2006年冬九州登山
えぼしだけ

標高 1691m
新椎葉越→20分→旧椎葉越→30分→展望台→50分→鈍頂→40分→五勇山分岐→10分→烏帽子岳山頂→10分→五勇山分岐→30分→鈍頂→40分→展望台→45分→新椎葉越

雨の中の登山になってしまった。まったくの霧の中で、長い稜線をただひたすら歩く。もちろん他に登山者はいなかった。三等三角点の山頂に着いたが、写真を撮ってすぐに引き返すしかなかった。
烏帽子岳山頂の三角点

BACK 白鳥山

2006年12月14日

さて、今日はもう一つ、烏帽子岳にも登るのだ。この山は往復
4時間35分かかる。これだけの時間雨に濡れて歩くのは苦痛なのだが、しかたがない。
登山口は白鳥山登山口から10分ほど車を走らせた峠にあるのだ。春に登ったときはこの椎葉越から登ったので、今回はその先にある樅木登山口から歩こうと思う。峠を越えて車を走らせていったが、登山口がみつからない。引き返しながら注意して見て行くと、どうも崩落しているところが登山口みたいだ。仕方がないので峠に戻ってここから登ることにした。1010分になっていた。
登山口からは背の高い笹薮のあいだの道を登る。5分ほど登っていくとほとんど平坦になって、小さなアップダウンを繰り返すようになる。長めの下りを行くと旧椎葉越に着いた。歩き始めて20分たっていた。私が当初予定した樅木登山道は左からここに登ってくるのだ。
指導標には烏帽子岳山頂まで90分と書かれていた。私は2時間はかかると思っていたのだが、これならラクだと思ってしまった。
雨が降り続けている。寒いので軍手をしているのだが、それもビッショリ濡れてしまっている。でも、意外と暖かいものなのだ。靴の中も濡れ始めている。今日は全身ずぶ濡れになることを覚悟している。…とはいいながら、雨の中の登山は気が重い。
冬の雨の登山はものすごく危険である。風が強かったら、濡れた体はいっぺんに体温を奪われて凍えてしまうのだ。私が今回、その危険を承知で登山をしているのは、登る山がそんなに困難な山でないこと。そして雨は弱く、しかも風がほとんどない状態。だから登っている。
そして、ポッドには熱いお湯を入れて持ってきている。凍えたときはこのお湯が湯たんぽがわりになるし、暖かい飲み物は元気を与えてくれるはずだ。
でも、…雨の中の登山はするものではないと思う。
この烏帽子岳の登山コースは極めて単調である。登山口から山頂までの標高差は200mほどしかなくて、ただひたすら尾根の道をゆるやかにアップダウンしながら歩くだけなのだ。だから雨の中でも登れるわけなのだが。
ともかく単調である。道の両脇は背の高い笹薮におおわれていて、ひたすらこの間を歩いて行くだけだ。ガイドブックには、途中のポイントとして露岩とか展望台、おむすび岩、鈍頂をあげているのだが、標識がないものだから歩いていてさっぱりわからない。
大きな岩が前方に見えてきて、これを左から捲いて短い岩場を登ると岩の上にでる。ここは南側が開けていて展望が広がる。ここが展望台なのだろうか、それとも露岩と書かれた場所なのだろうか。
ともかく悩んでいてもしょうはないので、ひたすら歩き続ける。登山道は荒れた感じで、けっこう倒木が道を塞いでいる。これを越えるのが大変だった。
そして道には折れた枝がたくさん落ちている。けっこう大きな枝もあって、これが足にからまったりする。しかたがないので、こうした枝を拾っては藪に投げ込みながら歩いた。歩きやすい登山道というのは、だれかが手入れをすることによって保たれるのだ。それは地元の山岳会などが行っている。ふだん、私たちはごく当たり前のように整備された登山道を歩いているのだが、時にはそうしたことに感謝することも大切だと思ってしまう。
アップダウンを繰り返して行く。けっこうきつい登りもあったが、それが鈍頂なのかどうかはわからない。長い登りがあって、この上が山頂直前の分岐ではないかと期待したがピークには何の標識もなかった。次のピークこそ…と思って下ると、そこに分岐の指導標がたっていた。1155分であった。旧椎葉越の指導標にあった90分という時間の通りで来れたということだ。
この分岐の指導標には山頂まで5分と書いてある。でも、山頂直下で「あと5分」というのは意外と長いのだ。もうすぐだと期待してしまうからなのだろうが、ともかくこの5分の登りは長く感じた。
分岐からはシャクナゲの群落の中を登って行く。すぐにピークに着いたので、ここが山頂かと思ったら大間違いで、山頂までは一旦小さく下ってしばらく歩かなければいけないのだ。
霧が出てきて、まわりは白く霞んでいる。痩せた岩場の尾根をたどって、ようやく山頂に着く。樹林に囲まれて視界はない。ここには三等三角点があった。
展望もないし、雨に濡れるだけなので記念写真を撮ってすぐに下山した。
下山路も長く感じた。特に旧椎葉越からが長く感じた。ここからけっこうきつい登りが続くのだ。
ようやく峠に戻ったのは1350分、3時間40分で往復できた。

車に戻ってからが大変で、濡れたものを乾かさなければいけない。エアコンの温度を最高にして、足元に空気が流れるようにして、助手席に濡れた靴を置く。
明日は天主山の登る。天気予報では明日は晴れるはずなのだ。


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椎葉越


笹薮を掻き分けて行く


旧椎葉越


展望台


おむすび岩


倒木が多い


五勇山分岐、山頂まで10分


シャクナゲの間を行く


山頂直前の痩せた岩尾根


烏帽子岳山頂





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