しべつだけ

標高 1061m
登山口→1:40→清水沢→30分→展望台→40分→標津岳山頂→30分→展望台→20分→清水沢→1:20→登山口

標津岳は摩周湖の東に聳える山で、登山口には養老牛温泉がある。昔、釧路に住んでいたときに登った山であるが、もう一度登ることにした。すばらしい天気で、山頂からは斜里岳・海別岳の眺めがすばらしかった。
山頂から斜里岳


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昨日は養老牛温泉の駐車場に車を停めて寝たのだが、私の車が1台だけであった。
6時に行動開始。駐車場から車を発進させると、すぐ右に登山口の標識があった。もう少しで間違ってまっすぐ行ってしまうところであった。
林道は未舗装の道なのだが、よく整備されていて比較的揺れが少ない。すぐに養老の滝の標識があったが、これは帰りに寄ることにして登山口を目指す。6kmほど走らなければいけない。
登山口に着いたのは620分。そこには真新しい小屋がたっている。「木もれび」という看板が出ているので休憩舎かと思ったらトイレなのだ。中を覗いてみたら、立派な水洗トイレであった。
歩き始めたのは625分。登山道には蕗が被いかぶさっていて、これを掻き分けるようにして歩いて行く。すぐに山頂まで6kmの標識があった。
ほとんど平坦な道を15分ほど歩いたところに一合目の標識があった。まだ1合目かよ…と思ってしまった。
登山道には山頂までの距離を書いた標識と、合目の標識がきちんんと設置されていて、自分がどこまで来たのかがよくわかる。
二合目の標識のあたりで、いつのまにか尾根を歩いているのに気がついた。ほとんど平坦な道を歩いていたので、いつのまにこんなに登ったんだと驚いてしまった。
三合目を過ぎると樹林越しの左手に標津岳が見えてきた。ずいぶん立派な山である。今日は天気もよくて、真っ青な空が広がっている。自然林の緑の中を緩やかに登って行く。ほとんどきつい登りがなくて、本当にラクな登山である。…と思っていたら、四合目を過ぎたあたりから登りがきつくなった。行く手に高いピークが立ちふさがる。深い樹林の中を登り、ピークの手前で右にトラバースして、斜めに登って右から回り込む。樹林から抜け出して視界が開けた。笹原の中に続く道を登って行くと標津岳とは違う立派な山が見えた。なんという山か、帰ったら地図で調べようと思った。
ようやくピークに登りつくと、そこには五合目の標識が立っていた。樹林の中である。登山口か歩き始めて1時間経過していた。
ここから登山道は左に曲がって標津岳に続く稜線を行く。ピークから緩やかに下って行くと山頂まで3kmの標識がたっていた。このあたりからダケカンバの林になった。白い幹の林がすばらしくきれいである。笹の草原が広がり、ダケカンバが林を作っている。その林の向こうには標津岳が横に稜線を伸ばしている。すばらしい眺めである。
楽しい気分で歩いて行くと、沢の流れを渡る。これが清水沢で、六合目の標識がたっていた。この沢は水場でもある。よく見ると、沢を渡るすぐのところから湧き出ているのだ。飲んでみたら、冷たくておいしかった。
ここからは、ダケカンバの美しい林の中を、標津岳の山腹をジグザグに登って行くのだ。振幅の大きいジグザグなので、傾斜は緩やかである。…と思いながら登って行ったのだが、意外と疲れてしまった。帰りに気がついたが、けっこう急な登りだったのだ。
このジクザグの登りの途中に七合目の標識があって、ようやく稜線に登り着いたところが八合目、展望台であった。ここからは根釧原野の眺めがすばらしい。山並みの向こうに雄阿寒岳・雌阿寒岳が見えた。
八合目では右折して、稜線を山頂に向かって登って行く。意外と緩やかな登りが続き、山頂まで1kmの標識を過ぎると、行く手にピークが立ちふさがる。山頂ににしては近すぎるような…と思いながら登って、ピークにたつとそこが九合目であった。行く手のかなり遠くに標津岳のなだらかな山頂が見えた。そしてその右奥には鋭く切り立ち、雪渓を抱いた山が見える。これは斜里岳であった。すばらしい眺めだ。
ともかく山頂を目指す。山頂まではハイマツの中を行く。背丈の高いハイマツで、展望はきかない。山頂のすぐ近くまで来ると、左のハイマツの中に小さな広場があって、朽ちかけた角柱がたっている、そこには標津岳と刻まれていたので、ここが山頂なのかと思った。でも、ここではまったく視界がふさがれている。ガイドブックには山頂はすばらしい展望と書いてあるのにおかしい。道はまだ続いているので、行ってみると、このすぐ先が本当の山頂であった。835分であった。
山頂は広くて、そこからは斜里岳の眺めが本当にすばらしい。その右奥には雪の残るなだらかな山が見える。海別岳なのだ。今日は快晴で、360度のすばらしい眺めだ。うれしくなってしまう。この標津岳には釧路に住んでいた15年前に一度登っているのだが、こんなにすばらしい山だったという記憶はない。再訪して本当によかった。山頂では景色を眺めながらのんびりしてしまった。
帰りは来た道を引き返すだけである。でも、稜線から下ってゆくダケカンバの林は、本当にきれいで、何枚も写真を撮ってしまった。
登山口に戻ったのは1015分であった。
養老牛温泉に戻る途中で、養老の滝に寄った。そんなに大きな滝ではないのだが、沢の流れが高さ2mほどの滝を作っている。ともかく私は滝が大好きなのだ。


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養老牛温泉


登山口


蕗が茂る道を行く


標津岳が見えてきた


清水沢


六合目を過ぎると頂上まで2km


美しい白樺林を行く


山頂へはハイマツの中を行く


標津岳山頂


登山口に戻った





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