2008年晩秋山陰登山
かぶとがせん

標高 1338m
船上神社→45分→天王屋敷→40分→勝田ヶ山→35分→甲川分岐→20分→甲ヶ山山頂→45分→勝田ヶ山→1:10→船上神社

船上山から、紅葉のきれな尾根を縦走して甲ヶ山山頂に向かった。ラクな山だと思っていたら、山頂直前ですさまじく険しい岩尾根が待っていた。山頂をあきらめて引き返そうかと思ってしまった。
矢筈ヶ山から見る甲ヶ山

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20081115

甲ヶ山登山道は船上神社本殿の左の道を行く。そこには「大山縦走路入口」という指導標がたっていた。
ブナやミズナラなどの自然林が続き、山の上とは思えない平坦な森が広がっているのだ。紅葉が真っ盛りで、きれいな紅葉を眺めながら15分ほど行くと傾斜はきつくなってきた。下生えは黄色く色づいて、その上にブナが茂っている。ブナを見上げながら登って行くと、いつのまにか尾根が狭まってきていた。
行く手には勝田ヶ山と思われるピークが高く聳えている。
道は西に向かうようになって、尾根が屈曲している。緩やかなアップダウンがあって、ピークで左折すると再び南に向かうようになる。
その先で右・天王屋敷という指導標がたっていた。天皇の間違いだと思うのだが…。船上神社から50分ほどたっていた。
ブナ林の中を緩やかに上って行くと、突然、登山道の真ん中に四等三角点がたっていた。地図の標高941m地点のようである。
狭まった尾根を行くと、右には大山がきれいに見えた。樹林がジャマをしているのだが、青空にくっきりと聳えている。展望がいいとうれしくなってしなうのだ。
ほとんど平坦な道を歩いていたのだが、行く手に勝田ヶ山のピークが迫ってくると、しだいに傾斜がきつくなってくる。ついにはすさまじい急登になった。
本当にきつい登りが続き、
途中で傾斜が少し緩まってほっとしたが、その先にも急登であった。息を切らして登って、ようやく平坦になると、そこに四等三角点があった。ここが山頂かと思ったが、この先に少し平坦地があるだけで、山名の標識はなくて、すぐにまた登りになっている。勝田ヶ山山頂はまだ先だと思って、さらに登りを続ける。でも、この登りで腕時計の高度計を確認したら、1150mを越えていた。やっぱり、さっきの三角点の平坦地が勝田ヶ山山頂だったようだ。それにしても、まったく山頂らしからぬピークであった。
尾根がどんどん狭まってきて、その尾根の少し右下を斜めに登って行く。
ようやく痩せた尾根の上に出ると、湧き上がる雲で白く霞み始めた大山が見えた。これから登って行こうとしている甲ヶ山山頂は雲に隠れてまったく見えなかった。
痩せた尾根をひたすら登って行くと、前方の雲が次第に晴れてきた。山頂の前には樹林の生えた台形のピークがあって、その左奥に聳えるのが甲ヶ山のようである。
尾根が左に曲がるところに白い円柱がたっていた。そこには右・甲ヶ山、左・甲川と書かれていて、尾根から下って行く道があった。
ここからは真っ正面に甲ヶ山の三角峰を見て登って行く。
岩場の急な道を登ってピークに立ったが、そこは山頂ではなかった。それどころか、そこからは痩せたすさまじい岩の尾根が山頂に向かって伸びていた。冗談だろう…と言いたくなるようなすごい岩尾根である。これを越えなければ山頂には着けないのかと思ったら、引き返したくなった。
痩せた尾根に巨岩が重なっていて、これを一個一個越えて行くのだ。足場がないような巨岩を越えるところもあって、左右は断崖絶壁、足が震えた。必死で岩にしがみついて、一歩一歩慎重に登って行く。
ようやく岩尾根が終わると、ハイマツの痩せ尾根を行くようになる。ほっとした。すぐに山頂に着いた。
山頂からは昨日登った矢筈ヶ山が見えるはずなのだが、雲で何も見えなかった。それでも、休憩していたら雲の中にうっすらと小矢筈の岩峰が浮かび上がった。
甲ヶ山から矢筈ヶ岳への道を確認したら、ほとんど絶壁のようなところ下るのであった。この縦走をしなくてよかった…と思った。
登ってきた道を引き返すだけなのだが、あの岩尾根を下るのかと思うとすごく気が重い。でも、これを下るしかないのだ。
岩尾根を慎重に下って行くと、3人のパーティが登ってきた。この後も、けっこう登山者とすれ違った。今日は土曜日だということを忘れていた。
岩尾根を過ぎたら、あとはほとんど平坦な道を下ってゆくだけである。帰りは森の巨木の写真を撮ったりして余裕の気分であった。
船上神社に戻ったのは1240分である。時間もあるので、のんびり船上山の史跡巡りをして引き返すつもりだ。


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大山縦走路の指導標がたっている


天王屋敷の分岐


標高941mの三角点


勝田ヶ山が迫る


勝田ヶ山山頂


尾根から甲ヶ山が見えた


甲川分岐


ようやくピークに着いたが、その先は痩せた岩尾根


甲ヶ山山頂





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