BACK 浜石岳
2012年10月16日
今日は九鬼山に登るつもりでいたのだが、インターネットで調べたら、高畑山から九鬼山に縦走できるらしい。高畑山にも登るつもりなので、一日に二つの山に登れるのならグッドである。
昨日は天子ヶ岳に登るつもりでいたのだが、この山は東海自然歩道のルートにあたっていることがわかって止めにしてしまった。(私は近いうちに東海自然歩道全コース踏破を完了させるつもりなのだ)昨日は快晴だったのにもったいなかった。
今日の天気予報も快晴…だったのに、朝、空を見上げると、どんよりとした雲に覆わている。昨日の快晴のときに登っておけばよかったと悔やんだ。
インターネットで高畑山界隈の駐車場を確認したら、田野倉駅と禾生駅の中間に礼金峠に登って行く道があって、その入口に駐車場があることがわかった。車を走らせ、国道から少し入ると、道がヘアピンでカーブするところが広くなっていて、車が停めれる。ここに車をおいた。私は田野倉駅から電車に乗って、梁川まで行き、そこから登山を開始するのだ。
田野倉駅までは1kmほど国道を歩く。さすがに古い街道の名残りがあって、石仏が集落の入口に並んでいる。
富士急行線の田野倉駅に着いたのは6時22分、10分ほど歩いただけで着いてしまった。駅の人に訊いたら、これから乗る列車は東京への直通で、大月でJR線に乗り換える必要はないのだ。
梁川駅に着いたのは7時6分、ところが列車の編成がすさまじく長くて、改札に一番遠いところに乗っていたために、ホームをすごく歩かなければいけなかった。
改札は無人で、切符は自分でポストに入れるのだった。
駅から国道に下って、これを横断して長い橋を渡る。桂川というのだが、橋はすごく高いところにあって、谷を見下ろすとすばらしい眺めである。橋を渡ったあと、緩やかに上って行くのだが、指導標がなくて心配になってくる。道祖神の置かれたY字路に出たが、どっちに行っていいのかわからない。カンで、右の上って行く道を選んだ。でも、下の道はこの先で合流するのだった。ようやく登山口に着いたのは7時32分。
鬱蒼とした樹林の中を登って行く。登山道は沢の流れに沿って続いている。流れの音を聞きながら歩いて行くのだが、何度か沢を渡る。どうも、この沢をつめたところが峠のようだ。…ということは沢の流れがなくならない限り、峠には着かないということだ。
沢の音が小さくなって、ほとんど流れの音がしなくなったころ、水場に着いた。飲んでみた。ところが飲んだ後、水場の標識をみたら「この水は飲用ではありません」と書いてあった。そんなのは水場とはいわないのだけど…。
この水場から立野峠までは15分である。急な斜面をジグザグに登って、ようやく峠に着いた。時間はちょうど9時であった。標準タイムは1時間40分なので、かなり遅い。明るいうちに車に戻れるか心配になってきた。
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