私の近畿の山百選
みねのやま

標高 482m
上ノ峰→50分→林道の登山口→15分→峰ノ山山頂→20分→水呑大師→40分→峯ノ薬師→35分→立合分岐→20分→道の駅一枚岩

峰ノ山は樹林に囲まれたなんということもない山なのだが、この山頂にある三角点は一等三角点なのだ。嶽ノ森山からこの山を経由して下山したのだが、道がはっきりしなくて、何度も迷ってしまった。
嶽ノ森山から望む峰ノ山

 峰ノ山山頂へ
四叉路


峯の標識があった


ここが峰ノ山への登り口


峰ノ山山頂

BACK 嶽ノ森山

2009年5月14日

上の峰でステッキを回収して、四叉路に戻る。
ここからは緩やかな尾根道が続く。樹林から抜け出すと、正面には伐採された山肌が痛々しい峰の山が見えた。林から抜けだしてから300mほど行くと、左に分かれる道があって、そこに峯と書かれた標識が置かれていた。ガイドブックには山腹を行く道もあるというので、それらしい。伐採された作業道を行くのはつまらないので、この山腹の道を行くことにした。杉林の中を歩いて行く。道はずうっと緩やかに下っているようであった。
所々に峯と書かれた標識があるので安心して歩いて行ったのだが、次第に道が荒れてきて、突然伐採地に出てしまった。その先の道がわからなくない。困ってしまって、とりあえず指導標のあるところまで引き返すことにした。上に登って行く道があるはずだと注意しながら歩いて行ったのだが、指導標のあるところまで戻っても分岐はなかった。仕方がないので、植林の急斜面を尾根に向かって登ることにした。道はないのだが、下生えがなくて苦労せずに尾根に登り着くことができた。(今考えると、あの標識は峯の山をさしていたのではなくて、峯の集落を指していたらしい)
尾根には伐採のための広い作業道ができていて、これを歩いて行くと、舗装された道に出た。この道は私のガイドブックに記載はなくて、新しくできたもののようだ。
舗装道のすぐ先の斜面に峯の山と書いた標識があった。これが登山道らしい。
この道に入ったものの、踏み跡がはっきりしなくてカンで歩いて行くしかなかった。伐採された斜面を登って行く。かすかな踏み跡を探しながら登って行ったのだが、樹林の中に入るとはっきりとした道があった。
尾根に着くと左に赤いテープがあって、これを進むとアンテナ塔が見えてきた。ここが峯の山山頂であった。樹林に囲まれて展望はない。でも、ここにある三角点は一等三角点なのだ。道に迷ったりして、さらに道なき道を登ったので疲れてしまった。ここでパンをかじって休憩した。




 水呑大師から峯の集落へ下山
水呑大師の登り口


峯薬師の道標があった


踏み跡を下る


さんざん迷ったのに指導標が現れた


国道が見えてきた


道の駅に戻った


山頂からは登ってきた方角と反対の尾根を下る。樹林の中を急下降すると、下に舗装道が見えてきた。ガイドブックではこれを横切ると書いてあるのだが、舗装道の先に水呑大師があるというので行ってみることにした。
林道を歩いて行くと、コンクリートの階段があって、そこに水呑大師
15mと書いた標識があった。そのまま林道を歩いて行ったが、いくら行っても御堂のようなものはない。あきらめて引き返した。15mの標識のところまで戻ったのだが、もしかしてこの階段を上るのかと思って上がってみたら小さな広場があった。弘法大師の石仏が置かれていて、その下に水が滴る小さな泉がある。私は大きなお寺を考えていたのだが、水呑大師とはこの水場のことだったのだ。
せっかくなのでこの水を飲んでみた。うまかった。
引き返して、分岐から少し行くと右に峯薬師という標識があった。ここを下ると峯の集落に行き着けるらしい。この道を目で追うと、一旦下ってから向かいの尾根に登って行くようになっている。道はしっかりしているようなので、安心して歩いて行ったのだが、尾根に登り着き、それから尾根を下って行くと道がなくなってしまった。今日は道を間違えてばかりいる。
展望できるところまで引き返して下を見ると、左の沢の下に民家の屋根がいくつか見える。これが峯に集落に違いない。尾根に登り返さずにそのまま沢筋を下るのが正しい道らしい。
尾根から下って行くと踏み跡があった。これを下って行ったが、道は荒れていてはっきりしない。どんどん下って行くと林道を横切る。林道から
5mほどのコンクリート壁を下らなければいけないのだが、ちゃんと階段がつけられていた。でも、この先の道がいっそうわかりにくくて、本当にこれでいいのかと思いながら踏み跡をたどった。
途中で道がなくなってしまったが、下に民家の屋根が見えるのでカンで下って行った。伐採された斜面なので、視界が開けていて助かった。
途中からまた踏み跡が現われて、これをたどって杉の植林の中に入る。しっかりした道になったと思ったら、とつぜん峯の山をさす標識が現れた。ここまでさんざん迷わせて、はっきり道になってから指導標が出てきてもしょうがないだろうと思う。

民家を左に見て下って行くと、ハイキング用のトイレがあって、その先に御堂があった。薬師堂である。上にあった指導標の峯薬師というのはこのことだったらしい。
あとは林道を下って行くだけである。ガイドブックでは立合分岐で左折するとなっているので、ここだけが注意である。
舗装された林道をどんどん下って行く。途中大きなヘアピンカーブがあって、半分下ったことがわかる。さらにどんどん下って行き傾斜が緩やかになると、行く手に橋があって、その手前で左に分岐する道があった。ここにはちゃんと指導標がたっていて、一枚岩と書いてあった。
田んぼの中の道を歩いて行くと、すぐに古座川に沿って行くようになる。行く手に国道の橋が見えてきて、国道の下をくぐると左に国道に登る階段があった。すぐに相瀬トンネルに入る。トンネルの中につけられた歩道部分は一車線ほども広い。自転車も通れるようにしているらしい。トンネルを抜けると、目の前に嶽の森山が聳えている。すごい、これに登ってきたのだと満足感に浸った。少し行くと、上の峯と下の峯の鞍部に至る登山口があった。このすぐ先にはもう道の駅が見える。車に戻ったのは125分である。


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