2008年春 山陽山陰登山
たかやま

標高 320m
青海→5分→清福寺→2分→高山縦走路入口→35分→木斛山→10分→車道鞍部→30分→高山山頂→30分→オートキャンプ場→15分→青海

高山は標高が320mしかないのだが、私が歩くのは縦走コースなので、けっこう登りがいのあるコースなのだ。縦走の稜線からは日本海がすばらしくきれいである。
縦走路から見る高山

BACK 花尾山

2008520

昨日はすごい雨になった。さすが、台風の影響だけあって、どうなってしまうんだと心配になってしまった。でも、夜が明けたら雨は止んでいて、今日登る高山らしき山が高くそびえているのが見えた。
今日は青海島の高山に登るのだ。青海島は海がきれいな観光の島らしいのだが私の目的は登山である。この山を終えたら萩で観光するつもりだ。
昨日は集落センター前の駐車場に車を停めていた。ここから歩き始める。
まず清福寺を目指す。駐車場前にはいくつかの道が交錯していて登山道がどれなのかよくわからないのだが、お寺の屋根らしきものが見えるのでそれを目指して歩いていった。家の間の細い道を行くと、寺がどっちなのかわからなくなったが、鐘の音が聞こえて方向がわかった。
清福寺の前に高山登山口という指導標があって、これに従って山に向かって進む。ただ、この指導標は朽ちかけていて、心配になってしまった。(心配通りだった)
ガイドブックにはここから2分で登山道入口に着くと書いてあったのだが、通り過ぎてしまった。傾斜が増して行く手に溜池の土手が見えてきて、おかしいと思って引き返したら登山口があった。ちゃんと指導標がたっているのに見逃してしまうなんて情けない。指導標には山頂まで2.8kmと書いてあった。
登山道は草茫々で、ほとんど人は通らないような道である。それでも、しっかりと丸太の階段になっていて、かつては遊歩道としてちゃんと整備された道だったのだろう。この草に覆われた階段道を急登する。けっこうきつい登りである。
7分ほど上ると傾斜は緩やかになって尾根の上に着く。平坦な暗い樹林の中を5分ほど行くと、道は完全に背の高いシダに覆い隠されていた。笹薮のようなもので、これを掻き分けて行かなければいけない。しかも、昨日の雨でぐっしょりと濡れていて、たちまちビショ濡れになってしまった。このシダ道は10分ほどでようやく終わってほっとした。
青海島縦走線という指導標があって、山頂まで
1.9kmとかかれていた。この先で樹林から抜け出すと、行く手には樹林に覆われた木斛山が見えた。そして下には林道が走っている。山並みが広がっていて島にいるとは、とても思えない。
再び樹林の中に入って、尾根の右側をトラバースするように緩やかに登る。尾根に出てからは急な登りになった。階段の道を急登して、木斛山に着いたのは650分であった。登山口から45分たっていた。
木斛山山頂は樹林に囲まれていて、まったく展望はないのだが、木斛山頂上展望台という案内板がたっていて、深川湾の眺めがすばらしいと書いてある。どうやってもそのすばらしい景色を見ることはできなかった。この案内がつくられてから木が生長したのだろうか。
展望をあきらめて山頂から下る。これがすさまじく急な下りで、そのうえ道は完全にシダに覆い隠されていた。足元が見えない中での急下降はけっこう怖い。一歩一歩慎重に下って行かなければいけないのだ。しかも、露でズボンはビショ濡れで、水は靴の中までしみこんできた。でも、この下りでは視界が開けて、槍のような岩塔が海岸にそそり立っているのが見えた。これが大門・小門なのだろうか。
さらに、行く手には二つのピークがそびえていて、その右が高山である。目でこれから登る尾根筋をたどってみるとすごく遠く見えるのだが、高山の山頂にコンクリートの展望台のようなものが見える。この大きさからすると見た目ほどは遠くないのかもしれない。
シダと悪戦苦闘しながら急降下を続けて、ようやく舗装道に降り立った。これで、ビショビショから開放される。ほっとした。
ここからは林道をしばらく歩くのだ。林道を行くと、青海湖と波の島立てが見えた。波の島立てというのは天の橋立を小さくしたようなものなのだが、すばらしくきれいだ。
行く手に高山が大きく迫ってくる。林道が緩やかに上るところに登山道の入口があった。指導標はなくてリボンでそれとわかった。林道歩きでズボンが乾いてくれると思っていたのだが、わずか
5分で樹林の中に入ってしまった。
登山道の初めは草に覆われていて、この先どうなるんだと思ったが、すぐにしっかりした道になった。
緩やかな登りが続いて、少し急登するとピークに着いた。これがさっき見た高山の左に見えたピークなのだが、樹林の中でなんの標識もなく、すぐに下って行く。けっこう急な下りであった。
5分ほど行くと、左に屋根のようなものが見えた。こんなところに祠でもあるのかと寄ってみたら、それは東屋であった。そこには山頂周辺のイラストマップの案内板もたっていて、オートキャンプ場への指導標がたっていた。
東屋からは高山山頂を眺めることができる。もうひとがんばりである。
ほとんど平坦な道を行くと、すぐに林道に出てしまった。草の生えた林道で車は通らないようである。そこには頂上まで300mという新しい標識がたっていた。
林道を行くとすぐに林道終点で、頂上まで140mの標識があった。さっきの300m地点からもう160mも歩いたとは思えないのだが…。
でもそのかわり山頂までの140m200m以上あるのではないかと思うほど遠かった。急な登りが続く。深い樹林の中を登って、ようやく明るくなると山頂であった。
山頂にはあったのは展望台ではなくて、戦争中に使われたトーチかであった。青海島高山頂上展望台という説明板がたっていて、少し離れた草むらには二等三角点があった。
トーチカの上に登って休憩した。さすがに山頂からの眺めはすばらしい。
南には波の橋立てがきれいに見える。そして東には石門がキラキラと輝く海にシルエットとなって見えた。北には海を挟んで、風力発電の風車が立つ岬がみえる。360度のすばらしい展望である。大満足。
いつまでも眺めていたいのだが、今日はこれから萩の観光をするのだ。急ごうと思う。
下山開始は8時。
登ってきた道を引き返して東屋に戻った。ガイドブックでは林道の登山口まで引き返すように書いてあるのだが、ここからオートキャンプ場に向かって下ることにした。車を停めた集落センターのところにオートキャンプ場の道路標識があったからだ。
この道はよく整備されていた。オートキャンプ場の新設に併せて整備された道なのだろうと思う。階段の遊歩道をどんどん下って行く。15分ほどで林道に出た。その林道を歩いて行くとオートキャンプ場の入口があった。あとはひたすら林道を下るだけである。ターンを繰り返して下って行くと、オートキャンプ場までの指導標が500m毎にたっていた。このキャンプ場にそうとう力を入れているらしい。
ようやく平坦な道になると、水田の間を行くようになった。右には波の橋立が見えてきた。波の橋立がつくる青海湖を眺めながら歩いて行って、車に戻ったのは
9時であった。


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青海集落センターの駐車場


清福寺


ここが登山口


シダの藪こぎになった


木斛山山頂


林道に下り着く


林道から登山道入口


樹林の中を行く


東屋があった


林道終点、山頂まで140m


高山山頂


山頂から下る


オートキャンプ場への標識




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