BACK 谷川岳
1999年8月8日
今朝も風は強い。雨具も十分乾かなかった。
5時頃に小屋を出発して、万太郎山に着いたのは6時半。
展望はまったくダメ。
7時半に毛渡乗越を通過して、200名山の仙ノ倉岳に着いたのは10時頃であった。
頂上はなんかやたらに広くて、かなり急な道を登ってきたのだが若干拍子抜け。
ガスで何も見えない。
ここからは緑の草原の中の道で、次第に天気も回復してきた。稜線の北のほうは下界が見えるようになってきた。
平標山には11時少し過ぎた頃に着いた。
ここから方向を変えて、南に下っていく。この下りは、立派な木道になっていて、逆に少し歩きにくかった。天気は回復傾向。
「平標山の家」には11時50分着、この頃から時間が気になり始めた。法師温泉から15時25分発のバスに乗りたいと思っている。
しかし、それでも途中にあった大源太山のピークに寄った。性格として山頂があると見逃せない。
三国峠に着いたのは2時半であった。
ここから法師温泉には1時間半かかる。どうしようか。次のバスは5時までない。
…走ることにした。
三国トンネルに沿って下り、国道17号線に降りつく。
困ったことにアルペンガイドの地図はここで終わっていて、道がどうなっているのかわからない。しばらく国道を歩いてそれから谷筋に降りるのだが、その入り口がわからない。ガイドブックにはドライブインの脇から下ると書いてあったが、そんなものはすでに取り壊されて影も形も無くなっていたのだ。なんとか下山口を探し出して走って降りた。。
走り続けて、法師温泉に着いたのは3時10分頃であった。
1時間半の行程を40分で走った。疲れた。
法師温泉は、なにかしら歴史の重さを感じさせる立派なたたずまいで、時間があったら是非入ってみたいと思う温泉であった。
猿ケ京温泉でバスを乗り換えて沼田まで行き、ここからJRに乗って土合に帰ってきた。
疲れ果てて土合に帰ってきたが、まだ最後の登りが待っていた。
土合駅プラットホームから続く長い長い階段。
うらめしく感じた。
BACK 日本二百名山
|
|
2012年7月の登山記録
大障子避難小屋
仙ノ倉山山頂
雲が少し晴れてきた
平標山山頂
平標山の家からの眺め
大源太山山頂
|