私の近畿の山百選
ひのきづか

標高 1402m
明神岳→20分→判官平→25分→1394mピーク→3分→桧塚奥峰山頂→15分→桧塚山頂→1:10→ナマコ谷登山口→10分→ワサビ谷登山口

明神岳から奧峰、桧塚と縦走する稜線は広々としていて、すばらしい展望が広がっている。桧塚奥峰は三重県の最高峰なのだ。
桧塚

 明神岳から桧塚奥峰へ
尾根から下る


1394mピークの分岐


桧塚奥峰山頂

BACK 明神岳

2009年5月11日

明神岳山頂から尾根を歩いて行くと、南側が開けて遠くの山並がきれいに見えた。大台ヶ原などの台高山地のはずである。
尾根を300mほど行くと指導標がたっていて、桧塚へは左に下るのだ。
20分ほど美しい林の中を歩いて平坦地に着くと、そこには「判官平」という標識があった。
行く手には緩やかな丸いピークが見える。これに向かって登って行くとピークに指導標がたっていて、直角に左折するのだ。これで、ここが1394mピークだということがわかった。そうするとここから東に見える山が桧塚奥峰である。
広い尾根を緩やかにカーブして行くと、樹林から抜け出して展望が広がった。行く手に桧塚奥峰が高く聳えている。でも、見た目ほど急な登りにはならなくて、まわりの展望を楽しみながら行くと、あっけなく林の中のピークに着いてしまった。ここで右に行くと桧塚奧峰で、左が桧塚山頂である。まず奧峰を往復することにした。奧峰は三重県の最高峰なのだ。
指導標から尾根を行くとすぐに展望が開けた。ここが桧塚奥峰山頂である。
すばらしい眺めが広がっている。すぐ隣に鋭い三角峰が聳えている。これが三角点がある桧塚である。その奥には三峰山や室生の山々が見える。北には台高山地が広がっているのだが、山名はよくわからなった。
ここで休憩。山々を眺めながらのんびりしてしまった。




 桧塚から下山
行く手に桧塚


桧塚山頂


草原の尾根を下る


杉林を下る


車が見えてきた


さて、次は桧塚をめざす。

指導標のたつピークから下って行くと、すぐに林から抜け出して、行く手に桧塚がきれいに見えた。
鞍部に着いたが、そこにあると思っていたナマコ谷への下山路はなかった。もっと手前にあったらしくて、それを私は見逃したのだ。
鞍部から登り返して、振り返ると桧塚奥峰をきれいに見ることができた。
桧塚山頂に近づくと樹林の中に入ってしまって、岩が散らばる尾根を行く。でも、意外と簡単に山頂に着いてしまった。ここにあるのは三等三角点である。
展望はないので、記念写真を撮ってすぐに引き返した。鞍部から登り返して、傾斜が緩まったところに北に下る踏み跡があった。そこの灌木にはテープがいくつも巻かれていて、下山路であることを示している。でも、どうしてちゃんとした指導標を立てないのかと不思議に思う。これも千秋社の私有地であるためなのだろうか。もしかしたら、千秋社は私たち登山者に意地悪をしているんではないかと思ってしまう。
ここから草原の広い尾根を下って行く。展望はすばらしくて背丈の低い笹が絨毯のように広がっているのだ。これをルンルン気分で下った。
途中には岩場もあったが、すぐにまた草原の下りになる。その先で道は杉の植林の中に入ってしまった。
鬱蒼とした樹林の中を下る。何度か作業林道を横切って、林道を少し歩くと小屋がたっていた。そのまま林道を歩いて行こうとして、いままで頻繁にあった登山道のテープがないことに気がついた。心配になって引き返したら、小屋の手前で左に曲がるのだった。ここにもテープがあったのだが見逃したのだ。
平坦な道が少し続き、それから振幅の大きいジグザグで急坂を下る。道にはテープがたくさんつけられているのだが、植林作業に使う赤いテープも混じっているので、安心できない。一番安全なのは、登山道と書いた幅広のテープである。これを確認しながら下って行った。

最後はすごい急斜面をジグザグで下って、ようやく谷川が見えてくる。これがナマコ谷らしい。
この谷に沿っての下りは、またまた砂礫の細いトラバース道で、最後まで怖い思いをしてしまった。
ようやく林道に降り着いたが、このナマコ谷登山口にも標識はなくて、千秋社の「許可なく入山を禁止」の看板があるだけであった。車が1台停まっていた。
林道を5分ほど歩くと車を置いた登山口に着く。私の車の横に1台停まっていた。
まだ
1150分、早かった。


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