2009年晩秋山陰登山 
ほうきだいせん

標高 1729m
剣ヶ峰山頂→35分→弥山山頂→40分→六合目避難小屋→50分→夏山登山口→10分→大山寺橋駐車場

三鈷峰から剣ヶ峰経由で弥山まで縦走した。この縦走路は崩落がすいさまじいので通行禁止になっている。このため、大山山頂は弥山としているのだが、標高は1709mで、剣ヶ峰はこれより20m高い1729mなのだ。やっぱり最高点を踏まなければ…と思って縦走したが、膝が震える険しい道であった。
山麓から望む大山

 剣ヶ峰から大山(弥山)へ
尻をついて渡るしかない


痩せた尾根が連続する


弥山からは通行止めになっていた


弥山山頂

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2009年10月29日

剣ヶ峰山頂で休んでいたら、弥山まで行くという二人が登ってきた。私を案内してくれて登山者はここで引き返すのだという。この先の道の状況を訊いたら、平均台のような痩せ尾根が
2カ所あって、これがすごくヤバイらしい。特に、ザレた急斜面を下った先の痩せ尾根が危険だという。弥山から縦走したほうがまだラクかもしれないということであった。本当に行けるか心配になった。でも、ここまで登ってきた道も相当険しくて、登りではなんとかなったが、これを下るとなると、危なさは同じくらいではないかと思ってしまう。二人の登山者は先に出発して行ったので、私は記念写真を撮って、その後を追った。
たしかにすごいナイフリッジがあった。急な崩れやすい斜面は、尻をつけて下った。すさまじく怖かった…。左は浸食を受け崩落した谷が真っ逆さまに落ちている。足が震えてしまう。
息つく暇もなく危ない痩せ尾根が連続する。ここまで来てしまったら引き返すこともできない。
弥山が近づいてくる。登山者がたくさんいるのが見える。もうすぐだと自分を励まして険しい尾根を歩いて行く。弥山直下では左の灌木の中に入って痩せ尾根を捲き、それから草つきの尾根を登る。ここまで来たら大丈夫、ほっと胸をなで下ろす。
振り返ると、南側から雲が湧き上がってきて、尾根の左は雲に隠れていた。
ようやく平坦地に着くと、そこにはムシロが敷いてあった。植生回復を行っているらしい。その中に三角点があった。ムシロなどは踏まないようにして、三角点のすぐ傍まで行って写真を撮った。三等三角点であった。
このすぐ先にたくさんの登山者が見える。弥山山頂である。でも、そこへは柵やロープが張ってあって、これを越えるのはちょっと大変であった。
ともかくようやく弥山山頂にたった。ほっとした。あとは一般の登山道を下るだけなのだ。
山頂にはあの二人の登山者がいたので、お礼を言って私はすぐに下った。



 大山から夏山登山道を下山
大山頂上避難小屋


木道を下る


急な下りになった


六合目


行者谷コース分岐


三合目


登山口駐車場に戻った


大山の弥山山頂付近はすべて木道である。昔の山頂は豊かな草原が広がっていたらしいのだが、登山者の踏みつけで草がなくなってしまい、そのために土砂が流出して荒れ果ててしまったのだ。その植生を回復するために、この木道が設けられたのである。登山者はこれを外れてはいけないのだ。

山頂のすぐ下に大きな小屋が見える。大山頂上避難小屋である。
山頂から下って、この小屋に寄った。すばらしく大きな小屋で、これが避難小屋とは思えない。ここにあるトイレは水洗であった。
小屋から木道を下って行く。ハイマツの絨毯の中に木道が曲がりくねって続いている。これもすばらしい眺めである。木道はけっこうすり減っていて、真ん中が窪んでいたりするのだ。大山は登山者が多いのだ。なんでも、日本で三番目に人気のある山なのだという。一番が富士山で、二番目は槍ヶ岳らしい。
木道の所々には登山道の説明板がたっている。植生回復のことや登山道の歴史のことや、読んでいるとけっこう楽しいのだ。
小屋から25分ほど下ったところに、標高1500mの標識があった。弥山山頂は標高1710mなので、やっと200mほど下ったのだ。登山口の標高は750mほどだから、まだ750mも下らなければいけない。
急な階段道を下って行く。展望は開けていて、下に続く尾根が一望できる、でもすごく下に見える。振り返ると、大山北壁にかかっていた雲はだいぶ薄れてきていて、岩峰が見えるようになった。絶壁の左端に見える三角峰は三鈷峰であることに気がついた。
どんどん下って行くと、七合目の標識があった。ここから7分ほど下ると、ベンチが並ぶ展望台があった。ここが六合目であった。ここには避難小屋があったが、中は狭くて一人しか泊まれないのではないかと思った。
六合目から10分ほど下ったところには元谷経由大山寺への分岐があった。行者谷コースである。でも、私はまっすぐに夏山登山コースを下るのだ。行者谷コースは大山寺まで2.3kmだが、夏山登山コースは登山口まで1.6kmなのだ。

ここから少し下ると小さな石の祠があった。「山の神さん」と呼ばれる祠であるが、最近、再建されたものである。ここにはかって遙拝所があって、東に登る朝日を拝んで登山の安全を祈願したのだという。
この先はすばらしいブナ林が広がっていた。大山のブナ林は西日本最大規模のものなのだ。ブナの林をどんどん下って行くと、鮮やかな紅葉が目立つようになった。下るにつれて、紅葉がどんどんきれいになる。
三合目に着いたのは1442分、山頂から1時間10分経過している。鮮やかな紅葉の色彩が反乱する中を下って行くと8分ほどで標高1000m地点を通過、よく整備された階段道をさらに10分下ったら一合目に着いた。
ここから少し行くと、今朝来た阿弥陀堂の分岐に着いた。戻った…という感じである。
後は石段を下って、夏山登山道入口に着いたのは1510分、そこから右に車道を少し行くと、駐車場であった。車に戻ったのは1515分である。
不可能だと思っていた大山剣ヶ峰の縦走もできて、大満足の一日であった。


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