甲信越の山百選 
たかはたやま

標高 981m
梁川駅→20分→登山口→1:10→水場→15分→立野峠→35分→倉岳山→15分→天神山→35分→高畑山

大月市は富士山絶景の山として「秀麗富嶽十二景」を定めているのだが、この高畑山はその九番目の山なのだ。私が山頂にたったときは、霞んでいたが、確かに美しい富士を眺めることができた。私は富士山を見ただけで、うれしくなってしまうのだ。
登山道から仰ぐ高畑山

 登山口から立野峠へ
カーブで広くなったところに駐車した


田野倉駅


梁川駅


登山口


水場


立野峠

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20121016

今日は九鬼山に登るつもりでいたのだが、インターネットで調べたら、高畑山から九鬼山に縦走できるらしい。高畑山にも登るつもりなので、日に二つの山に登れるのならグッドである。
昨日は天子ヶ岳に登るつもりでいたのだが、この山は東海自然歩道のルートにあたっていることがわかって止めにしてしまった。(私は近いうちに東海自然歩道全コース踏破を完了させるつもりなのだ)昨日は快晴だったのにもったいなかった。
今日の天気予報も快晴…だったのに、朝、空を見上げると、どんよりとした雲に覆わている。昨日の快晴のときに登っておけばよかったと悔やんだ。
インターネットで高畑山界隈の駐車場を確認したら、田野倉駅と禾生駅の中間に礼金峠に登って行く道があって、その入口に駐車場があることがわかった。車を走らせ、国道から少し入ると、道がヘアピンでカーブするところが広くなっていて、車が停めれる。ここに車をおいた。私は田野倉駅から電車に乗って、梁川まで行き、そこから登山を開始するのだ。
田野倉駅までは1kmほど国道を歩く。さすがに古い街道の名残りがあって、石仏が集落の入口に並んでいる。
富士急行線の田野倉駅に着いたのは622分、10分ほど歩いただけで着いてしまった。駅の人に訊いたら、これから乗る列車は東京への直通で、大月でJR線に乗り換える必要はないのだ。
梁川駅に着いたのは76分、ところが列車の編成がすさまじく長くて、改札に一番遠いところに乗っていたために、ホームをすごく歩かなければいけなかった。
改札は無人で、切符は自分でポストに入れるのだった。
駅から国道に下って、これを横断して長い橋を渡る。桂川というのだが、橋はすごく高いところにあって、谷を見下ろすとすばらしい眺めである。橋を渡ったあと、緩やかに上って行くのだが、指導標がなくて心配になってくる。道祖神の置かれたY字路に出たが、どっちに行っていいのかわからない。カンで、右の上って行く道を選んだ。でも、下の道はこの先で合流するのだった。ようやく登山口に着いたのは732分。
鬱蒼とした樹林の中を登って行く。登山道は沢の流れに沿って続いている。流れの音を聞きながら歩いて行くのだが、何度か沢を渡る。どうも、この沢をつめたところが峠のようだ。…ということは沢の流れがなくならない限り、峠には着かないということだ。
沢の音が小さくなって、ほとんど流れの音がしなくなったころ、水場に着いた。飲んでみた。ところが飲んだ後、水場の標識をみたら「この水は飲用ではありません」と書いてあった。そんなのは水場とはいわないのだけど…。
この水場から立野峠までは15分である。急な斜面をジグザグに登って、ようやく峠に着いた。時間はちょうど9時であった。標準タイムは1時間40分なので、かなり遅い。明るいうちに車に戻れるか心配になってきた。



 高畑山山頂
倉岳山への道


倉岳山山頂


天神山山頂


高畑山山頂


立野峠から倉岳山までは
35分である。ともかくがんばるしかない。尾根道はアップダウンを繰り返していて、登りでは木の根が網の目のように張り出していたりする。大きな石がゴロゴロする道を登って、尾根が広くなって明るくなると山頂であった。ちょうど35分かかった。ここで休憩した。
山頂からは富士山が見えるというので、探した。朝はどんよりとした雲だったのだが、いつの間にか青空になっている。でも、遠くは白く霞んでしまっていて、富士山は見えなかった。山頂にあるのは二等三角点であった。
山頂を後にしたのは947分、緩やかな尾根を下って行くと、突然左折の指導標。ここから急な下りになった。そして今度は右折の指導標、指導標に従ってどんどん下って行く。樹林の間から高畑山がちらりと見えた。今回の登山では樹林の中を行くことがほとんどで、登った山を展望することはまったくできなかった。
最後に急下降して穴路峠に着いたのは105分であった。この峠は切り通しにようになっていて、「峠文化の森」という案内板がたっていた。
峠から急登すると、すぐに天神山である。ここからは展望が開けていた。
アップダウンを繰り返して登って行く。突然、指導標があって、山頂か思ったら、そうではなくて、雛鶴峠への下降点であった。
ここからひと登りすると高畑山山頂であった。
1040分の到着、山頂にあるのは三等三角点である。
このころ、空はすっかり晴れて、富士山がうっすらと見えた。富士山がみれてすっかりうれしくなってしまった。富士山をみながら休憩した。


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