私の近畿の山百選
だるがみね

標高 1103m
生野荘登山口→30分→達磨の肩→10分→達磨ヶ峰→45分→最低コル→30分→フトウヶ峰→40分→段ヶ峰山頂→40分→千町峠→1:10→杉谷の橋→55分→生野荘登山口

段ヶ峰のすばらしさは広大な草原の尾根を縦走することにある。千町峠からの往復なら1時間半ほどで往復できるのだが、私は生野荘から縦走することにした。でも、帰りは2時間15分もの林道歩きが待っているのだ。
林道から振り返る段ヶ峰

 登山口から達磨ヶ峰へ
登山口


急斜面を登って行く


巨岩が行く手を遮る


広く急な道を登る


達磨ヶ峰

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2009年11月12日

次に登ろうと思っているのは段ヶ峰なのだが、この山は生野荘跡から千町峠まで縦走すると
6時間かかってしまうのだ。明るいうちに下山できるかどうか心配だ。
車を走らせて行くと、時々フロントガラスに雨が。段ヶ峰が近づいてくると、山には厚い雲がかかっているのが見える。雨になりそうな感じである。どうしようかと悩んでしまう。千町峠までは林道が通っているようなので、そこから山頂を往復して、登ったことにしようか…などというフラチな考えも湧いてくる。(これなら
1時間半ほどで終わってしまう。)でも、段ヶ峰の登山のおもしろさは、広大な草原の稜線を縦走することなのだ。
悩みながらも生野荘跡に着いた。そこには登山コースの案内板があって、トイレなども設置されているのだ。案内板を読むと、益々この山はここから縦走するべきだということがわかる。ちょうどそのとき、薄日がさしはじめた。縦走することに決心した。
…とはいえ、6時間のうち2時間15分は千町峠からここまでの林道歩きである。林道を歩くのだったら、傘をさして歩いてもいいし、暗くなってもなんとかなる。
身支度をして、歩き始めたのは11時である。
すばらしくきれいな紅葉の急斜面を登って行く。10分ほど登ると巨岩があって、これを越えるのかと思ったら、巨岩の間に道が通っていた。防火線のような、笹原を広く切り開いた道が続く。もちろん急な登りの連続である。
アカマツの林を抜けると笹原が広がって、下には生野の町が見えた。左に見える平石山の山頂は雲に覆われている。でも、幸いなことに雨は止んでいる。

笹原の急斜面の登りが続き、登山口から30分ほどで、ようやく標識がたつピークが見えてきた。でも、登り着いたそこは山頂ではなくて、指導標には「達磨ヶ峰の肩」と書いてあった。この後ろに岩のピークがあるので行って見たが、なにもなかった。指導標にはここから段ヶ峰山頂まで145分と書いてあった。そんなにかかったら、車に戻るのは真っ暗になってしまう。
この先は稜線歩きで、傾斜は緩やかである。少し急ぎ足で歩いて行く。あいかわらず、広い防火線のような道が続き、アップダウンして行くと、行く手に、きれいな笹原の丸いピークが見えてきた。これが達磨ヶ峰であった。山頂到着は1142分。山名標識の下に三等三角点があった。ここから段ヶ峰までは135分となっていた。



 フトウ峰から段ヶ峰山頂へ
ススキの原を行く


自然林と植林の堺を行く


最低コルに着く


フトウヶ峰山頂


段ヶ峰ではなくフトウ谷分岐だった


尾根は左にカーブしてゆく


段ヶ峰山頂


ほとんど平坦な縦走路を行く。笹と薄の原に道は続いていて、そのなかに松の木がたっている。
5分ほど行くと、稜線は右に曲がる。その先には丸い山が聳えていて、登山道はこの山頂に向かって続いている。
ススキと笹原の広い尾根を緩やかに下って行く。鞍部には林があって、紅葉の木もあった。
笹原を切り開いた急な斜面を登って行く。紅葉の林を抜けると笹原の山頂に着く。でも、このピークには指導標がたっているだけで山名標識はなかった。振り返ると雲がかかり始めた達磨ヶ峰が見えた。このピークから段ヶ峰までは
115分である。
この先はブナなどの林の尾根が続き、きれいな紅葉も見ることができる。アップダウンを繰り返して行くと、右は杉の植林になった。自然林と杉林の境界を歩いて行くと、道の右にネットの柵が現れた。ここからは急な下りになって、行く手には大きな山が横たわっているのが見える。ネットの柵に沿って下り、鞍部では鬱蒼とした杉林に入ってしまった。その入口には白い角柱がたっていて、「最低コル 段ヶ峰85分」と書かれていた。
鬱蒼とした林からはすぐに抜け出したが、その先は急登である。ネットの柵の沿って急登すると道の両側はアセビの叢になった。アセビの森に続く広い道を登って行くと、傾斜が緩まって、広大な草原になった。さらに進むと、ほとんど平坦になって、山の上とは思えない大草原を歩いて行く。行く手に大きな岩が見えてきたので、これが山頂かと思ったが、ただの巨岩であった。
笹の大草原にはツツジの木が点在していて、春にはさぞやきれいなのだろうと思う。霧が流れて行く手を霞ませてしまう。
巨岩から
3分ほど平原を歩くと、ぽつんと指導標がたっているのが見えた。ここがフトウヶ峰山頂であった。もちろん大草原のただ中に指導標がたっているだけで、盛り上がっているとかの山頂らしさはないのだ。ここから段ヶ峰山頂までは45分となっていた。
平原を歩いて行くと、すぐに緩やかな下りになって、林の中に入って行く。鞍部は湿地で小さな流れがあった。この泥濘を渡って、杉林を緩やかに登ると、再び笹原の広い尾根になる。この尾根には松の木が多く生えていた。
松や灌木が多くなった道を行くと、アンテナのポールが高くたっているのが見えてきた。これが段ヶ峰山頂かとおもったのだが、登山道はこの左を通過してしまった。ただのアンテナで山頂とはなんの関係もないのだ。
霧の中を歩いているのだが、右下が見えるようになって、下には深い谷が見える。そのV字の谷は鮮やかな紅葉に埋められていた。晴れていたらすばらしくきれいなのだろうと思う。
笹原の広い尾根は緩やかに左にカーブして、その先に、山頂らしいなだらかなピークが見えてきた。
緩やかに登って行くと、ピークの手前に指導標がたっている。右に踏み跡があるので、少し上がると、そこに三角点があった。二等三角点で、ここが段ヶ峰の長い稜線の最高点なのである。
ここから山頂はすぐであった。松の木があって、そこに山名の標識がたっている。ガイドブックでは360度の展望と書いてあるのだが、霧で何も見えなかった。時間を確認したら1322分であった。これなら暗くなる前に戻れそうである。



 千町峠経由林道歩きで登山口へ
平坦な稜線を行く


悠友山荘(千町峠)


紅葉の林道を行く


別荘地を過ぎると登山口は近い


段ヶ峰山頂から千町峠に下る。峠に向かっては真っ逆さまに下ると思っていたのだが、緩やかな尾根を行くのだ。最初はそれなりに急な下りが少しあったが、すぐに平坦になって、縦走路と同じような感じで緩やかな下りを続けるのだ。

笹の広い尾根に松の木が点々と生えている。
桧林と自然林の間を下るようになると、左に車道が見えてきて、突然大きな別荘のような建物が見えてきた。これは千町峠にたつ悠友荘なのだが、閉鎖されていて、山小屋なのか休憩所なのかよくわからない。
車道に降り立ったのは1341分、あとはこの道を2時間15分も歩かなければいけないのだ。でも、道はすばらしい紅葉で飽きることがなかった。車道を歩き始めたときは小雨で、傘をもって歩いて行ったのだが、しだいに空が晴れてきて、青空も見えるようになった。日が射すと紅葉が輝くようにきれいである。道は谷をいくつか過ぎるのだが、そこにはすばらしい滝がかかっていた。
あんまり頻繁に立ち止まって写真を撮るので、中間点として目標にしていた杉谷の橋に着いたのは1450分、1時間10分かかってしまった。
杉谷から25分ほど行くと車道の分岐があった。さて、どっちへ行くんだ…と思ったら、ちゃんと指導標があって、左の道を行くのだ。そこから5分ほど緩やかに登って行くと別荘地に入る。別荘地を過ぎて、行く手に達磨ヶ峰に続く尾根が見えるようになると、登山口は近い。
車に戻ったのは1543分であった。早かった。

天気予報では、明日は午後から雨である。そして3日ほど天気が悪いのだ。明日は雨になる前に雪彦山に登ることにして、登山口にむかった。


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