2008年春山陰登山
しらきやま

標高 889m
白木山駅→15分→登山口→30分→穴地蔵→40分→五合目→25分→水場の広場→40分→白木山山頂→40分→桐原分かれ→40分分→鬼ヶ城山→30分→二十畳岩→30分→上深川登山口→15分→上深川駅

白木山は広島市の北に聳える山で、山麓のJR線を使うことで縦走が可能である。白木山駅から山頂までは石仏の残るしっとりした道なのだが、下りはけっこう林道歩きが多い。
白木山山頂

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200856

明日は広島市ではすごく有名だという白木山を登る。JRの白木山駅から山頂を往復してもいいのだが、それではつまらない。山麓をJR線が走っているので、これを使うことによって縦走が可能である。白木山駅から出発して白木山山頂〜鬼ヶ城山と縦走して上深川に下山しようと思うのだ。まず下山する上深川駅に車を置いて、JR線で白木山駅に戻って登ることにした。
ところが、上深川駅というのは無人駅で駅前広場なんてないのだ。仕方がないので下山口まで車で行ってみたが、そこにも駐車できる場所はなかった。街の中にも車を停める場所がなくて、今夜泊まる場所に困ってしまった。
あちこちさまよって、結局コンビニの駐車場に泊まることにした。感謝をこめて、このコンビニではたくさん買い物をした。

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昨日、駅で時間を確認しておいたのだが、始発は612分である。遅れないよう駅に車を走らせた。せまい町なのですぐに駅に着いてしまう。駅の前に車が1台だけ停まれるスペースがあるのでここに車を停めた。帰ってきたら、車はレッカー移動させられてるかもしれない…。
予定通りの電車に乗った。朝早いというのに学生がたくさん乗っていて、すごく賑やかであった。私も高校の時は電車通学をしていたので、こんなふうに騒いでいたんだなぁと思った。
2つ目の駅で下車。プラットホームを出口の方へ歩いていったら行き止まりであった。出口は反対側だったのだ。ここも無人駅である。うろうろしているうちに電車は発車してしまって、車掌さんに切符を渡すことができなかった。
道を山に向かって歩いて行く。道は左にカーブして山の麓を南に向かって行くのだが登山道が現れない。登山口はいったいどこなんだと焦ってしまう。15分ほど行くと道は山に向かってカーブして、その先に登山口があった。ほっとした。
登山口にはコースのイラストマップがあった。今日、私が歩くコースは5時間くらいかかるようだ。
登山口からすぐに階段の急な登りが始まる。照葉樹林の明るい尾根を8分ほど登ると石仏がたっていた。これが「穴地蔵」か?と思ったが、穴地蔵までは30分もかかるのだから、そんなはずはない。石仏の後ろには一合目という標識があって、経尾山とも書かれていた。まだ一合目に着いただけのだ、先は長い。
この石仏は合目毎に置かれてるのかと思ったがそうでもない。白木山の山頂には祠がたっているというから、その参道に置かれた石仏ということなのか。
道は急登の連続で、おまけにザラザラの砂地で滑りやすい。途中、合目の標識はないのだが経納ヶ段という標識の石仏があった。ここが二合目なのかもしれない。
今日は快晴で、暑いくらいの日差しの中を汗だくで登って行くと、
650分、ようやく穴地蔵に着いた。名前の通り、穴があって、その中に小さなお地蔵様が鎮座していた。
穴地蔵から傾斜は益々きつくなる。道には岩や石がゴツゴツしていてすごく歩きにくいのだ。ガイドブックにある「伐採されて展望の開けた」ところに着いた。下には川と白木の集落が見え、けっこう上がってきていることがわかる。
少し行くと再び展望の開けたところがあった。どっちがガイドブックで言う展望所だったのだろう。
10分ほど登るとまた石仏があって、そこには三合目の札がかかっていた。
途中で釈迦の段という石仏を見て、四合目に着いたのは722分であった。
気持ちのいい照葉樹林を歩き、展望の開けた五合目に着いたのは7時半、行く手にはアンテナ塔がたつ白木山山頂が見えた。まだ、ものすごく遠い。
樹林の中に「栃の馬場」という標識があった。こんな山の上に馬場なんかつくってどうするんだと思ってしまうのだが、ここが六合目であった。
大きな岩がゴロゴロする道を急登して「水場の広場」に着く。広場の真ん中に四角い水槽が置かれていて、そこにホースが引かれ、水が流れ出ていた。
急登が続いたので、ここで休憩することにした。
水場の水でコーヒーを2杯も飲んでしまった。今日は暑くてノドが渇くのだ。
水分を補給して元気になったので、山頂に向かって出発。
急な道が続くのだが、この先の八合目、九合目に石仏はなくて標識だけであった。
時々、道には岩がゴロゴロしてすごく歩きにくくなる。赤土の道をあえぎながら登ると、行く手の樹林の間に青空が見えるようになって山頂が近いことがわかる。
樹林から抜け出すと芝生の広場で、ここが白木山山頂であった。山頂にはジュラルミンで造られたような銀色の社がたっていて、その前にたつ赤い鳥居は鉄パイプを組み合わせたものだった。金属製の神社である。鳥居の額には「白木山神社」と書かれていた。
社の奥に大きなアンテナ塔がたっていて、見上げると空は真っ青であった。

山頂には三角点があるのだが、かわいそうなことに頭が半分欠けていて、何等三角点なのかわからなかった。
山頂からは360度の展望で、四方の山々を展望できるのだが、どれがどれなのかさっぱりわからない。東には昨日登った鎌倉寺山・鷹ノ巣山が見えるというのだが、それもはっきりわからなかった。でも、広島周辺の山々が一望できるのだから、それだけで満足することにした。
このすぐそばに鉄材を組み合わせた小さな展望台があった。1mほどの高さもないのだが、その上には双眼鏡が置かれていた。覗いてみたらちゃんと見えた。(無料だ)
山頂をあとにして、アンテナ塔の横から下って行く。これから鬼ヶ城山までの縦走路はほとんど平坦な道が続くと思っていたのだが、すごい下りの連続であった。このまま下まで降りてしまうのではないか、道を間違えてるのではないかと心配してしまった。
鬱蒼とした樹林の中の尾根道が続き、磁石で方向を確認したら、真西に向かっていた。地図では南西に向かうはずなので、もしかしたらどこかで違う尾根に入ってしまったのではないかと心配になってくる。鬱蒼とした樹林の中で展望がないので、確認のしようがない。山頂から30分下って林道に出た。そこには指導標があって、道を間違えていないことが確認できた。よかった。
ここからは林道歩きが続く。林の上にアンテナ塔が見えて、この横を歩いて行く。林道はすごく曲りくねっていて、方角を失ってしまう。山の麓を半周して、展望が広がったところの電柱に中深川と上深川の矢印が書かれていた。中深川へはここで林道から離れて山道に入るのだ。私が目指す上深川へは、林道歩きがまだ続く。
山襞に沿って曲がりくねった道が続く。地図には「天狗岩」が書かれているので、これを探しながら歩いていったが、結局見れなかった。
鬼ヶ城山の山腹を捲いて、アンテナ塔の前に着いたのは940分であった。ガイドブックには、ここから鬼ヶ城山に15分で往復できると書いてある。もちろん行って見ることにした。落ち葉に覆われた荒れた山道が続く。けっこう急な登りで、山頂近くにはなぜか防護ネットが張られていた。何を保護してしているのか不明だ。
傾斜が緩まると、そこに三角点がった。三等三角点で、後ろの木に「鬼ヶ城山」と書いた小さな木札が下がっていた。ガイドブックには東側が切り払われて展望がよいと書いてあるのだが、木々に囲まれて展望はなかった。木が伸びたのだろうか。
アンテナ塔に戻って下山路を探す。歩いてきた林道が真っ直ぐ続いているので、林道をこのまま行くのかとも思うが、方向が違う。念のため、アンテナ塔を後に回り込んだら、そこに下山路があった。
ここからはすさまじい下りで、ひたすら急降下が続く。10分ほど下ると「二十畳岩」という指導標があった。2分と書いてあるので行ってみることにした。樹林の中を緩やかに下ると巨岩があった。でも、二十畳もある平らな岩ではない。赤いリボンがここから上に登るようにつけられているので、枝をかきわけて登ってみると露岩の上に出た。下はすさまじい断崖だが、すばらしい展望が広がっていた。目の前には巨岩が絶壁となってそびえている。その壁が二十畳ということなのだろうと納得して引き返した。
急下降は続いて、足がガクガクになってしまう。檜林に入って、道が左に曲がると沢の中の道になった。下るにつれて流れの音が聞こえるようになって、何度か小さな流れを渡る。
鬱蒼とした樹林から抜けだして、明るい道になったと思ったら、すぐに登山口に着いた。昨日はここまで車で来て引き返したのだが、駅から近いと思っていたが、歩いたら遠かった。急な坂道を下って、三篠川にかかる橋から振り返ると、白木山の連山は濃い緑に輝いていた。
すぐに駅に着く。11時を少し過ぎていた。
幸いなことに車はちゃんとあった。


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上深川駅の近くに車を停めた


JR線で白木山駅へ


登山口


すぐに階段の急な登り


一合目


穴地蔵に着いた


展望の開けたところに着く


五合目


水場の広場


白木山山頂


鉄塔の右に下山路がある


中深川と上深川の分岐


アンテナ無線局、ここから上深川に下る


鬼ヶ城山山頂


二十畳岩、露岩からの眺め


沢の中を下る




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