2008年春山陰登山
かまくらじやま

標高 610m
登山口→35分→尾根→35分→十字路→10分→鎌倉寺山山頂→5分→十字路→45分→槍ヶ峰山頂→25分→十字路→55分→登山口

鎌倉寺山は広島のロッククライミング発祥の地なのだ。この山ですごいのは鎌倉寺山よりは、槍ヶ峰までのすさまじい岩稜の道である。ロッククライミング発祥の地という意味を思い知らされた。
槍ヶ峰から見る鎌倉寺山

BACK 鷹ノ巣山

2008年5月6日

今日も二つ目の山に登る。鎌倉寺山である。

この山は広島県では数少ないすさまじい岩稜の山なのだ。昭和8年に広島県で最初の岩登りの講座が開かれていて、広島ロッククライミングの発祥の地なのだという。うんと楽しみである。鷹ノ巣山のすぐ隣にそびえる山なのだが、登山口へはぐるりと遠回りしなければいけない。25kmほどを走って、登山口近くに車を停めたのは10時を過ぎていた。
路肩に車を停めて林道を歩いてゆくと、すぐにキャンプ場らしきものがあった。でも、キャンプ場ではなかった。ガイドブックにはキャンプ場と書いてあるのだが、とうに廃業したらしい。そのすぐ先に登山口があった。
登山道には落ち葉がいっぱいで、はっきりしないところもあるのだが、照葉樹林の緑の中を行くのだ。右には沢が流れていてせせらぎが聞こえる。
道はやっぱり荒れた感じで、途中水が流れているところもあった。
傾斜が増してきつい登りになると沢が遥か下に見えるようになって、鬱蒼とした樹林の中をひたすら登って行く。
あえぎながら登って行くと、仰ぎ見る樹林の間に空が見えてきて稜線が近いことがわかる。ようやく登りついたと思ったら、それは尾根の上に着いただけであった。あたりまえである、登山口からまだ35分しか経っていない。ガイドブックでは稜線の十字路まで1時間10分かかることになっているのだ。
尾根に出たのだから傾斜はゆるまるだろうと思ったのだがそんなことはなかった。ひたすら急登が続く。でも、所々で樹林が途切れて展望が開ける。行く手左に見える大きな山が鎌倉寺山である。まだまだ遠い。
尾根にはピンクのツツジの花が咲いていて、これがすごくきれいである。このピンクの花に励まされて急登を続ける。
尾根を左に乗っ越すとようやく傾斜が緩まった。尾根の左側の深い樹林の中を登って、ようやく稜線の十字路に着いたのは11時であった。
右に行くと岩稜の槍ヶ峰である。この山のすごさというのは鎌倉寺山よりは険しい岩稜をたどる槍ヶ峰のほうにあるといっていい。でも、それは後の楽しみに残してまず左の鎌倉寺山山頂を目指すことにした。ただ気になったのは、この十字路に槍ヶ峰への標識はなかったということである。一般路ではないということなのだろうか。ちょっと心配になった。
鎌倉寺山へは明るい樹林の中を登って行く。山頂近くになったら鬱蒼とした林になって、道を示すリボンがあちこちにあって、どの道を行けばいいのか迷うようなこともあった。でも、無事山頂に到着。1110分であった。
鎌倉寺山山頂は樹林に囲まれていて展望はない。三角点もないのだ。でも三角点によく似た、山と刻まれた石柱があった。山頂周りの木に、山名を書いた小さな札が掛けられている。静かな山頂である。
休みながらガイドブックを見ていたら、山頂から南に少し下ったところに鎌倉寺跡があるということがわかった。行ってみることにした。
急な斜面を下ると石仏がぽつんとあった。そしてその奥には苔むした五輪塔が数基あった。こんな山奥にどうやったらお寺を建てることができるんだと不思議に思った。ともかくお寺があったと思わせるものはこれだけであった。
ここから山頂に登り返そうと思ったが、登ってくるとき、赤いリボンがなぜか右にあったのを思い出した。もしかしたら山頂を捲いて登山道に戻れるのではないかと踏み跡をたどってみた。正解、すぐに登山道に合流した。

十字路に戻って、いよいよ槍ヶ峰を目指す。
十字路から少し上ると展望の開けたピークがあって。下に槍ヶ峰らしいピークが見えた。
ここからは急な下りである。鎌倉寺山の標高が610mなのに対し槍ヶ峰は537mなので、かなり下らなければいけないのだ。そしてこの下りは巨岩の間を急降下するすごい岩場の連続なのである。
かなり緊張してくだって行ったが、木々の中の下降でそれほど高度感はない。それでも険しい岩場の連続であることは間違いなくて、そのうえこのコースには鎖やロープは一切ないのだ。

どんどん下って樹林の中の鞍部に着く。ここから槍ヶ峰に登り返すのだ。ここからはさらに険しい岩場の連続であった。ようやく山頂に着いたと思ったら、その奥にもう一つピークがあった。こっちが本当の山頂なのだ。もう一度少し下って登り返す。
ようやくピークに着くと、その先にはまだ鋭いピークが見えた。これはかなり距離がある。また下らなければいけないのかとがっかりしたら、ちゃんと槍ヶ峰という木札がかかっていた。助かったと思った。
山頂は木に囲まれているのだが、その間から鎌倉寺山を見ることができる。鋭くそびえる立派な山である。

山頂から少し下ると展望開けた場所があった。すばらしい眺めを見ながら休憩。東にはさっき登った鷹ノ巣山があるはずなのだが、よくわからなかった。でも巨岩を抱えたりっぱな山がそびえていて、その下には段々畑の村落が思ったより近くに見える。今日は快晴で本当にすばらしいな眺めで見飽きることがない。
あとは来た道を引き返すだけである。槍ヶ峰からの下りの岩場はきつかった。そして鞍部から十字路への登りは岩場と急登の連続で本当にへばってしまった。さらに十字路からの下山路もすごく急な下りの連続で、足がガクガクになってしまった。
ようやく登山口に戻ったのは1315分である。


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登山口


かなり荒れた道を行く


やっと尾根に着いた


鎌倉寺山が見えた


ミツバツツジの咲く道


稜線の十字路


鎌倉寺山山頂


十字路から岩場を下る


下に槍ヶ峰が見えた


岩稜を登る


槍ヶ峰山頂





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