BACK 塩田平散策
2008年10月8日
道の駅雷電くるみの里に泊まったのだが、夜になったら雨になってしまった。明日は晴れるはずだったのに、携帯で確認したら明日は曇りで、晴れるのは夕方からに変わっていた。朝になっても小雨が降っている状態で、これでは登山ができない…と思っていたら、7時少し前に雨は止んだ。空も明るくなったような気がするので、登山することにした。
山に向かって車を走らせて行く。このあたりはスキー場が多くて、まず池の平に着いた。この先は舗装されていなくて、ガタガタの道を走って行く。行く手に大きな山が聳えていた。これが今日登る籠ノ登山であった。きれいに山が見えるのだから、天気は大丈夫のようだ。(甘かった)
登山口のある高峰温泉に着く。バス停があったので、ここまでバスが来るのかと驚いてしまった。駐車スペースもあるので、安心して車を停めて登山の準備をした。
出発は7時45分である。きれいな紅葉の林を歩いて行く。カラ松が黄色く紅葉してすばらしくきれいなのだ。10分ほど登ると「うぐいす展望台」に着いた。正面には半分雲に隠れた東籠ノ登山が見えた。雲がどんどん湧き上がってきているのだ。
展望台からは真っ赤な紅葉の中を急下降する。すぐに平坦になって樹林から抜け出すと溶岩に覆われた斜面が広がっていた。その岩にペンキで矢印が書かれている。これを登って行くのだ。
真っ赤な紅葉やカラ松の黄色が本当にきれいである。溶岩の岩場の登りからカラ松の林に入る。カラ松って本当にきれいだと思うのだ。
林から抜け出すと再び溶岩の中の急登になった。この頃から霧の中に入ってしまって、景色が見えなくなってしまった。でも、登山道の左は断崖であることはよくわかる。すごい崩落地帯が続く。巨岩のピークに着いたが、その先にも岩場の登りは続いていた。登って行く斜面は真っ赤な土で、その中に溶岩がゴロゴロしている。
急な登りが続いて、そのうちに大きな岩が重なるようになった。この岩の間を急登すると、突然水ノ塔山山頂に着いてしまった。霧の中で何も見えないのだが、晴れていたら浅間山を間近に見ることができるのだ。
|