BACK 後山
2009年11月10日
今日は鉢伏山に登る。氷ノ山のすぐ近くに聳える山である。昨日はハチ北の道の駅に泊まって、6時半頃に車を発進させたのだが登山口までは意外と距離があって、7時を過ぎてしまった。
私は林道から高丸山に登って、そこから鉢伏山に縦走、南の尾根を下って林道にもどるつもりなのだ。
二つ目のヘアピンカーブの手前に登山道の入口がある。そこには「ハチ高原」という指導標がたっていた。この林道を緩やかに下って行くと、オリエンテーリングのポストがあった。
道はスキー場の施設の横に出てしまったが、その先に細い道が続いている。
行く手には広大な草原が広がっていた。鉢伏山のすばらしさは緩やかな起伏を繰り返してどこまでも広がるこの草原なのだ。このすべてが、冬はスキーのゲレンデに変わるのだ。
行く手にはなだらかな稜線があって、その左にピークがある。これが丸高山である。
スキーリフトの下をくぐって、草原を緩やかに登って行く。広大な草原は波打つようにうねっていて、緩急の登りをするのだ。
右手の急な斜面の上に聳えているのが鉢伏山である。
左下にはスキー場の宿泊施設がたくさん見えるのだが、その上に高く聳えているのは氷ノ山である。山頂にたつ三角屋根の小屋が見える。
緩やかに登って行って稜線に着くと、そこにはネットが張ってある。スキーヤーが向こうに下って行かないようにしているのだ。このネットに沿って左右に踏み跡がある。左が高丸山で右が鉢伏山である。まず高丸山に登る。稜線から見るとすごく小さなピークで、その手前にリフト降り場が見える。
ネットに沿って緩やかに登って行くと、山頂のすぐ近くになったら階段になった。
山頂はなだらかな裸地なのだが、そこに木道が設けられている。山名の標識を探したがなかった。でも、この山頂からは鉢伏山の眺めがすばらしかった。この山頂の先にも稜線が続いていて、その先に高く聳えるのが氷ノ山である。すばらしい展望である。
満足して登った道を引き返した。
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