私の近畿の山百選
みたけ

標高 793m
火打岩登山口→50分→鳥居堂跡→50分→三嶽山頂→30分→大タワ→50分→小金ヶ岳→1:10→小金口

三嶽は一等三角点の山なのだが、登山としての醍醐味は大タワから小金ヶ岳へのすさまじい岩稜にある。かってこの山は丹波修験道の中心地であったのだ。
小金ヶ岳へ続く岩稜

 登山口から三嶽山頂へ
登山者用駐車場


登山口があった


尾根に登り着いた


鳥居堂跡


大岳寺跡


東屋があった


三嶽山頂

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2009
524

昨日は夜遅くなってから三嶽登山口の峠に行ったのだが、どうも居心地がよくないので、真夜中に下の集落まで降りてきて駐車スペースを見つけて寝た。夜が明けたら雨であった。今日は登山はあきらめることにして、マクドでパソコン入力をしたり、パソコンに入れた映画をみたりしていた。

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今日は午後から晴れるはずなので、8時頃に峠に走って行った。でも、集落から峠に向かって上がり始めるところに登山者用の駐車場があるのを見つけた。下の登山口には車を停めるところがないので峠から登ろうとおもったのだが、これならちゃんと下から登れるではないか。一応、峠まで行って天気の回復を待った。10時頃まで時間をつぶしてから峠を下った。登山者用の駐車場から歩き始めたのは1010分である。空はまだどんよりとした雲に覆われている。私の前を歩いて行く登山者はしっかり雨具を着込んでいた。
田んぼの中に続く車道を集落に向かって歩いて行くと、300mほどのところに登山口があった。近畿自然歩道の指導標もたっている。
民家の間の細い道を通って、畑の中の道に出る。道はすぐに杉林の中に入った。そこには指導標がたっていて、三嶽山頂まで2.8kmと書かれていた。
階段の登りが始まる。杉の林から抜け出して自然林に入ると傾斜が緩やかになった。もう尾根に着いたのかと思った。きれいな自然林を眺めながら緩やかに登って行くと、指導標がたっていて、ここで右折するのだった。ここが尾根であった。指導標には鳥居堂跡まで0.9km山頂まで2.4kmと書いていあった。
ほとんど平坦な尾根を歩いて行く。時々、左(西側)の展望が開けて山並みが見える。また、尾根にはツツジも咲いていてきれいである。
樹林の中にアカマツが混じるようになると、登山道には青いテープが張られるようになった。あちこちに松茸山につき立入禁止の標識はあった。
鳥居堂跡に着いたのは11時であった。登山口から45分経過している。今日はあまり腰が痛くない。昨日一日休養した効果があったのかも。
さらに平坦な尾根道が続く。鳥居堂跡から10分ほど歩いたところに、クリンソウ群落地の入口があった。どんな花か知らないし、今、花の時期なのかもわからないのでパスした。
時々、尾根の少し下を行くときは、鬱蒼とした薄暗い林の道になる。道は大きく左にカーブして、水飲み場に着いた。水場は確認しなかった。
水場から5分ほど行くと大岳寺跡という説明板がたっていた。山岳仏教が盛んであった平安末期から室町末期までは丹波修験道の中心であったらしく、一時は吉野大峰山よりも栄えたという。この付近には礎石なども残っているらしいのだが、登山道からそれらしきものは見えなかった。
この先で急な登りが始まった。道には露岩が現れ、この岩場を越えて登って行く。この付近で雲の中に入って、廻りは白い霧に包まれてしまった。天気はちっとも回復しない。
自然林から檜の林に入って少し登ると、東屋がたつ広場に着いた。その横には簡易トイレも設置されている。ここから少し登ると尾根の字路で、右が小金ヶ岳への縦走路で、左が三嶽山頂であった。ここには石積みされた祠があって、中には役行者の石仏が祀られていた。
平坦な尾根を行くと、すぐに樹林から抜け出て山頂広場に着いた。樹林に囲まれていて展望はない。それに霧の中なので何も見えない。時間は1145分になっていた。
アンテナ塔の施設があって、広場の真ん中に大きな方位盤が置かれている。これがちょうどベンチのようになっていて、ここに腰掛けて休憩した。この方位盤に隠れるようにして三角点があった。一等三角点であった。
休んでいると、登山者の団体がやってきて賑やかになったので、出発することにする。
石の祠まで戻って、さらに進むと岩峰の上に出る。ここからならさぞやすばらしい展望だろうと思うのだが、霧で真っ白である。



 大タワから小金ヶ岳へ
急な階段を下る


下に大タワが見えた


杉林を登って行く


鎖場の連続になった


すさまじい岩尾根を行く


小金ヶ岳山頂


樹林の中に入って、しばらくは緩やかな下りであったが、突然、階段の急降下になった。この階段の下りは長かった。しかも、道は濡れていて、すごく滑りやすいので、一歩一歩慎重に下らなければいけなかった。
ようやく雲の下に出て、空が明るくなった。そのすぐ先に露岩の展望台のようなところがあって、そこから行く手に聳える小金ヶ岳が展望できた。山頂付近は雲に隠れているのだが、山腹はすさまじい岩壁になっていた。もしかしたら、これを登るのか…、と心配になってしまった。振り返ると、三嶽は雲が流れてシルエットを浮かばせている。下には峠に続く車道も見えた。
ここから少し下ったら草の広場に着いて、東屋やベンチも置かれている。ここから一段下ると、今朝車を停めていた峠の駐車場であった。ここの峠は「大タワ」というのだ。駐車場から車道を横切った先にも広場があって、新しい東屋がたっている。「多紀連山県立自然公園」の石碑もたっていた。
東屋の壁には、この山の歴史や登山道のことを書いたパネルが掲示されていて、勉強になった。それによると、ここから小金ヶ岳の間には、鋸岩・廻り岩・髭すり岩・蟻の戸渡りなんどの岩の行場があったらしい。…ということは、これから登る道はこの行場を行くということではないか。顔がひきつってしまう。
覚悟を決めて歩き出す。登り口には石の祠があって、中に役行者が祀ってあった。
鬱蒼とした杉林の中を緩やかに登って行く。すぐに急な岩場の登りが始まると思っていたのだが…。
杉林の山間を10分余り登ると、尾根が見えてきた。この尾根を左に行く。階段の登りが始まったが、すぐに平坦な自然林の道になった。露岩が現れたりするがたいしたことはなくて、緩やかなアップダウンを繰り返す。
でも、10分ほど行くと突然目の前に岩峰が立ちふさがった。これを越えるのかと思ったら、左に下って行くのだった。すさまじい岩場で、鎖にすがっての急下降であった。
昨日からの雨で道は濡れていてすごく滑りやすいのだ。岩場を慎重に下る。ようやく平坦な尾根に着いて、少し行くと露岩の上に出た。そこからは小金ヶ岳山頂に続くすさまじい岩峰群を見ることができた。雲が流されてゆき、岩峰群をいっそう険しく見せている。
覚悟を新たにして、岩場を行く。灌木の中の岩場なので、高度感はないのだが、それでも恐ろしい岩場の連続である。鎖にすがって岩溝を登って一息つくと、すぐに同じような岩溝に長い鎖が下がっている。これを必死で越えると、今度は痩せた岩尾根の下りであった。これが蟻の戸渡りかと思った。
巨岩の前に出たら、下って行く道と巨岩に登る鎖があった。下りは捲き道だと思うので、ここは鎖にすがって巨岩を登った。意外と簡単に上に出て振り返ると、登って来た岩峰の道が一望できた。足が震えるような眺めである。
再び樹林の中に入って、灌木の枝につかまって急登すると、5分ほどで山頂に着くことができた。
山頂には三嶽山頂と同じような方位盤があった。でも、こっちの方位盤にはここから見える山々の名前がしっかり書かれていた。三角点らしきものもあったが、壊れていて本当に三角点かどうかはわからなかった。
ここで、息を整えるために長目の休憩。休んでいると、雲がとぎれて、遠くの山々がかすかに見えたりする。でも、すぐに雲に閉ざされてしまうのだ。それにしても、あのすさまじい岩場を越えてきたのだから、大満足である。



 小金口へ下山
花が咲く尾根を下る


鞍部に着いた


荒れた道になった


ここが小金ヶ岳登山口


山頂から南に下って行く。小金岳山頂からは東に下る道もあって、このほうが主稜線のようである。

すさまじい下りを覚悟していたのだが、意外と緩やかであった。灌木につかまって下って行くと、しだいに急な下りになってきた。岩場があるわけではないのだが、土の急斜面はすごく滑りやすいのだ。ロープが下がる急な下りもあって、気が休まるヒマもない。すごく細い道を慎重に下って行くと指導標がたっていた。ところがこの指導標がさす小金ヶ岳は私の下ってきた道ではなくて、左の尾根の上をさしている。私は違う道を下ってきたのかと思った。
ここからは階段の下りになった。しっかりした道である。やっぱり私は違う道を来たのだろうかと思った。
階段道をジグザグに下ると、ようやく鞍部に着いた。ここをまっすぐに行くと小金口に着くのだが、ガイドブックによると道が荒れてるようなので、右に下って林道に出てしまうことにした。
ところがこの道は踏み跡がはっきりしない。一応、道をたどることはできるのだが、道として踏み固まっていないのだ。この道はあまり通る人がいないのかもしれない。これなら小金口に下ったほうがよかったかもしれないと悔やんだ。
どんどん下って行くと、倒木で道が塞がれていて、これをまわりこんで下ると益々はっきりしなくなった。でも、そこから少し下ったら、はっきりした道に合流した。私はまた道を間違えたのだろうか。
ここからはしっかりした道なのでどんどん下って、杉林に入って少し行くと林道にでた。14時になっていた。入口には小金ヶ岳の標識がたっていた。
林道をのんびりと下って行くと、しだいに空が晴れてきて、日が射すようになった。25分ほどの林道歩きで駐車場に戻ったときは明るく日がさしていた。


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