BACK 鳳凰山
10月7日
今日は仙水峠まで行くつもりだが、予定歩行時間は7時間40分である。
昨日に比べたらのんびりできる。
テントの前で朝食をとっていたら、登山者が仙水峠のほうからやってきた。まだ6時半である。どこから来たのかと地図を調べてみると、ここから1時間半ほど先に早川尾根小屋というのがあるのだ。小屋までは意外と近いのだ。
テントをたたんで、白鳳峠を出発したのは7時であった。
まず登りである。ピークは赤薙沢の頭。
大きな岩が重なっているピークであった。
ここから樹林の中の道を下る。
どんどん下って広河原峠に着く。
20年前はこの峠で早川尾根縦走を断念したのだ。
ここからはほぼ水平な樹林の中の道になって、早川尾根小屋に着いたのは9時前であった。
ここで水を補給した。昨日泊まった白鳳峠には当然水場がなくて、ポリタンがほとんど空になっていたのだ。
早川尾根小屋からはいよいよアサヨ峰への登りになる。歩行時間3時間と書いてある。長い。
急な登りが続くのだが、そのなかでもけっこうアップダウンがあって、かなり疲れる。
ようやくピークに登り着いたと思ったら、さらにその奥にアサヨ峰の山頂がそびえていた。
ここからさらにもう一登りしなければいけいのかと思うと、疲れがどっと出てしまう。
息を切らせながら登って行くのだが、行く手にはいつも甲斐駒が見えていた。下半分は雲に隠れている。
明日はあの山に登るんだ。雲海の上に浮かぶ八ヶ岳も見える。急登が続くのだが、こんなすばらしい景色を見ながら行くのだから、なんの文句があろう。
アサヨ峰の山頂に着いたのは11時を少し過ぎた頃であった。
意外と時間が短縮できた。
山頂からは中央アルプスの山並みも見ることができた。
なによりもすばらしいのは甲斐駒ヶ岳の景色。
1時間もこの山頂にいてしまった。
岩場の稜線を行く。三角点のある栗沢の頭を過ぎると、あとは急下降するだけ。
ガラガラの大きな石の重なる道を駈けるようにして下っていく。まだかまだかというほど下って、ようやく仙水峠に着いたのは1時半であった。
仙水峠から甲斐駒を眺めるのを楽しみにしていたのだが、雲に隠れて見えなかった。
仙水小屋に着いたのは2時少し過ぎ。
3連休なので登山者が多いはずである。テントが張れるか心配だったのだが、時間が早いせいかテントは1張あるだけであった。
のんびりできる。
小屋からビールを買ってきて、1人で乾杯した。
20年来、果たせなかった早川尾根の縦走ができたのだ。
4時過ぎ頃になったら、人がたくさんやってきてテント場が満員になった。
騒々しくなった。
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朝、稜線に出ると甲斐駒が

広河原峠

早川尾根小屋

アサヨ峰山頂

栗沢山山頂

仙水峠が見えてきた
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