BACK 諸塚山
2006年4月22日
次は祇園山に登る。
ここから17kmほどで、すぐ近くである。
祇園山に近づいてくるとすごい絶壁が見えた。祇園山って岩峰の山なのかと思ってしまった。(でも、登山道を歩いた分には岩山を感じさせるものまったくなかったのだが)
登山口に着いた頃、雨が強くなってきた。小雨になるまで少し待とうかとも思ったが、すぐに出発することにした。
登山口には西南戦争の薩摩軍の塹壕跡の看板がたっていた。でも、その塹壕というのはどれなのかよくわからなかった。
すぐに急な登りが始まる。ひたすら急登を続けてゆくのだが、途中2箇所、左に道が分かれるところがあった。特に指導標がないので、どっちを行ってもいいのだと思うが、たぶん直登する道と、遠回りだが緩やかな道なのだと思う。登りは直登の道をとって、下りは緩やかなほうにしよう。
傾斜が緩やかになって一つのコブをこすところに山頂まで45分の表示があった。でもその45分の上に25分という字もある。
どういう意味かと思ったら、ウサギなら25分、カメさんなら45分なのだそうだ。私はウサギだろうか、カメだろうか。
すぐにまた急な登りになる。途中ロープがあるとガイドには書かれていたが、ロープを見ることなく尾根に登りついた。ここで左折するとすぐに天狗岩である。
天狗岩は高さ5mほどの大きな岩で、私はもっと大きなものを想像していた。
ここから山頂は近い。でもその途中に小さいが鋭いコブが二つあって、1つめは右に巻いてしまう。でもせっかくなのでこのピークに登ってみた…が、何もなかった。
2つ目のピークは直登する道と左に巻く道がある。ロープにすがって直登した。ピークからは岩場をロープで下る。たいしたことのないアップダウンなのだが、少し変化があってよかった。あとは急斜面をひと登りすると山頂である。
雨の山頂だが、少しだけ周りの山々が見える。
山頂には金属製の登山届け箱があって、この中にノートが入っているとのことであったが、蓋が開かなかった。
記念写真を撮ってすぐに下山した。
途中、また雨が激しくなって、登山口に戻ってきたときは雨具はずぶぬれ。
ザックカバーが古くて、カバーをつけているのにザックもグッショリ濡れてしまった。
明日は天気が回復するはずだが、それを期待して次の登山口に向かう。
3時前に着いてしまったので、車の中でDVDを見ていた。外の雨は益々激しく、風も強い。明日は本当に晴れてくれるのだろうか。
NEXT 白岩山
BACK 私の九州の山百選
|
|

登山口

登山口を振り返る

山頂まで45分地点

雲の中に入った

山頂が迫る

祇園山山頂
|