2006/7/14

赤岳
小泉岳
白雲岳
銀泉台→第一花園→第二花園→奥の平→コマクサ平→第三雪渓→第四雪渓→赤岳山頂→小泉岳→白雲岳分岐→白雲岳山頂

赤岳・小泉岳に登るつもりで出発したが、小泉岳はただ平原が広がるだけで山頂とはいえないものであった。地図を見たら白雲岳が近いのでそこまで行くことにした.。大雪はやっぱり花がきれいですばらしい。
白雲岳山頂


1991年白雲岳登山
BACK 緑岳

714

銀泉台にはけっこう多くの車が停まっていた。2時半頃には着いてしまったので、テーブル椅子を出してラーメンを作って食べて、それから読書をしていた。今回の登山旅行では、けっこうゆとりの生活をしている。無理をして、一日に2つの山に登ったりしていないからだ。これはけっこういいのではないかと思う。
「眠り姫」を読み終えて、DVDはキリストをえがいた「キングオブキング」を見た。
今度の車はシートを倒して、フラットにすることができるのですごしやすい。
夜中にパラパラと雨が降る音を聞いた。


715

今日の出発は6時である。いつもは、もっとのんびりしているのだが、今日は天気がよくて早く登りたいという気分なのだ。
駐車場から林道を歩いて行く。クランク型のカーブを過ぎて少し行くと赤岳登山口の案内板があった。ここで林道から離れる。
道は山肌を緩やかに登ってゆく。雪渓を渡る箇所もあって、軽アイゼンを持ってくるべきだったかと少し悔やんだ。
急な登りになって、これを越えると高原に出る。樹林の中の木道を行き、樹林から抜け出すと雪田が広がっていた。第二花園であった。
雪渓を緩やかに登って、さらに一段高いところに出ると、奥の平という表示があった。もう一度雪渓を登って広い高原の上に出た。さすがに北海道の大雪山は少し登っただけで雪渓が広がっているのだ。去年は雪が多すぎて苦労させられたが今年は大丈夫みたいだ。この雪渓がとけたら、多分お花畑になるんだろうと思う。
岩が散らばる高原を行く。道にはロープが張ってあって、見ると、コマクサがたくさん咲いている。ピンクの可憐な高山植物で、もっとも好きな花のひとつだ。

私がコマクサのことを知ったのは、初めて日本アルプスに登ろうと思って、山と渓谷の夏山特集号を買ったときで、その中で白馬岳を特集していた。白馬で見られる花として、「高山植物の女王」コマクサを紹介していたのだ。
今、白馬にいっても、コマクサをみることはほとんどできないのではないかと思う。でも、大雪山は本州では想像できないほどのスケールのコマクサ群落を見ることができるのだ。ここコマクサ平もその一つである。でも、ガイドを読むと、盗掘にあってずいぶん少なくなったらしい。
ほとんど平坦な高原をのんびり歩いて行くと、大きな雪渓が見えてきた。この雪渓に沿った左の岩の道を登る。雪解け水が流れる中を登ってゆくのだ。花がきれいに咲いている。すごくきれいだ。
登りきると再び高原になって道は平坦になる。水が流れる中、飛び石をつたって歩いてゆくようになった。
再び行く手に雪渓。これが第四雪渓で、これを登るといよいよ赤岳なのである。その手前で休憩した。雲が流れ、青空が広がってくる。雪渓が輝く。こんなときの気分は最高なのだ。
第四雪渓を登ると一面のお花畑が広がっていた。今の時期の北海道の山は本当にきれいである。ともかく、本州の山のお花畑とは規模が違うし、自然が本当によく残されているのだ。
緩やかに登ると岩屑の平原に出て、黄色のペンキに従って、まっすぐに歩いて行く。行く手に大きな岩が重なるのが見えてくる。これが赤岳山頂であった。平原につきでだ岩塊で、山の頂きという感じではない。
風が強くなった。
雲が流され、展望が一部開けている。
赤岳では記念の写真を撮って、すぐに小泉岳に向かった。これも岩屑の中の道を行く。ほとんど平坦な道である。行く手にはなだらかな丘陵のような盛り上がりがあって、これに向かって緩やかに登ってゆくのだ。
岩屑の平原を真っ直ぐに行くと、分岐点があった。指導標が立っていて、山名の標識はないが、地図で確認するとここが小泉岳に間違いがない。北海道百名山として紹介されている山なのだが、少し拍子抜けしてしまった。
時間をみると、まだ9時前である。私はここで引き返すつもりでいたのだが、白雲岳まで行ってみることにした。小泉岳からは1.5kmである。
白雲岳はトムラウシから大雪山に縦走したときに登っているのだが、記憶も薄れているし、もう一度登るのも悪くはない。
小泉岳から緩やかに下って行くと、白雲岳分岐に着く。ここで縦走路と交わるのだ。
この分岐を直進して、白雲岳に向かう。
雲が晴れてきて行く手に岩山が見えてくる。これが白雲岳かと思っていたら、そうではなくて、この岩山の手前を左に曲がってしまうのだ。平原が広がっていて、その向こうに岩に覆われた台形の山がある。これが白雲岳であった。平原の道端には花がいっぱいですばらしくきれいである。
白雲岳直下は、大きな岩が累々とする中を急登する。見上げると青空が広がってきた。真っ白な雲が流れる。白雲岳まできてよかったと思った。
山頂に立つ。大雪山のほうは山の上部が雲で隠れているのだが、その山腹の雪の斑模様が美しい。雲が流れて日があたると真っ白に輝くのだ。
まだ9時半であった。山頂でのんびりした。コーヒーをのみながら、ぼうっと景色を眺めていた。なにも考えずに、ただ山々を眺めているのは、至福の時なのだ。
あとは来た道を引き返した。
コマクサ平をすぎて、さらに下って行くと、私の前をバスガイドさんが歩いていた。もちろん制服のままで、手にはスーパーのビニール袋を持ってズックで歩いているのだ。
追い越すときに声をかけたら、山がとても好きなのだそうだ。着替えることができないので、そのまま登ってきたのだそうだ。
登山口の銀泉台に戻ったら、大型バスが3台停まっていて、そのバスのガイドさんなのだろうと思う。
登山口に戻ったのは12時前であった。

明日は北見富士に登るつもりだ。


NEXT 斜里岳

BACK 私の北海道の山百選

銀泉台の登山口


登山口のマップ


第一花園


第二花園


奥の平


コマクサ平


第4雪渓が迫る


赤岳山頂


小泉岳への道


小泉岳山頂


白雲岳分岐、縦走路との十字路


白雲岳山頂




TOP 日本百名山 日本二百名山 日本三百名山 番外の山 私の北海道の山百選
私の東北の山百選 東海自然歩道 日本の旅 私の写真館 旅と山の想い出 メールはこちら













SEO ギフト 掲示板 レンタルサーバー ブログ SEO