1992/10/10  標高1042m   

樽前岳は支笏湖を囲む山の一つだ。

私個人としては、支笏湖の山だったら恵庭岳とか、風不死岳の方が名山にふさわしいと思うのだが、私の見る目がないんだろうか。



1992年10月10日

体育の日は樽前岳に登って、それから暑寒別岳に登ることにした。
樽前岳は支笏湖を囲む山の一つだ。
山容が極めて特徴的で、凸のかたちそのものをしている。
大きなテーブルのように山上部が平らになっていて、そこに火山ドームが四角い形で置かれている。
私個人としては、支笏湖の山だったら恵庭岳とか、風不死岳の方が名山にふさわしいと思うのだが、私の見る目がないんだろうか。
ともかく、北海道の200名山で残っているのはこの樽前岳と暑寒別岳になってしまったのだから、行くしかない。
例の如く、北海道は広い。
釧路から道央に向かおうとすると、必ず峠を越えなければいけない。北海道の真中には大雪山系がどっかりと聳えて、そこから南に十勝連峰が伸びて、さらに日高山脈が襟裳岬まで続き、そこで太平洋に落ち込む。
この連山のどこかを越えないと道央に抜けることはできないのだ。
北の狩勝峠は十勝平野と石狩平野を結ぶ峠だ。この峠を越えると、富良野に抜けることができる。
今回は日勝峠を越えていく。この峠は日高山脈の北を越えて、日高の町に降りる。この峠を越えるときにイライラさせられるのが、トラックの後についてしまったときで、時速30kmくらいで前を走られると、無理してでも追い越したくなってしまう。

日勝峠を越えて日高町の下り、そこからさらに曲がりくねった峠道を越えて千歳に出る。
千歳から支笏湖に向かう。支笏湖は意外と札幌からも近いのだ。

この日は、あいにくの曇り空だった。
モーラップキャンプ場の横から、登山口に続く細い道に入る。
登山口が7合目になっていて、ここに車を停車する。
この登山口から山頂までの所要時間はほんの1時間たらずだ。

200名山を登るにしては、とんでもなく張り合いがない。
山頂をめざして、緩やかに登っていく。道は広くてしっかりとしていて、ファミリーハイクが楽しめるコースだ。
ところが、途中から風が強くなってきて、山頂の稜線に出たら雨になった。
山上には広い火口原が広がっていて、その外輪を歩いていく。
この外輪山を歩いているときは、横殴りの雨というすごい状況になってしまった。
ファミリーコースだなどと侮っていたから、山の神様が怒ったのかもしれない。
樽前山山頂には12時到着。
山頂はガスの中で、展望はまったく得られなかった。
ガスが薄れたときに、チラリとだけ溶岩ドームが見えた。

本当は、ここからは支笏湖の眺めと、間近に噴煙を上げる溶岩ドームのすばらしい景色が見れるはずだったのだ。
火口原に下って、溶岩ドームの真下まで行くつもりもしていたが、視界がきかなくて迷ってしまいそうなので止めた。
来た道を、傘をさして引き返した。
傘も横殴りの風で、吹き飛ばされそうになった。
下山途中でようやく雲の下に出て、そこから支笏湖が見えた。

登山口に帰ってきたのは12時半だった。
所要時間はわずかに1時間半。

駐車場から振り返ると、山頂は曇で覆われているものの、樽前山の山腹は鮮やかな紅葉で飾られていた。

早く下山できたけれども、次は暑寒別岳に登る。これもけっこう遠い。がんばって運転しなくては。



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2004年 樽前山登山


樽前山登山口の案内板


紅葉真っ盛りだった


樽前山山頂


溶岩ドームが少しだけ見えた


広くて歩きやすい登山道


向こうに支笏湖が見える


登山口に帰ってきた




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