甲信越の山百選 
たきごやま

標高 1615m
桜公園→5分→寂惝苑入口→30分→林道→2:30→稜線→20分→滝子山山頂→1:00→大鹿峠分岐→道証地蔵→30分→桜公園

滝子山は聞いたこともない山だったが、すばらしかった。険しい岩稜を登ったが、下りの紅葉のズミ沢渓谷はすばらしくきれいだった。
登山道から望む滝子山

 登山口から尾根合流点へ
桜公園


寂惝尾根の入口


鉄塔に着く


林道に出てしまった


ロープにすがって登る



尾根合流点

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2006年1028

今日は滝子山に登るのだが、聞いたことがない山で、まったく期待していなかったのだが、予想外にすばらしい山であった。
登山口は笹子の集落から右に入って、高速道路を渡る。少し行くと右に桜公園があって、ここに車を停めて歩き始めるのだ。昨日、この桜公園に着いたときは薄暗くなる頃であった。
桜公園から歩き始めたのは650分である。少し遅い出発だ。
天気予報は晴れのはずなのだが、空はどんよりとした雲におおわれている。展望は期待できそうもない。
公園から少し行くと橋を渡って、その200mほど先に右に入る道がある。入口には寂惝苑という看板が立っているのだが、墨で書かれた文字はほとんど消えかかっていた。
林道を5分ほど辿ると家が2軒たっている。この左に登山道入口があるのだ。この登山道は寂尾根というのだが、これはこの登山道入口にある建物の名前からとったものなのだ。でも、単純に南稜といったほうがいいと思う。
登山口から樹林の中を緩やかに登って行くと、20分ほどで送電線の鉄塔の前に着いた。ここから10分足らずで林道に出てしまう。林道の向こうに登山道がないのであせってしまったが、少しだけ右に行くと登山道がある。
ここからは急な登りになるのだが、きれいな広葉樹林の中をの道で気持ちがいい。私はこうした美しい森林の中を歩いてゆくのは好きなのだ。紅葉が始まっていて、時々、目をみはるようなきれいな風景に出会う。何枚も写真を撮ってしまった。
今日は霧がうっすらとかかっていて、登山道を霧が流れて行く。それでも時々青空も見えたりするので、山頂では晴れてほしいものだ。

気持ちのいい森林をのんびり歩いていたのだが、突然、登山道は岩稜になった。険しい登りである。
この南稜の前半は広葉樹林のきれいな森林浴の道で、後半は険しい岩稜の道になるのだ。すさまじく険しい登りが続く。途中にはロープや鎖が下げられていて、これにすがって登って行くのだ。
滝子山が岩場を持っているなんて、まったく予想していなかった。久しぶりに登りごたえのある登山になった。
行く手の右には岩峰を山腹に持った鋭い山が見えた。これが滝子山のようだ。素晴らしくりっぱな山ではないか。聞いたこともない山だなどと侮っていたが、とんでもない間違いであった。

尾根の合流点に着いたのは95分で、意外と早く着くことができた。



 山頂から渓谷コースを下山
行く手に山頂を見ながら行く


滝子山山頂


滝子山の三角点


鎮西池へ下る道


白縫神社


防火線の広い道を下る


渓流に沿って下る


檜林になった


道証地蔵


尾根合流点からは傾斜は緩やかになる。
滝子山までは2つのピークを越さなければいけない。最初のピークはたいしたことはないのだが、2つ目はすごく険しい登りで、岩稜を木の根につかまったりして登って行く。
山頂に着いたのは920分。視界は開けているのだが、南側は雲が湧き上ってきていて、真っ白である。晴れていたら三つ峠山の向こうに富士山も見えるらしい。
北側は展望できるのだが、湧き上る雲に半分は隠れていた。本当は大菩薩嶺などが見えるのだろうが、まったく遠くの山々は見ることができなかった。
山頂は私一人っきりで、しばらく雲が晴れないか待っていたのだが、30分ほどいて諦めた。
山頂から東に下る。少し下ったが、三角点を見ていないことに気がついて山頂に引き返した。でも三角点は見つからない。
ガイドブックをよく読むと、山頂の東側のピークにあると書いてある。どんどん下る。こんなに下っていいのかと思うほど下ったところに分岐があった。左の谷に向かって下って行くのが私のとる下山路なのだが、真っ直ぐ行ったところに小高いピークが見える。
行ってみると、そのピークに三角点があった。三角点が山頂からこんなに離れたところにあとは思わなかった。
分岐に戻って下って行く。
南稜の登りはさまじく険しい道だったが、こっちは傾斜も緩やかで土のやわらかい道である。ルートによってこんなにも険しさが違うのかと愕然としてしまう。登りのことはまるで悪夢のようである。
分岐から5分ほど下ると鳥居と祠が見えてきた。この白縫神社の横に湧き水がある。驚いたことにこれが鎮西の池なのだ。直径50cmほどのこの水溜まりが池なのか…と思ってしまった。
神社から少し下ると大谷ヶ丸との分岐があって、ここからは広い防火線の道を下る。本当に歩きやすい道で、鮮やかに色づいたカラ松などを眺めながら下って行く。
このあたりから登山者とすれ違うようになった。けっこう登山者が多い。考えてみたら今日は土曜日なのだ。この山を私はまったく知らなかったのだが、けっこう人気のある山なのだ。
防火線の広い道を下って再び大谷ヶ丸との分岐に着くと、その先は登山道になった。きれいな紅葉の中を下って行く。頭上には青空が広がって、色づいた木々が輝いて見える。
沢に沿って下って行くと、大鹿峠と渓谷のコースとの分岐があった。ガイドブックには増水時は大鹿峠の道をとるようにと書いてある。渓谷コースは「転落の危険箇所あり」とも書かれているのだが、この道を行くことにした。
紅葉の間を流れる渓谷はいくつもの滝をつくって、すばらしくきれいである。二段の滑滝もあった。
景色を楽しみながら下って行くと、登山道がものすごく細くなって急な斜面をトラバースする。砂地の道で滑りやすい。これが転落の危険箇所かもしれない。
けっこう登山者とすれ違うのだが、意外と若いカップルも多い。登山には年寄りしか来ないものだと思っていたのだがこの山は違うようだ。
紅葉の中の道から鬱蒼とした檜の林の中に入ると楽しい渓谷の道は終わる。
檜の林の中を下って、橋で左岸に渡る。この橋から少し登ると林道であった。
この林道の傍らに小さな石仏がおかれている。ガイドブックにある道証地蔵である。私はもっと大きなお地蔵様を想像していたのだが…。
舗装された林道を下って行くとすぐいに駐車スペースがあって、7台ほど車が停まっていた。ここから登る人も多いのだ。
ここから20分ほどで桜公園に戻った。時間は1135分であった。

明日は鶏冠山に登る。登山口までは50kmほどである。笹子トンネルを抜けて鹿沼町に入る。このあたりはいたるところに葡萄園が広がっていて、ワイナリー工場も多いのだ。
塩山市でマクドに入ってパソコンに登山記録を打ち込んだ。あとは温泉に入りたいと思っているのだが…。


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