩峰があるのだが、そこが一番高いようなのだが、じつはこれが山頂ではない。
外輪の半円を巡って下りになる。その下降点が山頂なのだ。
次に聳えているのが中岳である。時間が早い。

高千穂川原からのバスは350分なのだが、この調子では1時半頃に着いてしまう。時間をつぶすことにした。
獅子戸岳と中岳の鞍部にテーブルがあったので、ここでしばらく休憩。
のんびりとしてしまって、コーヒーを2杯も飲んだ。
中岳に登る。山頂には火口があるのではなくて、複雑な起伏の草原になっている。
登山道を歩いて行くと、右に一番高いと思われる丘があったので、それに登った。でも山頂の標識はなかった。
中岳の下降点に着く。すぐ間近に高千穂峰が聳えている。時間もあるので、下山口で腰を下ろして、高千穂峰をぼうっと眺めていた。山でこんなにのんびりしてしまうのは久しぶりである。
20分ほど高千穂峰を眺めていて、それから下る。急な下りである。
傾斜が緩やかになると、自然探求路が3本に分かれる。私は一番左の九州自然歩道の道を行く。
下るにつれて高千穂の峰の形がどんどん変わってくる。
樹林の中に入って、しばらくすると高千穂河原であった。215分であった。
時間があるのでビジターセンターに入った。時間をかけて見学した。15分ほどのビデオも見た。
245分頃外に出たら、バスがやってきた。私は350分しか頭になかったのだが、250分もあったのだ。
このバスに乗った。

310分頃にえびの高原に戻った。ここのエコセンターでゆっくり時間をかけて見学。
それから池廻りコースに入って、不動池をめざす。途中道がわからなくなったりしたが、なんとか不動池にたどりついた。
もう一度、ここから韓国岳の写真を撮って、鹿児島に向かった。

明日は天気が崩れる。あした11時に屋久島に向かうフェリーに乗るつもりだ。
どこに車を置くかが問題だ。6日間も屋久島にいるのだから駐車料金がめちゃくちゃにかかってしまう。鹿児島の城山に置くことにした。




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1994年韓国岳登山


車道から遊歩道に入る


硫黄山の遊歩道


一合目


五合目展望台


韓国岳山頂


崩落した階段を下る


獅子戸岳山頂


新燃岳山頂


中岳への道


中岳山頂から新燃岳


高千穂河原から高千穂峰


高千穂河原ビジターセンター




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