2008年晩秋関西登山
たいしゃくさん

標高 586m
近畿自然歩道登山口→30分→お地蔵様の分岐→30分→丹生神社→35分→帝釈山山頂→40分→お地蔵様の分岐→20分→登山口

訪れる人は少ないようで、登山道の入口がわからなくて苦労した。でも、このコースは近畿自然歩道で、帝釈山山頂からは淡路島を眺めることもできるのだ。
帝釈山山頂

BACK 高御位山

2008年11月17日

今日はもう一つ、帝釈山に登る。神戸の北に聳える山である。

登山口の丹生神社前まで来たが車を停めるところがない。しかたがないので林道を走って行ったのだが、この道が地図と一致しなくて、どこにいるのかわからなくなってしまった。本当に細い道を行くと、近畿自然歩道の指導標があった。そこが丹生山への登山道のようで、その近くに車を停めるスペースがあった。
身支度をして指導標に戻ると、そのすぐ先にお地蔵様の座像があった。道に真ん中にたっている。
ともかく歩いて行くと、すぐにまた指導標があって、左折する。車止めの向こうは竹林であった。広い道で、右にカーブしたところには石柱がたっている。見ると、「丹生山廿四丁」と刻まれている。山頂の神社までこの標石は続いていて、一丁毎にきちんとたっていた。
標石のたつ広い道を緩やかに上って行く。深い樹林の中を
15分ほど行くと林道に出た。ここがガイドブックにある義経道の分岐だろうか(大間違い、林道との合流点なのだ。ここまでも広いしっかりした道だったので、林道を歩いていると思っていたのだ。)
少し行くと左側が開けて、紅葉の染まった山が見えた。これが帝釈山かと思ったが、方向がまったく違う。でも、紅葉がきれいであった。
この林道にも標石がたっているので、神社への参道であることは間違いがない。10分ほど歩くと橋を渡って、右にカーブする。十二丁の標石のすぐ先にお地蔵様のたつ分岐があった。そこには「丹生山」と書かれた大きな標識がたっている。ここから左の道を登るのだ。でも指導標には、林道を直進しても山頂に着けるとあった。
石段を上ると登山道になって、かなり急な登りが続く。ここまでほとんど登りらしい登りがなかったのだから、ここからは汗をかかなければいけないみたいだ。
鬱蒼とした樹林の中を20分ほど登ると、三丁の標石があって、そこに分岐があった。小さな指導標で左に下ると千年家と書いてある。地図で確認すると、これがガイドブックにある義経道のようである。それにしては細い道で、私がここまで歩いて来た道とはまったく違う。
ここから5分ほど行くと、丹生山城という石碑があった。そこには一丁という石標が傾いてたっていた。ここから右の丘に上ると祠がたつ平坦地である。
この平坦地の先には石の鳥居がたっている。
広い石段を上ると社務所があったが、その扉はすべて閉じられていた。社務所のたつ広場から再び石段を上ると本殿がある。この本殿の石段の右に、帝釈山への登山道があった。
神社にお参りしてから帝釈山を目指す。
神社からは少し下りで、鞍部に林道との合流点があった。
鞍部から4分ほど行くとシビレ山との分岐で、帝釈山はこの分岐から右の細い山道を行く。傾斜もあって、やっと登山道という感じである。
でも、急な登りは少しだけで、再び平坦な道になった。鬱蒼とした照葉樹林の中を歩いて行く。写真を撮ろうとしたら光量不足で真っ暗であった。
この鬱蒼とした暗い道を12分ほど行くと分岐があって、ここからまっすぐ下ると林道経由で丹生会館に行けるらしい。左の帝釈山への道を行く。
12分ほど行くと傾斜がきつくなって、斜面には白い岩が点在するようになった。その少し先で樹林から抜け出すと山頂広場であった。
帝釈山山頂には壊れかけた石の祠が3つあって、その後ろに山名の標識があった。横には二等三角点がたっていた。
山頂の南が開けていて、淡路島を見ることができる。神戸の近くの山なのだ。
時間は14時半になっていた。今は暗くなるのが早いので、急いで下山することにした。
山頂下の林道経由の下山路はどこに出るかわからないので、来た道を丹生山に引き返して行く。
丹生山の手前の鞍部からは林道を下ることにした。この道は地蔵のたつ分岐に戻れると思うのだが自信はない。コンクリートで固められた林道なのだが、車は無理だろうと思われるすごく急な道である。
鬱蒼とした林の中を急下降して行く。林道なのに山道を下っているみたいである。

苔むした五輪の塔が四基道端にたっていて、このすぐ先に指導標があった。帝釈山山頂の下にあった林道経由の下山路はここに出てくるのだった。
急な林道を走るように下って、ようやくお地蔵様の立つ分岐に着いた。道が間違ってなくてほっとした。
あとは上ってきた道を引き返すだけで、走るように下って車の前に戻ったのは1532分であった。16時を過ぎると思っていたのだが、意外と速かった。
明日は淡路島に渡る。


NAXT 諭鶴羽山

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ここから歩き始めた


標石のたつ道を行く


林道に出た


お地蔵さまが立つ分岐


千年家との分岐


丹生神社本殿


帝釈山への道


帝釈山山頂


帝釈山から直接下って来る道と合流する





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