2008年春 山陽山陰登山
じゃくちさん

標高 1337m
林道終点登山口→25分→延命水→35分→カタクリ自生地→10分→寂地山山頂→30分→延命水→15分→林道終点登山口

寂地山山頂は樹林に囲まれていて展望はない。でも、その樹林はすばらしいブナの林なのだ。山頂の祠は「そうさい神社」といって、島根県から首相(総裁)が出たことを祝ってたてられたのだという。
寂地山山頂

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2008年5月23日

天気予報によると午後から雨になるはずなのだが、ちっとも天気の崩れる気配がない。太陽が明るく照っているのだ。
明日は一日中雨のはずなので、
鬼ヶ城山で登山を終えるつもりだったが、もう一つ登ってしまいたくなった。
次の予定は寂地山なのだが、この登山には4時間15分かかる。でも、ガイドブックをよく読むと林道終点の登山口からだと、往復1時間40分しかかからない。これなら今日中に登れそうである。
でも、林道終点の手前には大戻し遊歩道があって、私はこの道を歩きたかったのだ。遊歩道がちゃんとあるのに、車で上まで行ってしまうのは私の主義に反するのだが、明日のことを考えるとやむをえないと割り切ることにした。
林道をどんどん走って行く。狭い道だが舗装道路である。かなり登ったところに東屋がたっていた。ここが私の歩きたかった大戻し遊歩道の入口であった。残念だが車で通過する。その先は舗装道路からガタガタ道になった。すごい悪路が続く。左側は深い渓谷で絶壁になっているので、おそるおそる運転して、ようやく林道終点に着いた。車が2台停まっていた。
林道終点広場の右に橋がかかっている。これが登山道入口で、山頂まで60分という指導標がたっていた。橋を渡ると階段の急な登りであったが、すぐに平坦な杉林の中を行くようになる。さっきの橋は支流を渡ったもので、左には本流の渓谷が続いている。巨岩が重なる中を清流が流れ落ちていて、けっこうきれいなのだ。
この渓谷を眺めながら鮮やかな緑の中を行くと、再び橋を渡った。これは右から落ち込む大きな沢で、それがこの橋のすぐ下で本谷と合流している。でも、沢の大きさは同じくらいなのでどっちが本谷かは判断が難しいところだ。
登山道は、二つの沢の間の尾根を登って行く。ジグザグのすごく急な登りになった。階段の急登である。この急斜面には大きな杉の木が聳え立っていた。いつも登山口付近でみるような植林ではなくて、大きく成長した杉である。寂地杉というらしい。
見ごたえのある杉林の中、急な階段を登って行くと山頂まで1.5kmの指導標がたっていた。登山口までは0.5kmとあるから、まだ500mしか歩いていないのだ。
ようやく傾斜がゆるやかになって、右の沢を下に見ながら水平な道を行く。自然林が多くなってくると、そこに「延命水」という水場があった。苔むした岩の間を水が流れ落ちている。私はこうした○○水というのは必ず飲んでみることにしている。ザックからコップを出して飲んでみた。冷たくておいしかった。延命水の名前の通りなら、これで寿命が何年かのびたはずである。
自然林の中にも杉の巨木はあって、これを眺めながら歩いて行くと、遥か下にあった渓流がいつのまにかすぐ右を流れるようになっていた。道はこの沢に入ってしまうのかと思ったらその直前で左にターンをした。ガイドブックには、ここにワサビ田の跡の石垣が見られると書いてあったので、よく探したのだが見つからなかった。そんな人口の跡なんて、一度沢が荒れたらすべて押し流されてしまうのだ。
ターンをして登って行くと、再び道の両側には巨大な杉が並び立つようになった。本当にこの杉林はすごいと関心しながら歩いていたら、山頂まで1.0kmの指導標があった。やっと半分歩いたことになる。この指導標の少し先には休憩のベンチが置かれていた。
時々杉が混じる自然林の中を登って行くのだが、急なところは階段になっていて、これを登るのはかなりきつい。一日に三つも山に登るというのは本当につらい。(それなら止めておけばいいのだが…)
山頂まで0.5kmの指導標を過ぎて、階段のジグザグ道を登ると、ようやく平坦地に着く。これが主稜線である。この付近は道沿いにロープが張ってあって、「カタクリ自生地、入ったらダメ」という標識がいっぱい立っていた。
この道を少し行くと指導標のたつ交差点である。左が右谷山・小五郎山で右が山頂である。山頂までは200mと書いてあった。
鮮やかな緑の林の中を行く。この付近はブナ林なのだ。所々にブナの巨木があって見とれてしまう。ブナに見とれながら登って、7分で山頂に着いた。
山頂には大きなブナの木があって、その根元に祠が置かれている。その左奥に山名の標木がたっていてベンチもあった。休憩しながら山頂を一周して三角点を探したが見つからなかった。
山頂はブナの林の中なので展望はない。この寂地山山頂付近は「寂地山ブナ植物群落保護林」になっているのだ。見上げるブナの巨木はすごく立派である。
帰りは登ってきた道を引き返した。午後から天気が崩れるはずだったのに、結局最後まで天気はよくて日が射してした。登山口に戻ったのは1553分であった。


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登山道入口


橋を渡ると山頂まで60分の標識


再び橋を渡る


山頂まで1.5kmの指導標


延命水


山頂まで1.0km地点


カタクリ自生地


指導標のたつ交差点


寂地山山頂


登山口に戻った





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