BACK 霧島神宮参拝
2011年10月19日
昨日、「道の駅錦」に着いたのは22時頃であった。マクドでパソコンをしてたら遅くなってしまったのだ。
今日は市房山に登る。昔、一度登ったことがあるのだが、このときは二ツ岩への縦走をしなかったのだ。それがずうっと心残りで、今回の九州旅行では絶対に登るつもりで計画をたてていた。
道の駅から登山口までは28kmほどである。朝、一面の霧であった。天気予報は晴れなので、時間がたつうちに晴れるはずだと車を発進させた。30分ほど車を走て行くと、予想通り晴れてきた。今日はすばらしい天気である。
登山口には、ちゃんと登山者用の広い駐車場があった。
ここに車を置いて、身支度をすませて歩き始めたのは7時45分である。この周辺は立派なキャンプ場ができていた。10年ほど前に、初めてこの山に登ったときは、すごくみすばらしいキャンプ場だったのだが…。
駐車場から車道を緩やかに上って行く。10分ほどで橋を渡ると、大きな鳥居が見えた。ここが市房山の登山口である。昔登ったときは車でこの先の林道終点にある神社駐車場まで行ってしまったのだ。今回は市房山山頂から二ツ岩に縦走して、ぐるっと一周してこの登山口にに戻ってくるつもりなのだ。
鳥居をくぐると、すぐに急な上りであった。鬱蒼とした樹林の中、道には大きな岩だらけである。市房神社参道なのだから石畳道と思っていたのに大間違いであった。
登って行くと、鬱蒼とした樹林の中にひときわ大きな杉がそびえ立っていた。根本には「市房杉」という標識がある。幹周りと大きさの順位が書いてあった。私は巨木が大好きなので、うれしくなってしまった。
登山口から15分ほど登ったところに、再び石の鳥居があった。ここには市房山神社参道の大杉についての説明板があった。それによると、原生林の中に、樹齢800〜1000年の杉52本が市房神社までそそり立っているという。一番大きい杉は高さ50m、幹周り10mであったのだが、昭和43年に皇居の新宮殿の天井板に献上してしまったのだという。
鳥居をくぐったそのすぐ左に「夫婦杉の由来」という石碑があった。でもそこに杉はない。見回したら、左側に大きな杉が聳えていた。この杉のことだろうかと思ったのだが、一本の幹しかない。よくわからなかった。
一本杉の標識には一合目とも書かれていた。まだ一合目までしか来ていないのだ。
参道を少し行くと、またすごく大きな杉があった。幹周り7.98mで単独では最大のものだそうだ。見上げるとたしかにすごい。
次にあった市房杉は大きさ4位というのだが、少し上で幹が二つに分かれていた。
このすぐ先で、沢を左に渡る。沢から少し行ったところにあった杉は大きさ2位というのだが、幹周りは8.06mもあって、実質容量では最大なのだそうだ。この杉を見上げると上の方で幹が二つに分かれていた。幹周りが最大というので、この前で記念写真を撮ってしまった。
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