三つ峠山
みつとうげやま

標高 1786m


初冬の晴れた日に三つ峠山に登った。この山はロッククライミングのゲレンデとして有名なのだが、私は岩登りができないので眺めるだけ。でも、富士山がすばらしくきれいであった。

三つ峠からの富士山


2010年の登山記録

1983年12月17日

私が三つ峠山を登ったのは東京に住んでいた時だった。

三つ峠といったらロッククライミングのゲレンデとして有名だ。ただし、私自身は岩登りはまったくできない。でも、小説なんかでもよく出てくる三つ峠を見てみたいという気持ちも強かった。
出かけることにした。

このときは京王線の聖蹟桜ヶ丘に住んでいた。京王線で八王子に出て、国鉄に乗り換えると意外と三つ峠山は近いのだ。

始発の電車で出かけた。

八王子で中央線に乗り換えて、さらに大月駅で富士急線に乗り換え、三つ峠という駅で降りる。


登ったのは12月で、初冬だった。

この次期、関東は快晴の日が多く、この日もすばらしい天気にに恵まれた。

駅からの道を山に向かって歩いていく。
1時間ちょっと歩くと達磨石というところについて、ここから登山道が始まる。
八十八大師という石仏が並ぶところまでは約2時間の登りだ。
この間ジグザグの急な登りが続く。
展望が開けてくると、富士山が思ったよりも間近に見える。

青空のもと、すっくと聳える富士山はきれいだった。
八十八大師からほんの少し行くと白雲荘。この小屋の前が富士山を展望するテラスになっていた。
富士山はきれいだった。
これを見ただけでも、登ってきたかいがあったというものだ。

この白雲荘のすぐ裏が有名な三つ峠の岩場になっている。
三つ峠の屏風岩はさすがにすごい。ただ、穂高の屏風のような全面、岩の絶壁を想像していたのだが、途中にはけっこう草や潅木が生えている。
三つ峠の岩場には何組かのパーティが取り付いていた。

岩登りができるというのはうらやましいという気もするが、私にはできない。守備範囲外とあきらめている。

このゲレンデを大きく巻いて山頂に続く登山道をたどる。

山頂には記念石碑みたいな標識が立っていた。

この山頂から、真正面に富士山が見えた。

富士山は日本一の山だよな、とつくづく納得してしまった。

天候に恵まれて、すばらしい山行が楽しめた1日だった。



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登るにつれて富士山が見えてくる


石仏が並ぶ八十八大師


富士山がきれいだ


三つ峠の岩場


三つ峠山頂




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