2008年晩秋山陰登山
じゅぼうざん

標高 920m
安蔵森林公園→25分→安蔵峠→25分→標高712m地点→20分→標高790m地点→30分→三角点→2分→鷲峰山山頂→1:10→安蔵峠→20分→安蔵森林公園

この山の登山での標高差は350mしかないのだが、歩く距離がともかく長い。でも、登山道はすばらしい紅葉のブナ林を行くのだ。
森林公園から見る鷲峰山

BACK 三国山

2008118

食料がなくて困っていたのだが、鳥取南部の山を終えて再び鳥取に戻ってきた。マクドに行ってネットをして、それからスーパーで買い物をした。
明日の鷲峰山は鳥取の西にある安蔵森林公園から登り始めるのだ。薄暗くなる頃に森林公園に向かった。

119

今日もどんよりとした雲が空をおおっていて、雨でも降りそうな天気である。
森林公園の駐車場から遊歩道が伸びていて、これが鷲峰山登山道の入口である。
舗装した遊歩道を上って行くと、すぐに鷲峰山への登山道が分岐する。ここから土の道になった。
登山道に入ったと思ったのだが、道は緩やかに下って行くのだ。道を間違えたのか心配になってしまった。
道は尾根の左斜面をトラバースするように続いていて、緩やかに右にカーブして行くと、右手に3つのピークが重なる山が見える。これが鷲峰山であった。長い尾根が続いている。

ガイドブックで確認すると、登山口からの標高差はわずか350mほどで、たいしたことはないのだが、この山はすごく長い距離を歩くのだ。
緩やかに下って行くと、中国自然歩道の指導標がたっていた。ここが安蔵峠である。山頂まで2.9kmと書かれていた。
この指導標から山頂への道は二本になって続いている。どっちを行っても先で合流するのだろうと思って、右の道を行った。右の道を行ったのは正解であった。左の道は稜線に沿ってアップダウンするのだが、右はトラバースして行くので、ほとんど平坦な道であった。
峠から5分ほど行くと尾根の上に出て、送電線の鉄塔が見えた。鉄塔のたつ丘のすぐ手前で左に道が分かれる。まっすぐ行くと鉄塔の下に着くのだが行き止まりである。とりあえず鉄塔の丘に上ったら、目の前にすごく急な山が聳えているのが見えた。これからいくつものピークを越えることになるのだ。
登山道に戻ると、すぐにきつい登りになった。目の前に壁のような斜面が立ちふさがって、これを階段で標高差100mを一気に登ってしまうのである。
ようやく傾斜が緩やかになって樹林の尾根を行く。すると指導標と三角のパネルを4つ組み合わせた変わった形の標識がたっていた。ここは標高は712mで、山頂まで1.9kmの地点であった。鷲峰山の標高は920mなのであと標高差は200mほどだけなのだが、ともかく水平距離が長いのだ。
ここから緩やかに下って、紅葉の稜線を行く。
行く手には次のピークが聳えている。
また急な階段の登りかと思ったら、そんなにきつい登りはなかった。
紅葉がきれいで、その写真を撮りながら歩いて行くと、さっきと同じ標識がたっていた。山頂まで1.0km、標高は790mとなっていた。そして、ここからブナ林まで0.4kmと書かれている。鷲峰山はブナの林が美しい山なのである。
小さなピークに指導標がたっていた。山頂まで0.6kmと書いてある。そして、右は「やま道」と書いてあった。ほとんど意味のない表示だと思うのだが…。
本当にみごととしかいいようのない紅葉のブナ林が続き、つい立ち止まって写真を撮ってしまう。ほとんど平坦な道が続くので、疲れることもない。
行く手に丸い山が迫ってきた。これが鷲峰山山頂なのだ。

すばらしい紅葉のブナを見ながら歩いていたら階段の急登になった。これが山頂への登りである。
いったん緩やかになって、これで山頂かと思ったら再び階段の急登になる。きつい登りの連続なのだが、きれいなブナ林に元気づけられる。
ようやく傾斜が緩やかになると山頂まで
40mの指導標がたっていて、左は鷲峰野営場となっていた。
山頂まで40m、もうすぐだと思いながら行くと、道ばたにぽつんと二等三角点があった。三角点って山頂にあるものではないのかと突っ込みたくなる。
三角点を過ぎて緩やかに下るような感じで行くと、広場に出る。ここが鷲峰山山頂であった。広場には東屋があって、そこに展望台がくっついている。
東屋の前に山名の標識が立っていると思ったら、それには鷲峰休憩舎と書かれていた。
展望台に上がると、日本海が見えて湖山池も見えた。空はどんよりとした厚い雲なのだが、景色は見えるのだ。うれしい。
山頂に置かれたベンチに座って熱いコーヒーを飲んだ。今日はすごく寒いのだ。気圧配置が冬型に変わったのかもしれない。
あとは登ってきた道を引き返すだけである。
登山口の森林公園に戻ったのは1045分であった。


NEXT 三徳山

BACK 私の山陽山陰の山百選

森林公園の遊歩道から歩き始める


ほとんど平坦な道が続く


安蔵峠


鉄塔の下に着いた


712m峰山頂


790m地点


やま道の分岐


行く手に鷲峰山


鷲峰山山頂




総合TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  自己紹介















SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送