甲信越の山百選 
やけだけ

標高 2393m
中ノ湯登山口駐車場→10分→登山道入口→35分→白水の滝→30分→鍋助横手→50分→秀綱神社→20分→焼岳小屋分岐→20分→旧中尾峠→50分→北峰南峰分岐→20分→焼岳山頂

焼岳は上高地から白煙をあげる姿を眺めることができる。昔登ったときは山頂は霧の中で何も見えなかったので、今度こそと思って出かけた。でも、やっぱり真っ白な霧の中だったのだが、一瞬だけ晴れてくれて火口湖などを眺めることができた。
奥穂高岳から見る焼岳

 登山口から旧中尾峠へ 1998年上高地からの登山記録


道の駅奥飛騨温泉郷上宝


焼岳登山口駐車場


焼岳登山口


鍋助横手


秀綱神社に着いた


焼岳小屋・旧中尾峠の分岐


旧中尾峠

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2010915

昨日は御嶽山から下っから、すぐ近くの「道の駅日義木曽高原」でビールを飲んでしまって、目が覚めたら0時過ぎになっていた。真夜中に車を走らせて「道の駅奥飛騨温泉郷上宝」に着いたのは2時過ぎであった。
今日の午前中は晴れるのだが、午後から天気は崩れるというので、早めに出発することにした。でも、洗顔などをしていたら結局6時頃の発進になってしまった。道の駅から焼岳が少しだけ見えた。
10kmほど車を走らせて登山口に着く。広い駐車スペースがあって、ここからは樹林の間に笠ヶ岳を見ることができた。
駐車場から車道を少し行くと、道は鎖で閉鎖されている。さらに5分ほど車道を上ってゆくと、右に登山道入口があった。登山口からは一旦沢に下って、新しい木橋で流れを渡る。
鬱蒼とした樹林の中を登って行く。左にさっき渡った沢を見ながら行くのだが、尾根を右に越えると右にも大きな谷があった。
30分ほど登ると林道終点に着いた。ここには焼岳登山口という標識がたっていた。昔はここまで車が入って、ここが登山口だったのかもしれない。振り返ると笠ヶ岳の山並みが見えた。すばらしい眺めだ。
登山口の標識から5分ほど登ったら「白水滝」という標識がたっていた。右側が開けていて、遠くに滝が見えた。落差45mという真っ直ぐに流れ落ちるりっぱな滝であった。
ブナの巨木などを眺めながら10分余り登ると、再び白水の滝を見ることができた。道は山の急斜面をジグザグに登って行くのだが、急斜面の右端に再び出たので再び滝が見えたというわけである。
笹藪の斜面をトラバースするように登って行くと、15分ほどで「鍋助横手」という標識に着いた。なんのことだと思ったら、ここでは樹林が途切れていて、笠ヶ岳の稜線を一望できるのだった。でも、残念なことに笠ヶ岳の山頂にだけ雲がかかっていた。天気予報通り、午後は雨になりそうな気配である。
さらに笹の急斜面をジグザグに登って行く。苔むした緑の岩の間を登って行くと、小さな岩穴の前に「ヒカリゴケ」という標識があった。覗いて見たら緑に輝く小さな点々が見えた。
さらに、苔むす岩がゴロゴロする涸れ沢のような溝を登って行くと、再びヒカリゴケがあった。このあたりはヒカリゴケの生育地なのかと思った。
この先で樹林がまばらになって、振り返ると笠ヶ岳の稜線を眺めることができる。でも、山頂部は雲で完全に隠れてしまっていた。
道が平坦になると雨量観測所の前に着く。観測所というから大きな施設を予想していたのだが、コンクリートの箱のような小さな施設であった。
ここから少し行くと大きな岩の前に鳥居がたっている。秀綱神社であった。ベンチが置かれていたのでここで休憩することにした。登山口からちょうど2時間歩いたところだ。ところが、ここにある標識には峠まで約20分と書かれていた。私のガイドブックには登山口から中尾峠までは3時間30分となっているのだ。1時間も短縮できる…、間違いではないかと思った。(間違いだった)
本当に20分で着けるのかと半信半疑で登って行く。笹藪の中に岩がゴロゴロする溝の道が続き、神社から17分ほどで、焼岳小屋と旧中尾峠の字路に着いた。小屋に寄ると遠回りなので、旧中尾峠に向う。
Y字路からはけっこう急な登りになった。道の両側は背の高い笹藪で、道にはあいかわらず岩がゴロゴロしている。
10分ほど登ると、行く手の展望が開けて岩山が聳えているのが見える。(これは焼岳展望台なのだ)
傾斜が緩やかになると大きな岩の前に着く。ここが旧中尾峠であった。神社からは結局35分かかってしまった。




 旧中尾峠から焼岳山頂へ
旧中尾峠から焼岳への道


ペンキ印に従って登る


登ってきた尾根を振り返る


岩壁の左を捲く


中の湯分岐


噴煙口のすぐ下を登る


焼岳山頂


旧中尾峠に着いたら待望の焼岳が見える…と思ったら、厚い雲に隠れていた。穂高も雲の中である。景色だけを楽しみに登ってきたのに、ガッカリである。

峠で少したたずんでいたら焼岳の雲が少し薄れて、すさまじい岩峰の影がいくつも見えた。これに登るのか…と絶句してしまう。見ない方が良かったかもしれないと思った。
岩峰の手前には緑のなだらかな丘があって、これに向かって登って行く。この道からは左下に上高地が見えた。梓川の流れ、帝国ホテルの赤い屋根も見える。下は晴れているのだ。
草地の急斜面をジグザグに登って、丘の上に着くとここで左折して尾根を歩いて行く。すぐに右に曲がるのだが、そこに看板が倒れていた。看板には危険地域とあって「これより頂上までは落石や浮石等があり、大変危険ですので十分注意してください」と書かれていた。わざわざ書いてくれなくても、目の前に聳える岩壁で十分わかってしまう。
尾根を少し登ってから左に涸れ沢を渡る。噴煙があがっていて、すごい谷である。
岩につけられたペンキ印に導かれて登って行く。岩礫と砂礫の急斜面の登りが続き、行く手の雲が薄れると、すさまじい岩壁の峰が立ちはだかっている。これにどうして登るんだと思ってしまう。
岩壁の直下まで来たら、道は左にトラバースして行く。ほっとした。岩壁を回り込むと、この先は岩場の急斜面を斜めに登って行くのだった。

さらに大きな岩が重なる道をペンキ印に従って登って行くと、行く手が明るくなって稜線が近づく。でも、ゴウという不気味な音が聞こえ始めた。火山の蒸気が吹き出る音なのだ。見上げると、岩壁の途中に白煙が激しく吹き出ている。噴出口付近は黄色い硫黄が見える。あんなところには近づきたくないものだと思っていたら、このすぐ傍に登山道を示すペンキ印が続いている。ウソだろうと思ってしまう。稜線(南峰と北峰の分岐)に着いた頃、雲が薄れて、行く手がはっきり見えるようになった。まさしく登山道はこの激しく白煙を噴出するすぐ下を通って山頂を目指すのだ。ゲッと思ってしまった。
平坦な鞍部のすぐ先には中ノ湯の分岐があった。この痩せた岩尾根から左に下るのだ。
山頂へはこの険しい岩尾根を真っ直ぐに登って行く。ペンキ印に導かれて白い岩場を登る。ロープが下がる岩場を越えて、左に曲がって行くと山頂であった。登山者がたくさん休んでいた。
山頂に着いたら、あれよあれよという間に雲が晴れていって、すばらしい展望が広がった。すぐ下には緑の火口湖が見え、火口湖を囲む岩壁から噴煙が激しく上がっている。回りにはすさまじい岩峰がいくつも立ち並んでいる。絶景である。
山頂で休憩していたら、再び雲が湧き上がってきて、何も見えなくなってしまった。一瞬でも晴れてくれてラッキーだった。
他の登山者が下って行くのを見ていると、中ノ湯に下って行く人がほとんどであった。また登って来るのも中ノ湯からなのだ。こっちからの方がラクなのだろうか。
山頂からは登ってきた道を引き返すだけである。どんどん下って、中尾峠付近まで下ると、登ってきたときは見えなかった霞ヶ沢岳を眺めることができた。穂高の一部も見えて、自分とほぼ同じ高さのところに西穂山荘が見えた。
峠からはひたすら下って行く。この頃、もう笠ヶ岳の稜線は完全に雲に隠れていた。
登山口の駐車場に戻ったのは1211分、この頃小雨が降り出した。


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