2006/4/19

清水山 210m
有明山 558m
登山口→15分→清水山→1:00→万松院分岐→15分→鞍部→15分→久田道分岐→20分→有明山山頂→25分→万松院分岐→万松院→厳原港

厳原港のすぐ近くにそびえる山で、万葉集にも詠まれているのだ。清水山は城跡の山で、豊臣秀吉が朝鮮出兵のときに築いた城なのだ。登山を終えてからは厳原の街を観光した。
清水山から有明山


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公園の駐車場で寝ていたのだが、1時半頃に目を覚まして車を動かしたら驚いたことに道が閉鎖されてしまっていた。困った。どうしようかと思ったが、歩道部分が広いので、ここを通ったらなんとか抜けれそうだ。段差があるのだが、強引に歩道に乗り上げてこれを通って何とか外に出ることができた。よかった。…と思ったら、缶ビールが倒れて中身がこぼれている。レンタカーなのに大変だ。
大慌てで、こぼれたビールをティッシュでふき取る。ビールのにおいが車の中にこもってしまいそうだ。
仕方がないので窓を開けて寝た。
3時頃に強い雨になった。窓を閉めたら、蚊が入り込んでいて耳元でブーンという音がする。さすが九州、もう蚊が活躍しているのだ。
5時半、小雨が降っているのだが、しだいに明るくなってきた。
6時に厳原に向けて出発。薄暗い街の中を走って行く。まず、フェリーターミナルに行って、荷物をコインロッカーに放り込んでしまうつもりだ。6時半に着いたのだが、ターミナルは7時まで開かないのだ。車の中で待つしかない。
7時になって、登山以外の荷物をロッカーに入れて、7時半にレンタカーを返しに行った。

八幡宮まで送ってもらって、ここから歩きはじめる。
小雨がぱらつく中の出発である。雨具は着込まなかった。これくらいの雨だったら大丈夫、傘をさすこともなく歩き始めた。
八幡宮の左に細い道があって、これが登山道に通じる道なのだ。民家の間の細い道を急登する。歩いていて、本当にこの道が登山道に通じているのかと心配になる道である。
右に鋭角に曲がって、平坦な道を少し行くと登山口があった。この登山口には二つの道があって、左が遊歩道、右が二の丸・三の丸となっている。
お城跡経由で登ることにした。この清水山城跡は、豊臣秀吉の朝鮮の役において兵站基地の役を果たした城なのだ。
崩れかけた石垣が続く。三の丸、二の丸と急な登りが続く。かなり急な登りで、途中にはたくさんの巨石がある。もともとここにあったものか、運びあげたものかよくわからない。
山頂に着く。ここが本丸ということになるのだろうか。岩の重なる山頂には三角点があった。登山道にはピンクのミツバツツジがきれいに咲いていて、登っていて気持ちがいい。
山頂からは厳原の港が見下ろせ、行く手にはこれから登る有明山が見える。有明山は山頂部がなだらかな平原のようになっている。その右手に聳える三角形の山は成相山である。登りたくなる山なのだが、登山道が荒れているのだそうで、あきらめるしかない。
この清水山山頂から下る道がはっきりしない。踏み跡をたどって下ると遊歩道と合流した。ここからはしっかりした道である。
檜の林の中を緩やかに登って行くと万松院との分岐があった。帰りはこの道を下るつもりなのだが、道がはっきりしない。こんな道でちゃんと万松院まで行けるんだろうかと心配になる道である。
まずは有明山を目指さなければいけない。
照葉樹林の中を行く道になって傾斜はきつくなってくる。
稜線に着く。ここは成相山と有明山の鞍部になっているのだ。成相山への指導標もあるのだが、登山道には古い指導標が道を塞ぐように置かれていた。
左に道をとって、有明山をめざす。
あいかわらず樹林の中の道が続く。久田道との分岐を過ぎると傾斜はきつくなって、これをあえぎながら登ってアカガシの林から抜けだす。ここからはほとんど平坦な道になった。
草原の中を歩いてゆくと指導標がたつ山頂に着いた。
この頃には雨は止んでいて日がさしていた。雨で濡れることなく山頂までくることができたのはラッキーである。山頂から北の方を眺めると、雨が降っているように霞んでいた。でも、リアス式の複雑に入り組んだ海岸線を眺めることができた。
南側には対馬の最高峰矢立山が聳えている。
これで対馬で計画した5つの山すべてに登ることができた。ばんざい。
来た道を引き返す。
万松院への分岐からは道が不鮮明になった。枯葉でおおわれているため、ときどき道がわからなくなる。
沢に沿って下るようになると、さらに道がわからなくなった。あとはカンに頼るしかなくて、かすかな踏み跡を探しながら下っていった。
ようやく林道に出たときはほっとした。
林道を下って行くと、道の左下に古い立派な石塔がならぶ墓地が見えてきた。これが「対馬藩主宗家墓所」かもしれないと思って、林道から外れて急な斜面を下った。この墓所は荒れていた。石の門が崩れていたりする。すぐ傍に寺の本堂が見えた。
この本堂へは裏から回り込むことになったが、これが万松院であった。
でもこのお寺は拝観料を払って入るようなので、あわてて林道に引き返した。
林道は大きくまわりこんで、万松院の前に着く。この門構えだけ写真に撮って、中に入ることはしなかった。
万松院のすぐ手前に金田城跡がある。石垣が残っているのだが、現在発掘中ということで、中に入ることはできなかった。

あとは厳原の観光である。
まず県立博物館に行くと入館は無料であった。ゆっくりと見学したのだが、時間があまってしまった。まだ11時である。
このあと厳原の武家屋敷を見に行った。石垣に囲まれて、独特の雰囲気がある。
フェリーターミナルに向かう途中でコンビニを見つけて、ビールと食べ物を買い出した。
フェリーターミナルのベンチに座って、この3日間の登山の苦労をビールで(一人寂しく)乾杯した。

フェリーは320分発。海は荒れていて、船は揺れて気持ちが悪くなった。


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八幡宮、ここが登山口


こんな細い道が登山道


登山道が始まる


石垣が残っている


清水山山頂


樹林の中を行く


樹林から抜けると山頂は近い


有明山山頂


万松院への道は荒れていた


墓地があった


万松院の赤い門


厳原から乗ったフェリー








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