日本三百名山
さんぽういわだけ 1736m

みょうほうさん 1776m
三方岩岳園地→40分→三方岩岳山頂→1:00→鶴平新道分岐→30分→野谷荘司山→50分→もうせん平→1:30→妙法山山

三方岩岳は日本三百名山の山なのだが、白山スーパー林道の駐車場から登ると40分で山頂に着いてしまう。それではつまらないので、妙法山まで縦走することにした。山頂からは北アルプスが一望でき、白山を間近に眺めることができた。
j縦走路から振り返る三方岩山

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2007920

道の駅白川郷で夜が明けた。6時半頃に車を発進、「白山スーパー林道」に向かった。ところが、この有料道路は8時までゲートが開かないのだ。8月までは7時から18時までなのだが、9月からは8時から17時なのだ。待つしかたがないので、ゲートの横の駐車場で登山記録のパソコン入力をしていた。
85分前にゲートが開いたので一番乗りでゲートを通過。でも、このスーパー林道の通行料はめちゃくちゃに高くて、軽で2540円もするのだ。マスコット人形とスーパー林道の見所マップをくれたけれど…。
走って行くと行く手に岩峰のピークが見えてきた。これが三方岩山なのだ。トンネルの手前に広い駐車場があって、ここに車を停める。
今日登ろうとしているのは日本三百名山の三方岩岳なのだが、この山へは40分で登れてしまう。それではものたりないので妙法山まで縦走するつもりである。でも、これをやると往復で7時間半ほどかかってしまう。休憩をいれたら8時間はかかるかもしれない。困るのはスーパー林道が17時で閉鎖されてしまうことなのだ。それまでに戻ってこれるかどうか。でも、行ってみるしかない。
歩き始めたのは825分、駐車場から車道を渡ったところに登山口がある。
広いしっかりした道で、急な山腹をジグザグに登って行く。きつい登りではない。今日の空は真っ青に晴れていて、登るにつれて展望が開けてくる。
行く手に岩峰の三方岩岳が見えてきて、ひと登りすると稜線の上に出る。緩やかな尾根が山頂に続いている。
尾根からの眺めはすばらしくて、まず目に飛び込んでくるのが、赤茶けた火山土に覆われて高く聳える白山である。私は三方岩岳から妙法山を往復するつもりでいるが、この縦走路は白山まで続いているのだ。この山が白山のすぐ近くだったとは知らなかった。(でも、考えてみたら林道の名前が白山スーパー林道ではないか)

三方岩山山頂に着いたのは95分である。ベンチが置かれていて、そこに立つ白く朽ちたような木柱には三方岩神と刻まれていた。
山頂から四方の景色を眺めると北アルプスが見えた。穂高・槍と続く長い稜線が一望できる。常念や白馬はどれだろうと探していていて間違いに気づいた。私は西側から見ているのだから、裏銀座から薬師・立山の稜線をみているのだ。表銀座の山々は隠れて見えるはずがないのだ。左に鋭く突き立っているのが剣岳らしい。
すばらしい景色を眺めていて時間がたってしまった。
妙法山までの長い縦走路に挑まなければいけない。
山頂から緩やかに下る。でも左は足がすくむような断崖絶壁である。鞍部から樹林の中を急登してピークを越える。三方岩岳より標高は高いようなのだが、山名の標識はなかった。左に緩やかにカーブするようになると展望の尾根になって、振り返ると断崖を持つ三方岩岳がきれいに見えた。再び急な道を登って白く立ち枯れの林を通過してピークを越す。行く手には高く丸いピークが見えて、これを越すのかと思ったら、道は左に緩やかに曲がって行く。実はこの山が野谷荘司でこの縦走路中、最も標高が高い1797mの山なのだ。でも縦走路は真っ直ぐこの山に向かうのではなくて、左に迂回して赤頭山に登ってから鋭角に左折し、それから野谷荘司山を目指すのだ。
山行く手には吊り尾根のような道が続いていて、その道から振り返ると三方岩岳がきれいに見えた。そして下には白川郷の田園風景と境川が深緑のダム湖をつくっているのが見える。
吊り尾根の先端が赤頭山なのだが、ここにも標識はない。でも、ここで鶴平新道が合流する。この分岐から鶴平新道を見下ろすとすさまじく急峻な道である。この道を登るのは遠慮したいと思ってしまった。
ここからは展望の稜線を行く。行く手には大きく野谷荘司山が聳えていて、山腹の左に赤い崩落地を抱えているのが見える。三方岩岳方向からはたんなる樹林に覆われた山にしか見えなかったのだが、この山もけっこう険しい山なのだ。夏だったらすばらしいお花畑なんだろうと思う緑の斜面を急登して山頂に着く。野谷荘司山山頂は長い頂稜の途中にある小さな広場といった感じである。山頂には二等三角点がたっていて、ここからも北に白山、東には北アルプスのパノラマを展望できた。
野谷荘司山からは白山を正面に見る展望の尾根を緩やかに下って行く。少し急な道を下って樹林の中に入ると、道がぬかるんでいる。少し登ったら湿原が広がっていて、ここが「もうせん平」であった。ここにはモウセンゴケが群生しているはずなのだが、よく探して小さな群落を見つける程度であった。
ここから少しだけ登るとすぐに急下降になった。樹林の中をどんどん下って行く。こんなに下ってしまうのかと、ため息が出てしまうほど下ってしまうのだ。
再び登り返すとさっき下ったよりは意外と早く展望の稜線に出た。この明るい稜線を緩やかに登って行くと、行く手に鋭い三角峰が見えてきた。これが今日の目的の山、妙法山である。展望の稜線のピークに着くと、そこが美濃原山である。急な下降になった。これもまた情け容赦なく下って行く。美濃原山と妙法山の標高は同じくらいなのに…とうらめしくなってしまった。鞍部から急登が始まる。いったん傾斜緩まると、行く手にはスラブの岩壁が見える。でも、登山道は右に捲いて樹林の中を急登するのだ。樹林から抜け出し、草原の中を急登してようやく山頂に着いた。鞍部から20分の登りで、到着は1155分であった。よかった、これならどんなにのんびりしても17時までには帰ることができそうだ。
この山頂には三等三角点がある。
妙法山は白山を目指す修験者が通った山で、古来、仏に会える山として有名だったのだ。この山では谷から吹き上がる霧によってブロッケンが見られることによる伝説らしいのだが、仏に会える山なんてすばらしいではないか。
時間に余裕ができたので、真っ青な空と白山を眺め、のんびりしてしまった。
あとは来た道を引き返すだけである。
登ってくるときは逆光で写真が撮りづらかったので、帰りはたくさん写真を撮ってしまった。でも、午後になると遠くの景色はかすんでしまった。
三方岩岳に戻ったのは
15時少し前である。登山者が一人休憩していた。
登山口に戻ったのは1525分、車が3台ほど停まっていた。

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道の駅白川郷


白山スーパー林道入口


登山口向かいにある駐車場


行く手に岩壁がそびえる道を登る


三方岩山山頂


三方岩岳を振り返る


吊り尾根を行く


鳩谷ダム湖


野谷荘司山山頂


もうせん平


妙法山が見えてきた


妙法山山頂





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