2009年晩秋山陰登山 
たまみねさん

標高 820m
登山口→40分→尾根上分岐→30分→玉峰山山頂→20分→尾根上分岐→40分→三本松休憩所→25分→雌滝→10分→登山口

この山は全国的には知られていないが、私の絶対のお薦めの山である。山陰を訪れたときは、是非、登山予定リストに入れて欲しい。登山道には巨岩がそそり立ち、雄滝、雌滝など美しい滝があって、飽きることがない。素晴らしい山である。
山麓から仰ぐ玉峰山

 登山口から鯛ノ巣山山頂
玉峰山登山口


雄滝の滝見台


水場があった


杉林の中に階段が続く


3つの指導標がたっていた


小窓岩


展望台があった


玉峰山山頂

BACK 鯛ノ巣山

2009115

道の駅に停まっていた車は私の1台だけであった。
今日は3つの山に登るつもりなので、早めに行動開始。登山口に向かって車を走らせる。
最初に登る玉峰山は、麓から見上げると巨岩がいくつも見える岩峰である。しかも雪も見える。岩場の雪道になったらかなりきつい…、どうしようと思ってしまうのだ。
林道の終点にりっぱな駐車場があって、玉峰山森林公園の案内板がたっていた。ここには登山道のイラストマップが書かれている。私は雄滝から登って、帰りは岩場巡りをして雌滝をみて戻ってくるつもり。歩き始めたのは715分である。
登山口から道が二つある。雄滝をみて行きたいので右の道を行ったら、すぐに合流するのだった。7分ほど行くと、雄滝入口の標識がたっていた。沢の流れに向かって下って行くと、流れが何段もの滝をつくっているのが見えた。これかと思ったら、さらに道は石段で上に登って行くのだ。滝見台があって、その向こうに岩壁に間を一直線に流れ落ちる滝が見えてきた。
両側の絶壁がすごい迫力である。その間を流れ落ちる滝は、途中で少しだけ左に折れ曲がっている。いい滝だと思った。私は滝が大好きなのだ。
滝から急な階段道を上って登山道に戻る。その途中には、素戔嗚尊と刻まれた苔むした巨岩があった。さすがに「出雲の国」である。
登山道に合流して、鬱蒼とした杉林を行くと、大きな岩があって、「下バクチ岩」という標識がたっていた。バクチ岩というのは、前にもどこかで見たと思うのだが。
右には岩をかんで流れる沢、それに沿って登山道は続いている。急なところには丸太の階段が組んであって、遊歩道としてきちんと整備されているのだ。登って行くにつれて道には雪が見られるようになった。
下バクチ岩から10分ほど登ったところに小さな水場があった。さらに大きな杉が林立する中を階段を登って行くと、水場から5分ほどのところには上バクチ岩があった。
鬱蒼とした杉林の中の登りが続き、ようやく明るい自然林に出たのは歩き始めて45分ほどたってからであった。
急な階段を登ると、すぐに指導標がたつ分岐があった。ここには分岐の小さな広場を囲むように3つの指導標がたっていた。右に登ると山頂で、左に下るのは「遊歩道」となっている。私は山頂を往復して、ここから遊歩道を下るつもりなのだ。指導標には山頂まで30分と書いてあった。
急な階段を登って行くと、行く手には大きな岩がいくつも見える。5分ほど登ると大きな岩があって、これを越えた先には階段がつくられている。そそり立つ岩を階段で回り込むと、小窓岩という標識がたっていた。そそり立つ巨岩の間に隙間があって、そこに道が続いている。中は急な上りになっていて、岩につかまってこれを通過する。通り抜けたあと、振り返ると展望が広がっていた。
長い尾根を登って行くようになった。小窓岩から6分ほど歩いた尾根の上に屏風岩という標識がたっている。尾根の右に見える山腹に、岩壁が見えた。
道には笹が多くなって、これを登るとすぐにベンチの置かれた展望台があった。下に小さく集落が見える。でも、このベンチの先には巨岩がそそり立っていた。風岩という標識がたっている。巨岩の上は庇のように突き出ていて、その下を通過するのだ。でも、この巨岩の手前には岩が人の字に重なって隙間をつくっている。この間を風が通り抜けるから風岩なのかとも思った。
風岩を過ぎると、笹の上に雪が積もっている。でも、道は充分広くて、雪の笹をを掻き分ける必要ははなかったので助かった。
行く手に急な階段が長く伸びているのが見えてきた。いよいよ山頂に向かって急登するのだ。

これを登りきって山頂だ…と思ったら、さらに平坦な尾根が続いていて、これを100mほど行くと、行く手に松の木がたつピークが見えて来る。これが山頂であった。
山頂は細長くて、手前に三等三角点があって、その奥に山名の標識がたっていた
北と南の展望が開けていて、山並みが重なって見える。でも、山の名前はよくわからないのだ。



 巨岩巡りコースを下山
大岩壁の横を通過する


紅葉が鮮やか


倒木が道を完全にふさいでいた


鉄の階段があった


三本松の休憩所


桟道を行く


尾根コースの合流点


巨岩の下には大師像


登山口に戻った


山頂から分岐に引き返す。

分岐からは平坦な笹の道を行く。すぐに巨大な一枚岩がそそり立っていて、その下を通過した。その先には山の急斜面にいくつもの岩がそそり立っていて、すごい迫力である。
藪を掻き分けるような所もあるが、時々展望が開けて下の集落が見える。
「弘法の滝」という標識があった。よく見たら、大きな岩を水が滴るように落ちている。その下に石をかこって水場のようにしてあるのだが、水はたまっていなかった。
さらに巨大な岩壁は続き、すごい高さでそびえ立っている。鮮やか紅葉があって、これに目をとられていたら、「しま岩」という標識があった。振り返って見たら、大岩壁に幾筋かの縞が走っているのが見えた、なるほど。
それにしても、すごい岩壁に連なりである。感心しながら歩いて行くと、大きな木が根こそぎ倒れていて、それが道に大穴を開けている。狭いトラバース道で、ここに開いた穴をどうして越えたらいいんだと迷ってしまった。仕方がないので、山側の樹木にすがって、慎重にこれを越える。滑り落ちても穴に落ちるだけで死ぬことはないだろうと思った。
でも、この水平道には折れた枝がたくさん散らばっていて、倒木が道を塞ぐところも少なくないのだ。よく見ると、これは最近のもののようで、私が出雲で雨をやりすごし、石見銀山を観光したときに強い風が吹いていたが、そのときのもののようだ。
これを通過したら「かざし岩」があった。庇のようにオーバーハングした巨岩である。この下に首がなくなった大師像が二体、ひっそりと置かれていた。
これを過ぎて歩いて行くと、道は下りになって小さな沢を渡る。その先は草茫々の道で、沢の上流に向かって上って行く。道を間違えたのではないかと引き返した。でも、かざし岩からの間に分岐はなかった。それにしても、まだ窓岩を見ていない。もう少し行ってみることにした。草に覆われた道を行くと、左にターンして、斜面を斜めに登って、赤松の林に入った。その先にも大岩の連なりがあって、突然鉄の階段が現れた。この大階段を登ったところに「窓岩」の標識がたっていた。道はこれでよかったのだ。
窓岩の標識から振り返ると、林の中に巨岩がいくつもそそり立っていて、その岩が窓をつくっているのが見えた。さっき小窓岩を通過したのだが、「小」の意味がわかった。こちらは本当に大きな窓なのだ。

さらにトラバース道を行くと岩塔が見えてきた。その下にはベンチがあって、三本松という標識があった。あたりを見回すと、枯れた巨木がある。これがかっては三本松だったらしい。
この地点で、分岐から40分が経過していた。ガイドブックでは分岐から40分で登山口に戻るとあるのに時間がかかりすぎである。(これはガイドブックの時間が間違っているのだ。1時間が正しいと思う)
三本松から深い林の中に入ると、桟道が多くなった。右手には苔むした岩壁がそそり立っていて、その下を桟道で通過して行くのだ。
沢を渡って杉林を行くようになった。ようやく巨岩から解放されたようだ。左には深い谷があって、沢の流れが聞こえる。道に「糸滝」という標識がたっていた。沢を見下ろすと、一直線に流れ落ちる滝が見えた。近くまで行ってみたいのだが、かなり下にあって、その道はなかった。
ここから少し行くと、指導標がたっていて、道が合流した。これは山頂からの「尾根コース」なのだ。これで、自分のいる場所が確認できた。でも、地図を見ると、まだ先は長い。あと20分はかかりそうだ。
さらに林の中を10分ほど下ると指導標があって、道は左折する。ここが一本松であった。松なんてないじゃないかと思ったら「一本松跡」という標識がたっていた。
林の中をどんどん下って行くと、時々大岩があって、その下には弘法大師の石仏が置かれている。玉峰山は信仰の山なのだ。
突然、「雌滝」という標識が現れた。もちろん、私は滝が大好きなので寄って行く。
両側にそそり立つ岩壁の間に巨岩がはさまっていて、その穴の奥に滝が流れていた。すごい形の滝である。こんな滝は初めて観た。けっこう感動してしまった。
雌滝の先は長い鉄の階段を下る。何連もの階段が続き、階段を下ったところで振り返ると「子滝」があった。
さらに鉄階段を下ると桟道になり、そこにも標識があった。「孫滝」と書いてある。桟道に沿って、流れが滝をつくっていたのだ。
さらに鉄階段を下って、岩壁の下で流れを渡ると、すぐに車道に出た。そこには雌滝の指導標がたっていた。この車道は今朝、私が走ってきた道である。
あとはこの舗装道を5分ほど歩くと駐車場であった。車に戻ったのはちょうど10時である。3時間たらずの登山だったが、すごく充実していたと思った。

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