関西の登山
おおえやま

標高 832m
駐車場→25分→鳩ヶ峰→35分→大江山(千丈ヶ嶽)山頂→30分→鳩ヶ峰→鞍部(駐車場)→45分→鍋塚→30分→駐車場

大江山といったら酒呑童子という鬼の伝説で有名なのだが、大江山という名の山はなくて、鍋塚・鳩ヶ峰・千丈ヶ嶽の連山の総称なのだ。山麓には鬼にまつわる史跡が多い。
鳩ヶ峰から仙丈ヶ嶽

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2007年612

明るくなって目が覚めてたが、まだ4時であった。もう少し寝てようと思ったのだが、結局5時に行動開始。
駐車場から大江山の稜線に向かって車を走らせる。
終点にはトイレと休憩所があった。昨夜はここまで来て泊まればよかったと思った。
大江山といったら酒呑童子で有名なのだが、この山には鬼の伝説がいっぱいである。
大江山というのは単独のピークではなくて、主峰の千丈ヶ嶽をはじめとして鳩ヶ峰・鍋塚・鬼穴の連山のことなのだ。だから千丈ヶ嶽を登っただけでは大江山を登ったとはいえないみたいだ。そこで、私は鳩ヶ峰と鍋塚の鞍部を起点に鳩ヶ峰・千丈ヶ嶽を往復して、それから鍋塚山を往復することにした。

林道終点が鞍部である。車道から一段上ったところに登山道が通っている。まず南に向かう。すぐに鳩ヶ峰への急な登りが始まる。朝日を背に稜線の道を行く。視界は開けていて、右下には雲海が広がりすばらしくきれいだ。
20分ほどの登りで鳩ヶ峰山頂に着いた。行く手には千丈ヶ嶽が大きく聳えている。ガイドブックではここから35分で登れると書いてあるのだが、1時間もかかりそうなほど遠く見える。
鳩ヶ峰から急降下する。下山路から見る千丈ヶ嶽はいかにもどっしりとして大きい。登山路の両脇にはツツジの赤い花が咲いていて、花の季節は始まっているのだ。
階段の道になって、これを下って樹林の中の鞍部に着く。ここから登り返して階段の道を登る。かなり急な登りである。樹林から抜け出して明るくなったので、山頂は近いと思ってしまったがそうではなかった。さらに急登は続いて、山頂に着いたのは
625分であった。鳩ヶ峰から25分間の登り下りであった。
山頂には「大江山山頂 千丈ヶ嶽832.5m」と書かれた大きな標識がたてられていて、山頂広場の東に二等三角点がおかれていた。
私はこれから鞍部に戻って、さらに鍋塚を往復しなければいけないのでのんびりしておれない。
記念写真を撮ってすぐに下山開始。
登ってきたときには気がつかなかったのだが、鳩ヶ峰との鞍部には「鳩ヶ峰500m」の標識がたっていた。千丈ヶ嶽から縦走するための標識のようである。
鞍部から鳩ヶ峰に登って行くと、赤いツツジの花に朝日があたって、すばらしく美しい。何枚も写真を撮ってしまった。
鳩ヶ峰の山頂から東側を見下ろすと、今朝広がっていた雲海はすっかり晴れて、集落が見えていた。これから辿る稜線の向こうにはどっしりとした鍋塚が聳えているのが見える。なんかずいぶん遠く感じる。
車のある鞍部に戻ったのは7時であった。もちろん立ち止まることなくそのまま鍋塚に向かって登って行く。
振り返ると、鳩ヶ峰が端正な形で聳えていて、その左奥にはどっしりと千丈ヶ嶽が聳えている。すばらしい眺めである。
ようやく台地の上に登り着くと、そこには「鍋塚0.5km」の指導標はたっていた。500mなんてすぐではないかと思ったのだが、そんなに簡単ではなかった。赤土の滑りやすい道を登って行くのだ。行く手には丸い鍋塚が聳え、その山腹には登山道の線が縦に走っているのが見える。
傾斜がきつくなって、雨水が穿った石がゴロゴロする道を急登する。
鍋塚山頂に着いたのは725分である。
空は真っ青に晴れて、山頂からは360度の展望が広がっている。でも、周囲の山々の名前はさっぱりわからない。今朝登ってきた千丈ヶ嶽と鳩ヶ峰だけはわかるのだが。
あとは登ってきた道を引き返して、車の前に戻ったのは745分であった。


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林道終点、ここから歩く


車道と平行して登山道がある


雲海が広がっていた


鳩ヶ峰山頂から千丈ヶ嶽


千丈ヶ嶺山頂


駐車場の鞍部に戻った


鍋塚への登り


鍋塚山頂






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