BACK 畝傍山
2008年11月26日
昨日、飛鳥を巡って天香具山と畝傍山に登った。大和三山のうち二つまで登ったのだから、どうせなら最後の耳成山にも登っておこうと思う。
24時間営業のスーパーの駐車場で寝ていた。
朝、7時前に車をスタートさせて耳成山の麓にある公園に向かった。
駐車場はあるだろうとおもったのだが、…なかった。困ったなぁと思っていたら、工事車両が停まっている公園の空き地があったので、そこに車を停めてしまった。どうせ1時間くらいで戻って来れるはずである。
少し行くと耳成山の説明板がたっていた。耳成山は多武峰から北西に伸びた尾根が、浸食で切り離されて独立峰になったのだという。耳成山の標高は139mで、大和三山の中では一番低い山なのだが、見た目はすっきりとした三角形で、遠くから見ると一番高い山に見えるのだ。
この道のすぐ先左に石の鳥居がたっている。鳥居の額には山口神社と書いてあった。私の持っている観光ガイドブック(今回は観光ガイドで登山するのだ)によると、山頂には耳成山口神社の祠があるので、登山道は参道でもあるわけだ。この参道はまっすぐに山頂に向かって伸びている。
でも、ここに立つイラストマップを見ると、参道の他に遊歩道があって、耳成山を渦巻き状に回って山頂に至るのだ。こちらは傾斜がずいぶん緩やかなようである。
でも、私は神社参道の最短の道を登るのだ。
それにしても、道にはずいぶん人が多い。これは早朝の登山を兼ねて散歩をしている人たちなのだ。中年のおばさんやじいさんがたくさんいて、それぞれけっこう早足で歩いて行く。健康のために歩いているのだと思うが、その人数が多くて、ひっきりなしにすれ違う。そして追い越される。
私はいつものように登山靴にザック、ステッキを持って登っているのだが、健康のために散策している人たちと比べると、完全に浮いてしまっている。恥ずかしい…。
鬱蒼とした樹林の中を登って行く。さすがに参道であって、石灯籠が続いている。
登山口から5分ほどで神社に着いてしまった。
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