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BACK 樽前岳
10月10日
樽前岳に登ったあと、暑寒別岳に登る。
支笏湖から千歳に戻って、それから札幌市内を抜けて、新十津川に向かう。このあたりで暗くなった。
登山口になるに南暑寒荘の前に車を停めて、寝た。
暑寒別岳のすばらしさは、山の上に広がる湿原のすばらしさにある。北海道の尾瀬ともいわれる。
この山の登山口は増毛から登るコースと増毛から登るコースの2つあって、前者は所要7時間、後者が9時間50分かかる。
短い増毛からのコースを選びたいところだが、雨龍沼湿原を通るためには滝川からの登らなければいけない。
10時間弱歩くことになるが、滝川コースにした。
10月11日
朝、簡単に食事をして5時頃、歩き始める。吊り橋を渡って、しばらく行くと大きな滝があった。これが白竜の滝だ。
このあと、急な登りになる。
歩き始めて1時間半ほどで道は平らになって、笹に覆われた道を少し行くと、待望の雨龍沼湿原が広がっていた。
朝のうちは天気がよさそうな気がしたのだが、暑寒別岳には雲がかかっていた。
でも、すばらしくきれいな湿原だ。木道を散策気分で歩いていく。
草原が黄金色に染まっている。これを草紅葉というのだそうだ。
雨龍湿原は晩秋の今でも、十分美しい。
湿原の風景を楽しんでいたが、のんびりしているわけにはいかない。山頂まではまだ4時間以上登っていかなければけないのだ。
湿原を横切って、登り口に着く。ここからしばらく登っていくと展望台があって、雨竜沼湿原が一望に見渡せる。すばらしい景色。
私は、尾瀬に一度行ったことがあるのだが、それが5月の中旬だったため、尾瀬は一面の雪の原だった。尾瀬と比較するのはできないのだが、ともかくすばらしい湿原であることは間違いない。
雨龍沼のパノラマを見ながら登っていく。
1時間30分で南暑寒別岳の山頂に着いた。
ピークとしてはあまり目立たない山で、歩いていく尾根道のちょっとしたコブという感じだ。
ここでしばらく休憩して、いよいよ暑寒別岳山頂をめざす。
南暑寒別岳までは緩やかな登りだったのだが、ここから一気に急な道を下ることになった。ガイドには標高差200mとあった。
下りきって登り返す。
暑寒別岳は緩やかな山と思っていたら、けっこう岩場のようなところもあった。
2時間歩きつづけて、やっと暑寒別岳山頂に着いたのは10時15分であった。予想以上に早く着くことができた。
山頂からの景色を楽しみにしていたが、霧のなか。
たった一人であった。
何も見えないし、寒いのですぐに引き返した。
雨龍沼湿原に戻ってきたのは1時半頃であった。
時間に余裕ができたので、もう一度ゆっくりと湿原を散策した。木道は途中二つに分かれていて、ペンケコースと浮島コースという。どちらも距離はほとんどかわらない。
ビデオを撮りまくって、南暑寒荘の建つ登山口に帰ってきたのは3時前であった。
朝、5時に出発したかいがあった。
しかし、わたしはこれから釧路まで350kmの道を走らなければいけない。
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