2008年春 山陽山陰登山
じっぽうざん

標高 1318m
登山口→40分→瀬戸ノ滝コース合流点→35分→五合目→55分→樹林帯を抜ける→20分→十方山山頂→50分→五合目→30分→瀬戸ノ滝合流点→15分→瀬戸ノ滝→20分→登山口

十方山山頂は笹の草原で、名前の通り、十方の大展望が広がっているのだが、私が登ったときは雲の中で何も見えなかった。でも、五合目まで下ったころには晴れて、もう少し山頂に居ればよかったと悔やんだ。
五合目から十方山を振り返る

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2008年5月25日

今日はもうひとつ、十方山に登るのだ。

冠山から十方山へは10kmたらずである。
女鹿平スキー場を過ぎると道は細くなって、これをどんどん走るとトイレがある駐車場に着く。道はまだ続いているのだが、ここに登山口があるのだ。
この駐車場は瀬戸の滝のためのもので、瀬戸の滝への道は広くてしっかりした遊歩道なのだが、十方山への入口はいかにも心細い。
樹林の中に入るとすぐに急な登りである。登り始めて
7分ほどで瀬戸の滝への分岐があった。りっぱな指導標がたっているのだが、その道は通行止めになっていた。最近、台風で崩落してしまったらしい。
この分岐で右にターンして急な道を登って行く。このまま急登が続くのかと思ったが、意外とそんなきつい登りばかりではなかった。滝の分岐から20分ほど登ったところに標高700mの表示があった。十方山の標高は1318mなので、まだ600mも登らなければいけない。先は長い。
ここから
10分ほど行くと、木の幹に瀬戸の滝という小さな木の札が打ちつけてあった。帰りはこの道を下って瀬戸の滝を見て行こうと思う。
左下に沢の流れを見ながら登って行くと、その流れが滝を作っているのが見えてきた。ガイドブックによると「命の泉ノ滝」というらしい。細い流れの滝である。この滝のすぐ横を登って、滝の上で流れを渡る。
右下にこの小さな流れを見ながら登って行くと10分ほどでこれを右に渡る。このあたりではほとんど水が流れていなかった。
カールのような沢を左にして登り、尾根の上に出るとすぐに大きなブナの木が枝を広げていた。私はこんな巨木が大好きなので、何枚も写真を撮ってしまった。
あとは尾根筋を登って行くのだが、尾根の左下を行くことが多いので、鬱蒼とした樹林の中の登りが続く。
時々とんでもない急な登りがあるが、ふつうはそんなにきつい登りではない。尾根の上に出たとき、樹林が途切れて展望できそうなところがあったが、あいにく雲の中で何も見えない。
急な道を登って明るい尾根の上に出ると、そこが5合目であった。右手が開けているのだが、やっぱり何も見えない。ガイドブックでは瀬戸の滝分岐から5合目まで35分とあるのに45分もかかってしまった。昨日は一日温泉で休養したというのに、調子が悪い。
5合目からは意外なことに下りであった。けっこう急な下りになって、せっかく登ってきたのに…と思ってしまう。鞍部に着くとしばらく平坦な道を行き、登り返し始めたのは10分もたってからであった。
とたんに急登になった。鬱蒼とした樹林の中を登って行くのだが、バラバラと雨が降り出した。天気は回復傾向なのにどうして雨なんだと思うのだが、雨にしてはおかしい。霧で木々についた雫が、風で落ちてきているような気もする。でも、いずれにしろ濡れるのにはかわりはない。雨具をだそうか迷ったが、そのまま歩き続けることにした。
急な登りは15分ほど続いて、ようやく傾斜が緩まると道には笹が現れ始めた。霧に霞む樹林の中を5分ほど行くと樹林から抜け出して笹原が広がっていた。せっかく樹林から抜け出したのに霧で何も見えない。
笹の中のけっこう急な道を登って行くと、また樹林の中に入ってしまった。でも、すぐに樹林から抜け出すして、今度は平坦な笹原であった。霧で遠くは見えないのだが、笹の大草原が広がっているようだ。
これは山頂が近いと思ってどんどん歩いて行くと、遭難碑があった。
この遭難碑から笹の草原を緩やかに10分ほど登ってゆくと、霧の中に指導標が見えてきて、そこが山頂であった。山頂には5人の登山グループが休憩していた。
ガイドブックでは十方山からの展望はすばらしいというのだが、霧の中で、まったく何も見えない。
先に来ていた登山グループが下山して行ったら、今度は二人の登山者が登ってきた。彼らは獅子ヶ谷から登ってきたそうで、この後に40人ほど登ってくるという。広島から来た団体なのだ。でもその本隊が山頂に着くのはあと1時間くらいかかるらしい。時計を見たら1340分であった。そんな調子で明るいうちに帰れるのかと、他人ごとながら心配してしまった。
彼らと話し込んでしまって、下山は14時になった。
山頂から笹原を下って行くと次第に霧が晴れてきて、遠くの山々の一部見えるようになった。でも、すぐに樹林の中に入ってしまった。樹林の中を下って行くと日が射して、緑が輝くようになった。もう少し山頂に居ればよかったか…。
5合目付近で振り返ると山頂が見える。これだけでけっこううれしかった。
瀬戸の滝の分岐に戻ったのは1510分、ここから滝に向かって下る。すぐに流れを渡って、それから少し登るがすぐに急下降になった。どんどん下って行く。きつい下りである。下から滝の音と思われるゴーゴーという音が聞こえてくると、右に沢の流れが見えた。そして、その右に大きな滝があった。これが瀬戸の滝である。
ここからが本当の急下降であった。すごい急斜面をジグザグに下って行く。細い不安定な道で、しかも急な下りである。
下るにつれて、瀬戸の滝の全貌が見えるようになった。二段になったすばらしく迫力のある滝である。感動してしまった。
険しい道を急下降して、ようやく遊歩道に降りついた。そこには滝の展望台があって、滝を見上げるとすごい迫力である。滝見台には滝から飛沫が飛んできて、カメラが曇ってしまった。すごい、すごいと何枚も写真をとってしまう。でも、ここからだと上の段の滝がよく見えない。あの急な道を下ったおかげで、上の滝もよく見ることができたのだ。
滝からは遊歩道を下って行くと、けっこうたくさんの観光客が上ってくる。この途中の渓流がすばらしくきれいで、写真を撮るのに立ち止まってばかりいた。
駐車場に戻ったのは
1547分、空はすっかり晴れて青空が広がっていた。


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登山口の駐車場


十方山登山道


標高700m地点


命の泉ノ滝の上


五合目の標識


道に笹が現れる


樹林から抜け出すと笹の草原


十方山山頂


日が射すようになった


五合目付近で展望が開けた


瀬戸ノ滝


登山口に戻った




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