2008年晩秋山陰登山
ぎぼしやま 1110m

ぞうやま 1085m
国民休暇村登山口→25分→擬宝珠山山頂→20分→鞍部→20分→象山山頂→15分→新小屋峠分岐→15分→国民休暇村登山口

烏ヶ山が登山禁止なので、代わりに象山に登った。この山はスキー場のある丘のようなもので、象山だけではおもしろくないので、擬宝珠山から縦走した。でも、山頂からは船上山から矢筈ヶ山へ続く山稜と大山の展望がすばらしかった。
スキー場から見る象山

BACK 皆ヶ山

20081114

道の駅風の里から車を走らせて行くと、今日登る予定の烏ヶ山の岩塔が見えてきた。その左奥には大山の岩峰が見える。すばらしい眺めだ。
烏ヶ山の登山口に着いたが、その入口には登山禁止の標識が出ていた。平成12年の地震によって山頂付近が崩落して、きわめて危険な状態にあるので登山禁止なのだ。こんなすばらしい山に登山できないなんて…。でも、命が惜しいのであきらめることにした。
この登山口のすぐ近くに擬宝珠山・象山の登山口がある。せめて、この山から烏ヶ山を展望することにした。
国民休暇村の駐車場に車を停めた。
身支度を終えて車道を歩いて行くと、自然保護憲章発祥の地と刻まれた石碑があった。最近でこそ自然と人との関わり合いについて、真剣に取り組まれるようになったのだが、その先駆けとなったのがこの地だったのだ。
この石碑のすぐそばに擬宝珠山への登り口がある。
広い草原の斜面を緩やかに上って行く。振り返ると、烏ヶ山が鋭く聳えているのが見える。
すぐに急斜面をジグザグに登るようになったが、こちら側は日陰になっていて、すごく寒いのだ。
登山口から
25分ほどで稜線に出る。そこは分岐になっているのだが、まず右に稜線をたどるとすぐに擬宝珠山山頂であった。
山頂に立つ山名標識の下に三角点のような標石があったが、三角点ではなかった。
山頂は展望が開けてして、東に昨日登った皆ヶ山を見ることができた。今日は快晴で遠くまで見ることができるのだが、大山や烏ヶ山の方向にはブナの林があって眺めることができない。残念。
山頂から分岐に戻って直進する。ほとんど平坦な稜線歩きが続く。道にはロープが張ってあるのだが、これはカタクリの花を保護するためのようである。5月のカタクリの花が咲く頃は本当にきれいらしいのだが。
稜線から左に下ると、リフトの管理小屋があった。ここからは急な下りである。ジグザグに下って行くと真向かいには象山が大きく聳えていて、その左には烏ヶ山とその後ろに大山、すばらしい眺めである。
鞍部に下り着くと、そこには指導標がたっている。ここから左に下るとすぐに国民休暇村なのだ。国民休暇村との標高差はほとんどないようで、この鞍部からは登山口から登るのと同じのようだ。
緩やかに上って行くと階段の道になった。階段は石が組まれたもので、それをコンクリートで固めてある。
ジグザグに上るようになると、傾斜はどんどんきつくなって行く。
鞍部から15分ほどの登りで、山頂直下の分岐に着いた。真っ直ぐに行くと新小屋であるが、山頂はここから右に登ったところでなのだ。
烏ヶ山はここから見ると岩峰が二つになっていた。ガイドブックに南峰と北峰と書いていた意味が納得できた。
分岐から象山山頂はすぐである。山頂には三等三角点があった。
山頂からの眺めはすばらしい。二つの岩塔をもって聳える烏ヶ山、その右奥には白い岩稜の大山、すばらしい眺めで、本当に登ってよかったと思った。
山頂からさらに奥に道が続いているので行ってみた。その突き当たりのピークからは、大山の右に三つのピークを見ることができる。これが矢筈山と甲ヶ山であった。今日の午後から矢筈ヶ山に登るつもりである。すばらしい展望に大満足で下山を始めた。
山頂直下の分岐から稜線を西にたどる。
平坦な稜線を歩いて行くと広場に着いた。象山展望広場で、ここからは烏ヶ山・大山・矢筈ヶ山を一望できるのだ。広場には方位盤もあって、それによると南に毛無山が聳えているらしいのだが、どれなのかよくわからなかった。

展望広場からさらに稜線を行くと、次第に下りになって、やがてジグザグに下って樹林の中に入った。
すぐに新小屋峠と国民宿舎との分岐に着いた。左の道をとって国民宿舎に向かう。きれいなブナの林の中を、緩やかなアップダウンを繰り返して下って行く。
10分ほど行くと樹林から抜け出して、平坦なスキー場のゲレンデに出た。ここからは象山がきれいに眺めることができた。
車の前に戻ったのは950分であった。


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国民休暇村のレストラン横が登山口


登山口の標識


擬宝珠山山頂


リフト管理小屋く


擬宝珠山・象山の鞍部


階段でジグザグに登る


象山山頂


象山展望広場


新小屋峠との分岐





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