2002/10/12

標高 1126m
三瓶山はススキの原の向こうに聳えていた。
秋のよく晴れた日ですばらしい登山が楽しめた。
西の原から三瓶山



20021012

せっかくの3連休である。天気予報では3日とも晴れるということだ。山に行かずにおれないではないか。
今回めざすのは中国地方の山である。先週、氷ノ山と扇ノ山を登ったので、その残りの山を登ろうと思う。
今回は車で出かける。遠出するのだから、できるだけたくさんの山に登りたい。
予定としては、第1日目に三瓶山に登り、2日目は比婆山と道後山の2つに登り、3日目に蒜山に登るつもりである。

朝の5時に家を出た。
まだ真っ暗である。先週、6時に家を出たら、宝塚のあたりで渋滞したので、もう少し早く出ることにしたのである。
ところが、三瓶山までは遠かった。三次のインターを降りたとき、支払った高速料金は7100円で、400kmも高速を走ったのだ。
一般道を三瓶山に向かう。ところが、途中でカーナビが壊れてしまった。時々おかしくなるのだが、困ってしまった。地図は、高速のサービスエリアでもらったおおおざっぱなものしかない。ともかく、この地図で行くことにした。
一度、道に迷ったりしたが、なんとか三瓶高原までたどりつけた。
空はきれいに晴れている。道を走って行くと、行く手にアンテナのいくつも立った山が見えてきた。これが三瓶山のようである。少しがっかりしたが、でもこれは女三瓶だったのだ。
高原の道を走って「西の原」に行く。
西原は草原のすばらしく広々したところ。その黄金色の草原のむこうに、りっぱな山が聳えている。これが三瓶山である。雰囲気的には九州の由布岳に似ている。
この西の原の登山口に着いたのは10時であった。
ここでは、草原の中で、近くの高校生なのだろうか、マラソンの練習をしていた。こんなところで走ったらさぞや気持ちがいいだろうと思う。
駐車場に車を停めて歩き始める。すすきの原を行く。
目の前に聳える三瓶山はすごく急な山に思える。
すすきの原から樹林の中に入ると、すぐに急登が始まる。大きくジグザグをきって登って行く。森林限界の上に出ると、下はすばらしい高原の風景。空も晴れていて、登山日和である。
山頂近くになると、すすきの草原に出て、その中を行く。最高峰の男三瓶はもうすぐである。山頂には登山者が多かった。何か観光客のようなかっこうの人もいる。実はこの山頂の隣の女三瓶にはケーブルが通じているのだ。
山頂を後に、女三瓶に向かう。
この道はけっこう急で、途中に岩場もある。
三瓶山というのは、旧火山である。真ん中に火口があって、それを取り巻く外輪山が三瓶の山々である。男三瓶が12時の方向にあって、3時の方向に女三瓶、7時の方向に孫三瓶、9時の方向に子三瓶があるという配置である。
私はできたら、この三瓶と名のつくすべてのピークに登りたいと思っているのだが。
女三瓶はアンテナ群が立っている山頂で、その施設の傍らに山頂の標識があった。
ただ、ここから見る男三瓶の姿はすばらしかった。
ここから孫三瓶に向かって縦走していく。途中に展望台があった。この展望台からは、「室内」と呼ばれる火口を見下ろすことができるのだ。
指導標があって、ここから室内に下れるようである。私は外輪に沿って縦走するつもりだったが急に気が変わった。ここから室内に下って、それからちょうど正面に聳えている孫三瓶、子三瓶に登り返すことにした。
火口のそこにはすごく濃い緑色をした「室内池」がある。この辺にも立ってみたい。
急な樹林の中の道を下って行く。紅葉が始まっていて、けっこうきれいである。
この道はあまり人が通らないようで、道が荒れている。
池のほとりに着くと、水はきれいに澄んでいた。上から見たときは、プランクトンが異常発生しているような不気味な緑色だったのだが。
池の周りを歩いて行くと、「島地獄」という標識が立っていた。火山活動の名残がかすかに残っていて、このあたりから蒸気が吹き出しているのだそうだ。
ここから稜線に向かって登って行く。急な道を登ると、意外と簡単に稜線に着いた。
ここは子三瓶と孫三瓶の鞍部にあたる。今日は孫三瓶から三瓶温泉に向かって下るつもりなので、まず子三瓶に登ることにした。すごく急な道をジグザグに登って行く。登山者が多い。登りついたところから少し左に入るとそこが子三瓶山頂である。ここからは男三瓶、女三瓶、孫三瓶、すばらしい展望である。
この山頂で休みながら地図を見ていて気がついた。この子三瓶から男三瓶方向に下った鞍部に西の原に下る道があるのだ。
孫三瓶を先に登ってそれから子三瓶を登ったら、そのまま車のあるところに戻れたのに。
でも、孫三瓶に登らずに帰るわけにはいかないので、もう一度下ってそれから孫三瓶をめざす。
孫三瓶は細長い山頂を持っていて、登り着いたところに山頂の標識が立っていた。
ここで女三瓶、子三瓶の写真を撮って、もう一度鞍部に下った。ここからも下る道があるのだ。この道のほうが西の原に近いところに降りるのかもしれないと思ったのだ。どんどん下って行く。道は荒れていて、けっこう歩きにくい。
途中で孫三瓶から下ってくる登山道と合流した。孫三瓶から直接下ってきても同じだったのだ。
道は車で通った国民宿舎のあるあたりに着いた。ここにはお地蔵様があって、孫三瓶登山口の標識があった。
さて、ここから西の原まで舗装道路を歩かなければいけない。
なんかずいぶん遠いような気がしたのだが、30分ほどで西の原につくことができた。
西の原の少し手前で、国道から離れて牧場の中の道に入った。
道はきれいに刈り込まれていて、すすきの原の中を行く。
これはけっこう気持ちがいい。黄金色の草原と銀色のすすきの穂。
秋を実感させる逍遥であった。

明日は吾妻山と道後山の二つを登るつもりである。西の原で車に乗り込んでエンジンをかけたら、壊れていたカーナビが復旧していた。助かった。吾妻山には比婆山のほうから登るつもりである。登山口には県民の森自然公園がある。
国道431号線を南下して、山道に入る。
県民の森の手前の道路脇に車を停めて、ここでキャンプをした。





NEXT 道後山

西の原


西の原から三瓶山


ここから登りになる


展望のいい登山道を行く


男三瓶の山頂三角点


男三瓶から女三瓶は岩場を下る


女三瓶山頂


室内の池


島地獄


子三瓶山山頂


孫三瓶山山頂、向こうは子三瓶


孫三瓶の登山口



西の原から三瓶山

ススキの原がきれいだった

女三瓶山
女三瓶から男三瓶
孫三瓶と子三瓶

室内沼

子三瓶から孫三瓶
孫三瓶から男三瓶





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