BACK 苗場山
2012年7月26日
今日こそは仙ノ倉山に登る。このために六日町に6日間も滞在してしまったのだ。この7月にできたばかりの道の駅南魚沼は快適だった。
5時頃に車を発進させて、仙ノ倉山登山口に向かう。登山口は国道の火打峠にあるのだ。火打峠に近づくと、左に登山者用の駐車場があった。ところが、つい最近までこの駐車場は無料だったのに、今は有料になっていた。どうしようかと迷っているうちに通り過ぎてしまって、引き返そうかと思ったところにトンネルがあって、その手前に駐車スペースがあった。登山口駐車場からそんなに離れていないので、ここに車を停めることにした。
身支度を終えて歩き始めると、すぐに小学校があった。こんな峠の上に学校があるのには驚きである。そこから少し行くと登山口駐車場である。まだ6時前だというのに、けっこう車が停まっていて、人気がある山だとわかる。
駐車場の奥に登山口がある。標識には「平標山登山口」と書かれていた。標津山山頂から目指す仙ノ倉山を往復することになる。でも、ここの登山口から平標山に至るコースは二つあって、松手山経由の南側の道と平元新道という北側の道である。私は松手山経由で登って、帰りは平元新道を下るつもりだ。
登山道入り口から樹林の中を行くのだが、すぐに舗装道に出てしまった。これを横切って直進すると平元新道で、松手山コースは左折して舗装道を行く。
橋を渡るとすぐに登山口が見えてきた。登山口からは、すぐに急な階段の登りである。けっこう長い。階段が終わると今度は急斜面をジグザグに登るのだった。再び急な階段の登りになって、10分ほど登ると、道には大きな岩がゴロゴロするようになった。
5分ほど息を切らして登ると樹林から抜け出して、展望が開けた。でも、行く手には厚い雲がかかている。一旦緩やかに下って行くと、道ばたには花が咲いている。鞍部から再び急な登りが始まる。ここまでも、けっこうきつい登りだったが、バージョンアップしてロープが下がる急登であった。この頃、霧の中に入ってしまった。今日は晴れるはずなのだが…。
ようやく鉄塔の立つ広場に着いたのは7時15分。すさまじく大きな鉄塔で、見上げたら青空が広がっていた。天気はよくなりそうなので、ここでひとまず休憩することにした。
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