2008年晩秋山陰登山
みすみやま

標高 508m
女人堂→20分→お城山分岐→20分→三角山山頂→15分お城山分岐→15分→女人堂

三角山は名前の通り、鋭い三角形で聳える山なのだ。山頂には精緻な彫刻が施された神社の社があって、下は足が震えるような断崖絶壁である。山頂からの眺めはすばらしい。
林道から三角山

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2008年11月4日

さて、今日は
3つめの山にも登る。三角山である。
鳥取から30kmほど走って、登山口の女人堂の手前の路肩に車を停めた。1345分であった。
すぐ先に鳥居が見えるので、これが女人堂だと思ったのだが、これは弁天堂であった。さらに急なコンクリート道を上がって行くと、りっぱな神社の境内に着いた。これがガイドブックにある女人堂である。この神社は三角山神社というのだが、本殿は山頂にあるのだ。ここをなぜ女人堂と呼ぶかというと、戦前までは女性はここから先に入ることができなくて、ここでお参りするしかなかったのだ。
神社の奥に続く道を行く。道は砂岩の露岩で、そこに階段のように刻みがいれてある。これを登って行くのだが、けっこうきつい登りが続く。
15分ほど登って傾斜が緩やかになると、そこにお城との分岐があった。景石城まで700mとかかれているのだが、登山口の女人堂までは300mと書かれていた。ここまでが15分も登ってきたのだから300mということはないだろう、間違いではないかと思ってしまう。それに、ここはガイドブックのお城山分岐とは少し違うような気がする。ガイドブックにはベンチのある休憩所と書いてあるのに、ベンチなんてない。
分岐のすぐ先にはすごく粗末な鳥居がたっていた。これをくぐると、再び傾斜はきつくなった。岩がゴツゴツと突き出ていて、そこには鎖も下がっていた。でも、鎖にすがらなければ登れないというほどの険しい登りではないのだ。登って行くにつれて傾斜はますますきつくなって、所々にロープや鎖が下がっている。
山頂が近づくにつれてすさまじく急な登りになって、ロープにすがって登らなければいけなくなった。

ようやく尾根の上に出ると、そこにベンチが置かれていた。ガイドブックのお城山分岐ってここなのかと思ったが、分岐の指導標はなかった。でも、尾根の左に下って行く踏み跡がある。これがお城山への道なのかとも思ったが、荒れた感じで本当にそうなのかはわからない。
樹林の中の急な斜面を登って行く。再び尾根の上に着くと、そこで右折して尾根沿いに山頂を目指すのだ。ここには「上二丁」と刻まれた石柱がたっていた。
ブナなどの樹林の登りが続く。山頂直下の急登である。けっこう大きな岩があちこちにある。巨岩の間を抜けると、傾斜が緩まって、最後に石段を上ると山頂の神社境内であった。
狛犬や石灯籠があるのだが、その奥には巨岩がそそり立っている。この巨岩を回り込むと社がたっていた。山頂にたつ社は覆いがかかっているのだが、すごく精緻な彫刻が施されていて、じっくり眺めてしまった。
社の先は露岩の展望台である。見下ろすと断崖絶壁で足がすくんでしまう。でも、景色はすばらしくて、すぐ下に用瀬の町並みを見ることができた。

あとは引き返すだけである。お城山分岐から景石城跡に寄ってみようかとも思ったが、めんどうになって真っ直ぐに下ってしまった。車の前に戻ったのは15時10分である。


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林道に車を停めた


ここから登り始める


お城山との分岐


ベンチがあった、ここがお城山との分岐?


尾根に着いた


巨岩の間を過ぎる


三角山山頂





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