2008年晩秋山陰登山
たきやま

標高 1196m

爪ヶ城山頂→30分→ふるさとコース東口→1:00→滝山山頂→1:10→爪ヶ城→1:05→声ヶ乢登山口

爪ヶ城山頂から滝山への縦走はすばらしく気持ちのいいものだった。ともかく紅葉がきれいで、那岐山を行く手に眺めながら展望の稜線を行くのだ。山はやっぱり縦走に限ると思ってしまうのだ。
登山道から滝山

BACK 爪ヶ城

2008115日

爪ヶ城山頂から滝山を目指す。平坦な尾根を行くと、すぐに急な下りになった。
滝山に続く尾根は鮮やかな紅葉である。でも、縦走路を目で追うと、いくつかのピークがあって、その向こうでキレットのようなすさまじい下降になっているみたいなのだ。これはかなりきついアップダウンを覚悟しなければいけないようである。下って行くと樹林の中に入って展望は閉ざされたが、鮮やかな紅葉である。
つい、立ち止まって写真を撮ってしまう美しい紅葉が続く。
ピークに着くと展望が開けて、滝山を眺めることができる。でも、滝山との間のキレットのような鞍部はどれくらい下らなければいけないのか心配になってしまう。
紅葉の中の急降下が始まる。階段の道なのだが、その階段の丸太が崩れていたり、段差が大きかったりですごく歩きにくい。
ようやく降り着いた鞍部には「ふるさとコース東入口」の標識がたっていた。
ここから滝山山頂までは1.7kmである。
すさまじい急登になった。見上げると首が痛くなるような、急斜面である。木につかまったりして必死で登って行く。樹林がとぎれたところから振り返ると、爪ヶ城を眺めることができた。
アップダウンを繰り返す稜線の道になると、道のあちこちには三角点のような石柱と紅白のポールが立っていた。
鮮やかな紅葉の稜線を歩いて行くと、行く手には三角峰の滝山が迫ってくる。
このころからヘリコプターの音がうるさくなって、樹林から抜け出すと自衛隊員が5人ほどたっていた。これからヘリがやってきて、人と荷物を下ろすので少し待ってほしいという。
5分ほど、ヘリから荷物を下ろすのを見ていた。これから登山道の草刈りをするのだそうで、その機材や燃料をおろしているのだった。自衛隊員は登山道の整備までしてくれているのだ。感謝。
鮮やかな紅葉の中を登って行く。すごく急な斜面を登って、傾斜が緩まると樹林から抜け出た。行く手の稜線を眺めると、滝山までには二つのピークがあるのがわかる。アップダウンをしなければいけない。
よやく滝山山頂の展望デッキに着いたのは105分であった。ここにある三角点は一等三角点であった。展望デッキからは那岐山の眺めがすばらしい。稜線に登山道が続いているのが見えて、那岐山まで縦走したくなってしまう。
振り返ると紅葉の上に爪ヶ城が見える。
下は日本原でたくさんの池が散らばっていて、すばらしい眺めである。
ここで長目の休憩をとった。
那岐山や紅葉の尾根を眺めてのんびりした。
帰りは来た道を引き返すだけである。下って行くと、さっきのへりがまた荷物を下ろしていた。そして、そこにいる自衛隊員が10名以上に増えていた。
さらに下って行くと、登山者とたくさんすれ違うようになった。紅葉の美しい時期なので登山者も多いのだ。
帰りは鮮やかな紅葉の写真を撮りながらゆっくりと下って行った。
登山口の声ヶ乢に戻ったのは1245分である。


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爪ヶ城から稜線を行く


紅葉の稜線を行く


鞍部に着いた


ピークの一つから爪ヶ城を振り返る


自衛隊が作業中だった


滝山山頂の展望デッキ


滝山山頂





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