2008年晩秋山陰登山
わかすぎやま

標高 1020m
登山口→35分→山乗様分岐→20分→若杉山山頂→3分→巨石群→4分→若杉山→15分→山乗様分岐→25分→登山口

若杉山は三朝町にある里山なのだが、意外と標高は1000mを越えているのだ。山は芝生のような草原におおわれていて、山頂は蒜山・大山などを一望できる360度の展望台である。
登山道から若杉山

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2008年11月10日

10
時半に倉吉の観光を終えて、次の登山予定の若杉山に向かった。
大谷の集落を過ぎて、さらに細い林道を走って行くと、左・若杉山の指導標がたっている。これに従ってさらに走ってゆくと道はさらに細くなって、すごい悪路になった。若杉山を示す指導標のそばに駐車スペースがあったので、ここに車を停めて身支度をした。歩き始めようかと思ったとき地元のおじさんがやってきて、この少し先にも広場があるという。車を走らせると、林道終点の広場に着いて、そこに若杉山の指導標がたっていた。ここが登山口であった。
指導標には山頂まで
2.3kmと書かれていた。その横に不法採取禁止と書かれた真っ赤な看板がたっている。この若杉山には絶滅危惧種のオキナグサの自生地があるのだ。オキナグサがどんな植物なのか私は知らないのだが…。
出発は11時半である。
登山口からは林道のような広い道が続いている。傾斜もほとんどなくて、紅葉の始まった林を眺めながらのんびりと歩いて行く。
登山口から山頂までのの標高差は400mほどで、往復1時間45分なのできつい登山ではない。
登山道は大きな振幅でジグザグに上って行く。登山口から15分ほどで松林になって、山頂まで1.7kmの指導標がたっていた。
ターンを繰り返して松林の中を
10分ほど歩くと、明るい尾根の上に着いた。ススキの原が広がっていて、その向こうには若杉山の丸いピークが見えた。
ようやく登山らしい登りになった。目の前に聳える山頂に向かって急な斜面を登って行くと、道の所々にロープで囲った場所がある。これはオキナグサの自生地で、保護のために囲っているのだ。じっくり観察したが、オキナグサがどれなのかまったくわからなかった。
ススキの斜面をジグザグに登って行くと、「山乗様」の分岐があった。そういう名の祠があるのかと思って、少し行っててみたが、どれくらいの距離になるのかわからないのであきらめて引き返した。
山頂を目指しての急登が始まる。高度を稼ぐにつれて展望が広がってすばらしい眺めである。ようやくピークに着いたが、そこは山頂ではなくて、その先にもピークがあった。これが山頂なのだ。
最後の急な斜面を一登りすると山頂である。山頂には山名の標識がたっていたが、三角点はなかった。
ガイドブックに、山頂から少し下ったところに青御影石の巨石群があるというので行ってみることにした。
緩やかに下ると巨岩が散らばっているのが見えてきた。この巨岩の上に立って、下を見るとけっこうすばらしい眺め。
山頂に戻って、熱いコーヒーを飲んで休憩した。
西には山頂が雲に隠れた高い山が見える。これが伯耆大山である。その手前に端正な三角峰が見えるのは蒜山であった。
展望に満足にて来た道を引き返した。
登山口に戻ったのは1310分である。

次は津黒山に登る。この山も往復1時間40分ほどなので、今日中に登れるかも…と思いながら走っていったが、雨が降ってきたので今日の登山はあきらめることにした。


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登山口


松林になった


林から抜け出すと、前方に丸い山


オキナグサ自生地


山乗様分岐


若杉山山頂


青御影石の巨石群を見に行った





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