2008年晩秋関西登山
ゆづるはさん

標高 607m
諭鶴羽ダム→20分→神倉神社→1:10→諭鶴羽山山頂→10分→諭鶴羽神社→10分→諭鶴羽山→50分→神倉神社→15分→諭鶴羽ダム

この山は淡路島の南端にそびえていて、山頂の三角点は一等三角点なのだ。そして山頂からは瀬戸内海の島々を眺めることもできるのだ。
諭鶴羽山山頂

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20081117

明石のマクドで登山記録の入力をしていたら遅くなってしまった。明石市街に入り、JR駅裏のフェリー乗り場に行く。淡路島に渡るのに一番簡単なのは高速道路で明石大橋を渡ることなのだが、私はフェリーで行くことにした。値段が安いこともあるのだが(300円だけ安い)、海から夜の明石大橋を眺めたかったのだ。
フェリーには乗用車が
2台とトラックが1台乗っているだけなのだが、客室に行くと乗客はけっこう多いのに驚いた。
フェリーが明石港を出ると左手に明石大橋が見える。ライトアップされていて、海から見るのは本当にきれいだ。

淡路港に着く直前にこの大橋をくぐる。希望通り船から大橋を見上げることができた。
淡路島に着いたのは21時半ころである。
淡路島に着くと、車の降り口に乗客が集まってくる。乗客専用の降り口はないのだ。
乗客がみんな降りてから車が降りる。淡路島に第一歩をしるした。
洲本への道は真っ暗で車もほとんど走っていない。走って行くと「道の駅東浦ターミナルパーク」があったので、ここに泊まった。

1118

4時半頃に目を覚まして行動開始。車の中でお湯を沸かしてポットにつめて、あまったお湯でカボチャスープをつくって飲んだ。
まだ暗い中を走って行く。道の駅から登山口の諭鶴羽ダムまでは40kmほども走るのだ。諭鶴羽山は淡路島のほとんど南端にあるのだ。
ダムに着いて、この堰堤を渡ったところに登山口がある。まだ暗いので、もう一眠りすることにした。
明るくなって、登山の準備をしていたら、散歩をしているおじいさんがいる。こんな山のなかで散歩かよと思ったが、他にも歩いている人がいる。ダムの周りがウォーキングコースになっているのだ。
コンクリート壁に設けられた階段が登山道の入口である。登山口という標識の他に、「歴史と信仰の道 諭鶴羽古道入口 山頂経由神社本殿まで二十八町」という案内があった。私はこういう古い道も大好きなので、けっこう嬉しくなってしまった。
階段を上って樹林の中に入る。すさまじい急な登りが待ちかまえていた。鬱蒼とした暗い杉林を急登する。ジグザグに登って行く道には岩がゴロゴロしていて、すごく歩きにくい。
10分ほどで尾根に着くと、そこには「牛内ダム0.2km 諭鶴羽山2.5km」という指導標がたっていた。
岩がゴツゴツする尾根を登って行くと、古い道しるべ石があった。さすがに歴史と信仰の道である。樹林から抜け出して広場に着くと、そこが神倉(かんのくら)神社であった。尾根の上の神社なので、建物が横一列に並んでいる。そして役行者や不動明王の石仏があった。ここに立つ説明板を読むと、イザナギ・イザナミの神を乗せた鶴がここにあった大樹に羽を休めたのだという。日本神話ではイザナギ・イザナミの神が日本列島を産み出すのだが、最初に産まれたのがこの淡路島なのだ。
神倉神社から岩がゴロゴロする道を行くと、すぐに平坦なしっかりした道になった。落ち葉が降り積もって、すごく歩きやすい道である。照葉樹林のトンネルの中に登山道が続く。
快適に歩いて行くと、遊歩道の説明板がたっていた。諭鶴羽ダムの解説なのだが、ここは樹林の中でダムも何も見えない。ここにダムの解説板がたっている意味がよくわからなかった。
この先に山頂まで1.8kの指導標があって、少し行くと鳥の鳴き声の解説板がたっていた。そして傍には石の地蔵様がたっている。合掌するお地蔵様には十七丁という文字が刻まれている。この地蔵が丁石になっているのだ。(私はここで初めて丁石の地蔵像を見たのだが、この手前の尾根の登りの途中にも十八丁の石像があったのだ。急な登りの真っ最中だったので見逃したのだ。情けない。)
尾根を歩いて気がついたのだが、傾斜がきつくなると岩がゴロゴロして、平坦なところはよく踏み固められた平らな道なのだ。
道には解説板と指導標が交互に現れて、その度にお地蔵様がたっている。でも、丁石でもある地蔵像は一丁毎にはなくて、所々でとんでいるのだ。
十一丁を過ぎると、深い溝の中の道になった。岩がゴロゴロしていて、きつい登りである。
九丁を過ぎると、森の中で道は右折する。そこに立つ指導標には山頂まで0.7kmと書かれていた。ここから枯れ葉を踏んで急な斜面を登って行く。
尾根に登り着くと山頂まで0.6kmの指導標がたっていて、ここからは平坦な尾根道になった。
この少し先で樹林から抜け出すとアンテナ塔がたっていて、この横を抜けると舗装された道になった。ここまで山道を登ってきて、車道があったりするとガックリしてしまうのだ。
舗装道を少し行くと、右・諭鶴羽山山頂の指導標がたっていて、この分岐から少しだけ登ると山頂広場であった。山頂には展望台があって、石塔もたっている。広場の真ん中にある三角点は一等三角点であった。

山頂にたつ説明板は諭鶴羽山のアカガシ群のものであった。私は木の名前はよくわからないので、アカガシがどんな木か知らないのだが、この諭鶴羽山一帯は90種類以上もの木が茂る植物の宝庫なのだそうだ。
展望台に上がって西を眺めると、四国とそこにつながる橋が見えた。
山頂で休憩しようかと思ったが、その前に諭鶴羽神社を往復しようと思う。展望台の左を下って行く。広い道だが急な下りが続く。アンテナ塔の広場を過ぎて、さらに展望の開けた尾根を下ると黄色い花が一面に咲いていて、紅葉も鮮やかであった。
樹林の中に入るとすぐに奥之院、篠山神社があった。このあたりは鬱蒼とした原生林が広がっている。すごい森である。
奥の院からさらに急な道を下ると道は左折して、そこに苔むした石仏が並んでいた。このあたりから神社の境内である。広い境内で、私は本殿の右から入っていった。すぐにアカガシの森という標識があって、鬱蒼とした森が広がっている。アカガシってどれだろうと思った。
本殿の右奥にはタブの森があって、ここにもすごい巨木が茂っていた。

本殿前の石段を下るとトイレのたつ広場があって、近畿自然歩道の解説板があった。なお、ここにたつトイレは県内で初めてつくられた汚水を出さないトイレなのだそうだ。
神社の隅々まで見てまわって、山頂に引き返す。この登りがきつかった。
山頂で休憩したが、今日はすごく寒い。ポッドのお湯でコーヒーをつくって、温まった。
あとは登ってきた道を引き返すだけである。
どんどん下って、ダムがもうすぐという尾根で、下から子供たちの賑やかな声が聞こえてきた。幼稚園児の団体が登ってきた。こんな小さい子が山頂まで行くのかと思ったら、保母さんがいうには途中で引き返すのだそうだ。
車の前に戻ったのは
1040分であった。


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フェリーから淡路島に上陸する


諭鶴羽ダム


ダムを渡った突き当たりに登山口がある


杉林の中をジグザグに登る


尾根に登り着いた


神倉神社


説明板のたつ快適な道


十三丁の石仏


ここで右折して稜線に向かって登る


アンテナ塔の横を過ぎる


諭鶴羽山山頂


諭鶴羽神社に向かう


諭鶴羽神社本殿




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