ダイヤモンドトレールを行く.


どんづるぼう 標高 154m

近鉄関屋駅→穴虫石切場遺跡→屯鶴峯→ダイトレ登山口

ダイヤモンドトレールを歩くことにした。ダイトレは近鉄上ノ太子駅からスタートして屯鶴峯を往復するのだが、私は関屋駅から歩き始めて、屯鶴峯を縦走することにした。屯鶴峯なんてまったく知らなかったのだが、すさまじい岩山ですごくおもしろい山歩きができた。
屯鶴峯.

 関屋駅から屯鶴峯
近鉄関屋駅


宅地造成の真っ最中

家の間を抜けて登山道へ


屯鶴峰の岩場が近づく


登山道が削り撮られていた


屯鶴峯の岩場を行く

2002年112

3連休である。
せっかくなので、この3日でまとめて山に登ろうと思う。11月に入ると高い山はきついので、近くの低山を3日で縦走することにした。
私が今回歩こうとしているのは「ダイヤモンドトレール」という。(略して「ダイトレ」というのだそうだ)大阪と奈良を隔てて南北にのびる山脈がある。これが今回歩こうとするルートなのだ。北は屯鶴峰(どんづるぼう)に始まって、二上山・葛城山・金剛山・岩涌山と続く45kmの長距離縦走路である。4年前の5月の連休に、葛城山と金剛山を登ったときに「ダイヤモンドトレール」という指導標を見て、その存在を知った。その時は栃木県に住んでいたのだが、もし機会があったら是非歩きたいと思っていた。今回、関西に転勤してきたので、この夢を実現させようと思う。

家を朝一番で出ようと思っていたが、6時過ぎになってしまって、登山口の近鉄関屋駅に着いたのは745分頃である。
ここから歩き始める。ガイドブックで紹介するダイトレは上ノ太子駅から出発して屯鶴峰を往復して二上山に登ることになっている。私は引き返すのはイヤなので近鉄関屋駅から出発して、屯鶴峯を縦走しようと思っているのだ。
住宅の中を歩いていく。駅から歩き始めてすぐに「近畿自然歩道」の指導標を見つけた。これで迷うことなく最初の山頂「屯鶴峰」まで行けそうである。 …と思ったが、途中は宅地造成の真っ最中で道が分からなくなってしまった。国道165号線にでたが、地図では右折してすぐに左に登山口があるはずなのに見つからない。困ってしまった。
歩いて行くと、「穴虫石切場遺跡」の説明板があった。このあたりに、古墳時代または飛鳥時代以降の石切場があったらしい。

ちょうど国道沿いの食堂が暖簾を下げようとしていたので、そのおばさんに訊いてみることにした。そうしたら、登山道のあったところは造成中で、道が寸断されてしまっていて、その入り口は塀でふさがれてしまっているのだそうだ。
せっかく関屋の駅から歩き始めたのに、迂回するしかないようである。
ところが、このおばさんが抜け道を知っているという。
この食堂の裏にも家が建っているのだが、その庭を抜けていくと登山道に行きつけるのだそうだ。親切にその家の庭を抜けるところまで案内してくれた。感謝。
裏庭から、土が掘り返された丘に登る。そこから一旦下る。ブルドーザーが土砂を掻き分けたような、工事現場そのものである。その端に登山道があった。道は無残にブルドーザーで削られて、寸断されてしまっていた。
削り取られて道に登る。そこからはちゃんとした登山道が続いていた。これを少しだけ歩くと、突然岩場になった。
屯鶴峰というのは岩峰の山なのだ。白っぽい凝灰岩の岩場を越えていく。すごい景色である。人家がすぐ近くだというのに、こんな景色を見ることができるのか…。
感動してしまった。
岩を越えていくと登山口に着いた。階段があって、その向こうに線路が見える。降りたところにちょっとした駐車スペースがあって、そこにダイトレの案内板が立っていた。道に迷ったりしたものだから、意外と時間がかかって、8時半になっていた。


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