甲信越の山百選 
ひうちやま

標高 2461m
登山口→1:00→黒沢渓流→45分→尾根出合→45分→富士見平→45分→高谷ヒュッテ→20分→天狗の庭→40分→雷鳥平→40分→火打山山頂→25分→雷鳥平→25分→天狗の庭→20分→高谷池ヒュッテ→45分→富士見平→30分→尾根出合→20分→黒沢渓流→40分→登山口

火打山は本当にすばらしい山である。高谷池や天狗の庭の池塘・湿原、そしてなによりも北アルプスの展望がすばらしいのだ。この絶景を眺めるために、晴れた日の登山をお薦めします。
妙高山から見る焼山と火打山

 登山口から富士見平へ 1997年の登山記録


国道沿いにあった駐車場に泊まった


登山口からは木道がずっと続く


沢を渡るが黒沢ではない


黒沢をりっぱな橋で渡る


十二曲りの標識があった


大きな岩だらけの道を登る


富士見平

BACK 妙高山

2010911

国道沿いにあった駐車場に泊ったのだが、夜は大型トラックが1台停まっているだけで静かであった。困ったのは自販機などが一切ないことで、暑くて喉が渇いて困った。
今日も天気はいい。駐車場からは黒姫山がきれいに見えた。
火打山の登山口、笹ヶ峰までは駐車場から16kmほどである。車を走らせて行くと、昨日登った妙高山をきれいに展望できた。
笹ヶ峰の駐車場に着いたのは615分である。たくさん車が停まっていて、身仕度している登山者もちらほら。今日は土曜日であった。
出発は620分。登山道の入口は東屋のような建物なのだ。この東屋の中を抜けると、その先には木道が続いていた。
すぐに橋を渡って、あとは樹林に続く木道をひたすら歩いて行くのだ。ほとんど平坦な木道を15分ほど歩いたら、笹ヶ峰遊歩道の分岐があった。右はグリーンハウスとなっていた。
さらに木道は続き、5分ほど行ったところに1/9kmという指導標があった。なんだこのキロ数はと思ったが、登山口から山頂までは9kmで、ここがその1km地点をさしているのだった。この標識は1km毎に欠かすことなく設置されていて、目安になって助かった。
この指導標から5分ほど行くと沢を徒渉する。これが黒沢渓流かと思ったらそうではなかった。木道を緩やかに登って行き、2/9kmの指導標を過ぎたら沢の音が聞こえてきて、道は下りになった。立派な橋がかかっている。ここが黒沢渓谷出合であった。歩き始めて50分、ガイドブックの時間通りである。
橋を渡って岩だらけの道を登る。けっこう急な登りになって、新しい階段が設けられていたりする。道は補修中のようで、その材料が道ばたのあちこちに置かれていた。
ブナの林の説明板があって、見回したら確かにブナの大木が多い。なるほどと思いながら歩いて行くと、すさまじい登りになった。ブナやミズナラの林の中を急登する。でも、この登りの途中から北アルプスが見えた。昨日の妙高山でも見ることができたのだが、今朝は雲ひとつなくてくっきりと眺めることができるのだ。うれしくなってしまった。
ようやく尾根の上に着くと、そこには「十二曲り」という標識がたっていた。この尾根に出るまで、ジグザグの急登が続いたので、それがそうだったのかと思うのだが、もしかしたらこれから十二曲りが始まるのかと心配にもなった。(そんなことはなかった)
尾根を少し行くと3/9kmの標識があった。まだ3kmしか歩いていないのだ。この先ですさまじい登りになった。尾根になったのだから、しばらくは緩やかな登りと思ったのは甘かった。ほとんど垂直ではないかという大きな岩だらけの中を登る。でも、樹林の間からは北アルプスの山並みが見え、さらによく見たら富士山も見えた。今日は本当に快晴で空気も澄んでいて、遠くの山々がよく見えるのだ。
「この付近はオオシラビソを主とする針葉樹林です」という説明標識があった。たしかに針葉樹林が広がっている。
平坦になると木道が現われ、すぐにまた大きな岩がゴロゴロする急登になったりする。
4/9kmの標識を過ぎると、新しい木の階段が設けられていて、これを上ると樹林から抜出して、頭上に青空が広がった。振り返ると高妻山は見えた。
緩やかな登りだが大きな岩がゴロゴロする道がまっすぐに続いていて、行く手に案内板が見えてきたと思ったら、ここが富士見平であった。私は富士山が見える展望の平坦と思っていたのだが、たんなる分岐点で展望もない。ガッカリした。
歩き始めて
2時間余りったっているので、ここで休憩することにした。ここを真っ直ぐに行くと黒沢ヒュッテで、火打山へは左折するのだ。



 富士見平から天狗の庭へ
富士見平からは大きな岩がゴロゴロする道


樹林から抜け出すと草原が広がる


高谷池ヒュッテ


天狗の庭展望台に着く


道には大きな岩がゴロゴロしているのだが、頭上は明るく開けている。尾根の右側を歩いていたのだが、樹林に入るといつのまにか尾根を左に越えたようで、火打山が見えた。そして火打の左には焼山が見える。すばらしくきれいな眺めである。

樹林の中、トラバース道が続く。細かなアップダウンがあるのだが、どちらかというと下っているような気がする。この途中で5/9kmを通過した。やっと半分を過ぎたのだ。
大きな岩の間を下ると樹林から抜け出して草原が広がった。でも、正面には立入禁止の標識が立っている。どうするんだと思ったら、道はここで左折するのだ。
木道が草原の中に続いている。ここからは、今まで樹林がジャマで一望できなかった北アルプスをきれいに眺めることができた。左の端には槍ヶ岳が聳えている。そして白馬三山。何もいううことはない絶景である。

潅木の間を行くと、アルプス展望台の標識があった。小さな梯子があって、その先は露岩になっている。ここからは本当に遮るものなくアルプスを一望できた。少し雲が湧き上がってきているのが残念なのだが…。
ここから少し行くと三角屋根が見えてきた。これが高谷池ヒュッテである。小屋の先にはすばらしい湿原が広がっていた。登山道はこの湿原の畔を巡って行くのだ。湿原の中にはいくつもの池塘があって、青空を映している。すばらしくきれいである。
木道を歩いて行くと黒沢池への分岐があった。この道を行くと妙高山に行けるのだ。
6.9kmの標識を過ぎると登りになった。この途中から見下ろす湿原はすばらしい。
大きな岩だらけの道を登って平坦になると、木道の工事の現場に着いた。ご苦労様です。
この先、草原の中に木道が続いていて、道ばたにはリンドウの花がいっぱい咲いていた。草原は黄色く色づき始めていて、その中に無数の岩が点在する。真っ直ぐに続く木道の先には火打が大きく聳えていた。

道が緩やかな下りになると左に池があって、さらに緩やかに下って行くと天狗の庭と書いた大きな標識があった。ここからは下にいくつもの池塘が散らばる湿原を展望できる。




 天狗の庭から火打山頂へ
池塘の畔を行く





ライチョウ平


山頂への道


火打山山頂


天狗の庭の湿原の向うには火打が大きく聳えている。
湿原の縁を巡るように木道が続いていて、池塘には火打が映ってすばらしくきれいだ。立ち止まって何枚も写真を撮ってしまった。
湿原から尾根に向かって登り始めるところに7/9kmの標識があった。あと2kmである。この登りの途中から振り返ると天狗の庭を一望できるのだ。
尾根の上に着くと、すさまじい断崖が見えた。尾根を行くと、しだいにこの断崖が迫ってくる。道の右は崩落したガケで、断崖の眺めはすごい迫力であった。
ガケから離れて広い急斜面を登る。道は大きな岩に覆われていてきつい登りだ。登山道が木の階段になって、潅木の間を抜けるとライチョウ平であった。私はもっと広い潅木などない平坦地だったと記憶していたのだが、まったく感じが違っていた。
背丈の低い潅木の間を登って火打山頂を目指す。緑の山腹に登山道が続いていて、登山者の姿も見える。潅木の中に8/9kmの標識があった。まだ1kmも残っているのだ。
木の階段の登りになった。振り返ると妙高山が大きく聳えている。裸池の斜面が現われると、「植生回復中」の標識があった。さらに急な木の階段を登って、一旦、潅木の林に入るが、これを抜出したら山頂であった。

山頂は広い裸池で真ん中に古い石仏が置かれている。その横に三角点があった。
山頂からは
360度の展望である。でも、北アルプスは雲にほとんど隠れていた。(下のアルプス展望台で十分堪能したので我慢しよう…)山頂からは焼山の眺めがすばらしい。そして妙高山。よく見たら北に広がっているのは日本海であった。
このすばらしい景色を眺めながらゆっくりと休憩した。

下山開始は115分。登ってきた道を引き返すだけである。
天狗の庭1147分、富士見平1231分。ここで休憩していたら団体が登ってきた。これから火打に登るのかと思ったら、小屋泊まりらしい。
この先でも、けっこうたくさんの登山者とすれちがった。
今日は土曜日なので、一泊で明日は妙高を目指す人が多いのだ。
登山口に戻ったのは
14時少し前であった。空はいつの間にか白い雲におおわれていた。


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